読者さんからの返信で、いろいろと思うところがあったので、今日はそれを取り上げたいと思いますね。
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ちょうど「素直」ということについて考えていて。
いま、小2の息子がプチ反抗期のような感じで(^^;;
小学校に入るまでは「わりと素直なタイプかな」なんて思ってたので、なおさら変化を顕著に感じています。
日常の本当に些細なことですが、
どろんこで帰ってきた時に、お風呂にすぐ入ってほしい私vs 嫌だめんどくさい、の息子。とか^^
それゴミ箱に入れてね〜
今日おたよりある?見せて〜
洗い物、出しといてね〜
返事だけして動かないとか
「えぇ〜!?」ってめっちゃ嫌がったりとか^_^;
一応「どうして嫌なの?」と聞いてみて、納得いく答えが返ってきたら認めてあげようと思っても「嫌だから嫌だ。」「やりたくないからやりたくない。」とf^_^;
うん、それもそうなんだろう、わからなくもないけれど。
なんてやりとりを日々していて、
ふと、素直=従順 でもないよな…と思ったのでした。
よく学校とかで「素直ないい子」って評される子はきっと先生の言うことをよく聞いて、言われた通りの行動を嫌がらず前向きにやる子だったりするよなー、それって「従順」ともいう。
でも、自分の気持ちに素直であるっていうことも大切だし素敵じゃない?と思うのです。
調べてみたら
【従順】
性質・態度などがすなおで、人に逆らわないこと。おとなしくて人の言うことをよく聞くこと。また、そのさま。
対義語:強情
【素直】
1 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
2 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。
3 物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。
4 技芸などにくせのないさま。
5 物事が支障なく、すんなり進行するさま。
対義語: 意地っ張り、頑な、頑固
たしかに意味の近い部分もあるけど、履き違えないようにしなくちゃなと思いました。
子どもに、知らず知らずのうちに「従順さ」を求めてしまっていないか。
自分自身も「素直」のつもりで、何かに対して「従順」になっていないか。
「素直」について調べていたら見つけた記事の抜粋です^^↓
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例えば京セラ創立者の稲森和夫氏は自身の哲学として「素直な心は、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと」、「素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることができる人が本当に伸びる人」と述べています。
またパナソニックグループ創業者の松下幸之助氏は、著書『素直な心になるために』で素直な心の内容10箇条を説いています。
そのうちの二つの内容は、「素直な心とはすべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心」、「素直な心とはよいものはよいものと認識し、価値あるものはその価値を正しく認めることのできる心」というものです。
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今日も、ありがとうございます。
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これはどういう関係性かにもよりますが、
基本的に親子でいうと、これは、「従順」さを求めてますよね。
それしてくれないと、こちらが困るから、というのが大いに含まれているというか。
だから言い方は「お願い」だったり「指示」だったり、するけど、コントロールが含まれる感じ。
人ってそこにコントロールを感じると、反発する場合もありますよね。
仕事でも上司と部下なら同じような感じになる場合も多いかも。
基本的には日本の教育は「言われた通りの行動を嫌がらずやる従順な羊を育てている」と
(コロナとかもわかりやすかったですね)
私は思っているので、そうすると、「素直でいい子」ってなるけど、実は「従順で扱いやすい子」になりますね(+_+)
で、シェアしてくださった記事の抜粋に私の欲しい答えがあるというか、稲盛さんの
「素直な心は、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと」
「素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることができる人が本当に伸びる人」
松下さんの
「素直な心とはすべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心」
「素直な心とはよいものはよいものと認識し、価値あるものはその価値を正しく認めることのできる心」
こういう風に言語化して頂いてありがたいというか、
これは従順である、とは違いますよね。
ちょっと、音読してそらで言えるぐらいになりたい名言です。
ということで「従順である」という事と「素直である」という事は全然違う
自分も相手にどちらを求めているか?などをしっかり感じながら、日常生活を送りたいものですね❤