中国の歌手、程璧(チェン・ビー)のニューアルバムは日本と関わりの深い作品になるようです。
 
 
彼女は文学系シンガーソングライターって印象で、4月に北京で行われた読書会?では岡倉天心の『茶の本』を取り上げたり、7月には石川啄木の詩の朗読会?に参加したりしてます。
既存の詩に曲をつけて歌うということもやっていて、谷川俊太郎の「春の臨終」を歌にした「春的臨終」という曲もあります。
 
セキセイインコ黄
 
近日発売予定らしいニューアルバムでは、全曲?金子みすゞ(金子美玲)の詩を歌ってるそうです。
調べてみたら、金子みすゞの詩に曲をつけて歌う人は多いみたいですね。
現在、アルバムから3曲公開されてます。
作曲はどれも程璧
 
 
音譜当我寂寞的時候 (当我寂寞的时候)
これは「さびしいとき」の中国語訳に曲をつけたもの。
「わたしが さびしいときに、ほとけさまは さびしいの」
 
音譜我和小鳥和鈴鐺 (我和小鸟和钤铛)
私と小鳥と鈴と
♫我們不一様,我們都很棒(みんなちがって みんないい)
 
音譜房総半島最南端 (房总半岛最南端)
このみち」(このみちをゆこうよ)
「このみちのさきには、なにかなにかあろうよ」
去年の夏に房総半島を訪れたことがアルバム制作のきっかけ?になったそうで、それでこういうタイトルになってるようです。
 
アルバムの発売日はまだ分からないけど、日本でもPANDA RECORDから発売されるんでしょうか?
NEW追記NEW
このアルバム『早生まれの鈴虫』が日本でもiTunes Storeなどで配信中。
 
音譜セキセイインコ青音譜
 
8月にはPANDA RECORD仲間の莫西子詩(モーシー)と一緒に日本でコンサートをするそうですよ。
 
程璧には「沖縄民謡」というオリジナル曲もあるから、沖縄、ぴったりですね。(下の動画で流れてる曲)
 
 
ビーグル犬しっぽ 程壁じゃないよ!程璧だよ!ビーグル犬あたま