外国人「韓国株式市場、魅力を失う」…投資額は日本の１％
韓国株式市場から資金が出ている。過去３年間、国内株式型ファンド（ＥＴＦ除く）からは１６兆ウォン（約１兆７０００億円）流出した。２０１１年に一日平均９兆ウォンにのぼった有価株式市場の取引代金は今月５兆ウォン台に縮小した。企業の収益性悪化と成長動力の失踪、そして各種規制によって国内株式市場は過去３年間、５．２％上がる「ボックス圏」に閉じ込められたまま萎れる姿だ。
◆力を失った実績、低い配当
韓国株式市場が力を失っている最も大きな理由は企業の実績悪化だ。韓国取引所によると、上場企業の２０１０－２０１３年の売上高は１２４０兆－１３７０兆ウォンの間にとどまったが、営業利益は急激な減少を見せている。２０１０年の９４兆５１１８億ウォンから昨年は６８兆９７３６億ウォンに減った。
（中略）
円安が本格化した１０月以降、韓国に流入した資金は日本の１０５分の１にしかならない２億６４００万ドル。また滬港通（上海と香港の株式取引の相互乗り入れ）が実施された１１月１７日以降では、国内流入額は１６億ドルと、中国の７分の１にすぎない。
（中略）
◆国内の投資家も海外へ
韓国を離れて海外に目を向ける投資家が増加している。韓国預託決済院によると、１１日基準で国内投資家の外貨証券保管残額は１５３億７６７４万ドルと、２０１３年末１１８億４８３６万ドルに比べ３５億２８３８万ドル（２９．７７％）増えた。
リュ・ジョンア・ウリィ投資証券プレミアブルー江南センターＰＢチーム長は「超低金利時代が本格化し、動きが速い投資家は昨年から先進国の株式などへの直接投資を増やしている」とし「最近は東南アジアなど新興国にも投資を拡大している雰囲気」と説明した。
（１） http://japanese.joins.com/article/024/194024.html?servcode=300§code=300&cloc=jp|main|inside_right
（２） http://japanese.joins.com/article/025/194025.html?servcode=300§code=300
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
”韓国株式市場から資金が出ている。過去３年間、国内株式型ファンド（ＥＴＦ除く）からは１６兆ウォン（約１兆７０００億円）流出した”・・・たかが1兆7000億円ねえ・・・・・
しかし韓国の株式市場の規模は昨年7月末現在で、上場している株式総額は97兆2,463億円程度に過ぎませんしねえ。
そのうちサムスン電子は16兆4,503億円・・・・・・市場の約17%ですな。
日本の場合は東証一部と二部を合わせると498兆1,980億円強となります。トヨタ自動車の時価総額は25兆円程度ですから、市場の12.6%程度を占めます。
しかし韓国の株式もそれなりに健闘してるとは思いますよ。まあ大銀行はウリ銀行を除いて外資が支配していますし、サムスン電子もヒュンダイ自動車も株式の5割前後は外資が保有していますが。
”韓国株式市場が力を失っている最も大きな理由は企業の実績悪化だ”・・・そりゃそうです。韓国の企業などは営業利益で借入金の利息も払えないところが多いのですから。
財閥でもこんなものなんですね。
” 円安が本格化した１０月以降、韓国に流入した資金は日本の１０５分の１にしかならない２億６４００万ドル”・・・そりゃあ外資だって二の足踏みますわ。
それにリーマンショック以後、アキヒロ君が続けていたウォン安政策が破綻しまして、ウォンはじりじりと高騰し・・・・・そりゃあ”韓国を離れて海外に目を向ける投資家が増加している”・・・ウォン高のうちに利益を確定して韓国を離れるのも無理はないでしょ。
”超低金利時代が本格化し、動きが速い投資家は昨年から先進国の株式などへの直接投資を増やしている”・・・リーマンショックの後でアメリカが超金融緩和をした時は、余ったカネが石油などに流れ込み、価格を押し上げましたが、幸い石油は供給過剰のようで価格は下がりつつあります。
隠居が屋根の融雪装置に使っている灯油もリッター100円を大きく割り込みました。
株？隠居は興味がありません。日本人の大半がそう考えているらしく、東証の株式取引に占める外国人の割合は7割近いんですね。
韓国人は借金してでも株を買うという勇猛果敢な人が多いようですが。
アマゾンはこちらです。そろそろ終戦か。
諦めたらそこで試合終了ニダ。