Life is Stimulation!!
A Beautiful Mind
- 実話です。
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ビューティフル・マインド ― アワード・エディション
主人公のジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は有名大学に在籍しており、その天才的な才能で研究所で働くことになる。ある日、政府から極秘任務を依頼され、彼の運命が変わっていく。★★★☆☆
実話とは感動です。
何がかというと、これぞ『運命の女』なのではないかと思います。前回の映画とは大違いです。
どんなに辛いことがあっても一緒に乗り越えていこうと決断できる関係は素晴らしいです。やはりそういう奥さんでないと!!
良かったのは、本当に純粋な心を持っているんだなと感じれたことです。
印象に残ったのは、まず
「勝利を複数で分かれば、敗者はでない」
という台詞。感動です。確かにそうですが、世の中自分のことばかりを考えがちです。こんな考え方の人間が増えれば、世界中が平和で幸せになれるのになと思います。
ちょっとこれと関係しますが、でもナンパでのシーンでの発言。
「アダム・スミスは個の利益を追求した結果、社会全体の利益に繋がると言う。しかしそうでなく、個と全体の利益を追求することが、社会全体の利益になる。」
と。例えるなら、マクロ経済だけでなくミクロ経済で複数の効用を考慮せよ、って感じですかね。もう詳しくは説明できずにわすれちゃいましたが・・・。
感銘だけでなく、ロマンチックなシーンもありました。
①星座でモノを創る
②愛も宇宙と一緒で無限大
どちらも、俺が女なら落ちます。
①なんて卑怯にも程があります。何でこんなことを考え付くんだ?やはり beautiful mind の持ち主だからでしょう・・・。こんなキザなことは一生出来ませんし、やらないでしょう。世の中にはパクってやってる人はいそうですが・・・。そんな人は微妙ですよね・・・。
②は女が言った一言ですが、全てにおいて数学的な数値で物事を捉えたいジョンを納得させました。その通りという感じですが、上手すぎます。流石です。世の中、ハカれない(図れない・計れない・測れない・量れない)ものは多々ありますね。
真面目な感想もちょっとだけ。
天才とは自分でプレッシャーを作ってしまい、自分の理想像といつも葛藤する生き物なのかなと思いました。生憎、幸か不幸か、どうやら俺は天才ではないらしく、そんな自分のプレッシャーに負けたことがないです。というか、自分に甘いだけかも知れませんが・・・。
ただそんなプレッシャーに負けることはあっても、beautiful mind を持っていれば、いずれジョン・ナッシュのようにノーベル経済学賞を受賞できるようになるんでしょう!!
ま、そんな凄くないにしても、とりあえず心は真似出来ますからね。
一緒のパターンとしては、シックスセンスがありますが、撮り方としてはシックスセンスが上です。
が、感動的なのはこっちなので、こっちをお薦めします。
LEON
久々に見てみたくなりました。
- パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- レオン(吹替)
殺し屋レオンの隣に住んでいたマチルダは、ある日事件に遭遇しレオンに助けを求める。それから孤独なレオンが少女マチルダに少しずつ心を許していく。★★★★☆
久しぶりで、ラストシーンなんて忘れてました。あんな悲しいラストシーンだったかなー、と言う感じです。なので、☆一つ削りました。やはり happy end じゃないと。
でも最後の台詞は泣かせますね。
「present from Mathilda」
でしたっけ?
男の中の男でしょう!!これ以上言うこと無し、って感じです。
この映画を見てて思ったこと。
やはり殺し屋でも人間性はたっぷりあるなと。植物を友達として大事に育てているのは孤独だからだろうけど、いざ子供と触れ合うと一人の人間として良心が垣間見える所は良いですね。
そんなシーンを見てると、最近色々な嫌な事件はあるけど、どんな悪い人でも良心ってあるんだなと思います。そうでなくても、そうであって欲しいという願望を持ちながら見ました。
そして、リュック・ベッソンと言えば、ジャン・レノ。という感じですね。良いコンビです。
最近で何かありましたっけ?
あと、ナタリー・ポートマン。
と言えば、勝手にシャンプーのCMでチャンバラやってるイメージですが、子役は彼女だったんですね!!かなり驚きです。汚れた役を演じてますが、やはり小さい頃から綺麗ですね。これってDebut作なんですかね??どうなんでしょう?調べるの面倒なので、やめときます。
今回は『完全版』はなかったので、次回借りて見ようと思います。どんなシーンがあるんでしょう??
ちょっと楽しみです。
ちなみに↓なサイトがありました。
http://ixa.uiui.net/mag2/eigoeiga/content/leon.html
運命の女
TVにて。久々のblogです。
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 運命の女 特別編
雪の日、妻コニー(ダイアン・レイン)は魅力的な若い男性に出会う。夫エドワード(リチャード・ギア)との生活には何の不満も持たないが、徐々に若い男性に惹かれて行き、生活の歯車が狂いだす。★★☆☆☆
意外に古くない映画なんですね。2002年です。
う~ん。
何ですかね~。『運命の女』って。
ただ、女でも不倫願望あるんだろうなという感じはしました。平穏な暮らしだからなのかは分からないけど・・・。
結局、夫のところに戻ってくるところが『運命の女』なのか、夫の辛さを分かち合い一緒に苦しみながら生きていく決断をするところが『運命の女』なのか・・・。
期待してたのは、もっと幸せな泣ける映画だったのに・・・。タイトルからしてそうなのかと・・・。
う~ん。
個人的には、『運命の女』とは不倫をしない女だと思います。この映画を否定するわけではありませんが。やはりお互いが刺激し合っていければ、不倫はないのかと・・・。
でも男は不倫(浮気)する生き物だと言いますし、そこはどうしましょう??
最後にもどかしいのが。
子供の学芸会の帰りに、警察署の前で車の中で、一緒に幸せ逃亡計画(?)を言い合って終わるんです。
で、どうなったの?
TVだからカットされたのか、オリジナルでもそこで終わりなのか、知りませんがやりきれません。
とりあえず、『運命の女』とやらを探してから深く考えることにしましょう!!
もののけ姫
TVにて。久々です。
- ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
- もののけ姫【劇場版】
タタリ神の呪いを解くために西に向かうアシタカ。そこでシンの森を中心に、エボシ御前や少女シンと壮絶な戦いを繰り広げる。★★★☆☆
今まで途中からとか、寝てたりとかでちゃんと見たことがなかったように思います。
だから話の始まりがわからなかったわけで・・・。
アシタカが腕に受けた傷の呪いを解くためにあんな頑張ってたなんて・・・。シンが何で森の味方をするのか・・・。色々と謎が解けました。すっきりです。
あ、あと室町時代のことなんですって!!へーって感じです。
さてさて。初めて集中して気づくこともあるわけですね。
これってジブリ作品なのに、初っ端からアシタカって人を一瞬で2人も殺すんですよ。本当に漫画かゲームかってぐらい、弓矢であっさりと。戦国時代なのか何なのか知らないけど、ジブリがそんな描写をするなんて面白い!!
何か伝えたかったのでしょう!!
それが何かと言うと・・・、・・・。
難しいですが、争いの原因は各々の自己中さということでしょうか。
それぞれのコミュニティー内での勝手な争いもあり、コミュニティーの争いもある。
それが人間同士・自然同士、そして人間対自然という構図になっていました。そして自然の象徴としてわかり易くシンという人間の存在があるのでしょう。
1997年に公開されたみたいですから、その当時から宮崎駿は社会問題を常々考えていたんでしょうねー。やはりすごい監督ですね。
ちょっと途中で寝ちゃったので、何とも浅いものになりましたがご勘弁を。
ただ途中で寝てもわからせる映画ってことです。
大人な分だけ深層心理を読み取れる映画のような気がするので、だからこそジブリは廃れないのでしょう。
子供・・・綺麗な絵と可愛いキャラクター
大人・・・メッセージ性のあるストーリー
こういうブランド造りは素晴らしいですね。
最後に、テレビで放映後のAmazonのレビューが充実して、それが結構まともなことが書いてあるので面白いですよ。
ネットの即効性・双方向性は素晴らしい。
質問力 話し上手はここがちがう / 齋藤 孝
題名に惹かれて買いました。
- 齋藤 孝
- 質問力―話し上手はここがちがう
一言だけ言っておきますが、齋藤孝だから買ったわけではありません。買ったら齋藤孝だっただけです。
ただタイトルのシンプルさに負けたという意味では、齋藤孝にまんまとはめられたわけですが・・・。
内容を要約すると、意識的な質問の大切さを謳っています。
意識をすることで有意義な質問となります。この意識とは、何が重要か、相手は何を答えたいか、ということからの逆算することです。
そして、その逆算をするためには準備が必要で。その準備とは相手を知ることです。相手を知らなければ、薄っぺらい質問にしかならず、相手の答えも薄っぺらいものと必然的になるということです。
あとは他に細かなテクニックとか書いてありますけど、あんなのは自然にもんでしょ。あんまり会話を意識的に作られたモノにはしたくないので、そう思います。
ちょっと気に入った部分を。
ドフトエスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』に取り上げられているという、尚且つキリストの教えとしてあまりにも有名な一説らしい。悪魔とキリストの対話。
よくは知らないけど、紹介までに情報をば。
「お前が神の子なら、石がパンになるように命じてみろ」
-「人はパンのみにて生きるものにあらず」
「お前が神の子なら、この塔の上から飛び降りてみろ」
-「神を試みてはならない」
「お前が私にひれ伏すなら、この世のすべての栄華を与えよう」
-「ただ神にのみ仕えよ」
この対話で、悪魔の質問によって、キリストの本性、あるいは人類の未来のすべてを要約してしまったらしい。なんか、ダ・ヴィンチ コードじゃないけど歴史を紐解く感じっていーですね。
要は、キリストも所詮は単なる人間だったということでしょう。
神なんかでは有り得ないし、神の子でなんかでも有り得ない。
単なる伝道師。
ちゃんちゃん、って感じですかね??
ヨーロッパから帰ってきて、キリスト教に興味を持ってしまったので、この手の話題はいいですね。
最後に。感じたのは、誰にでも役に立つ本ではあるのだろうけど、就活生に役立つのではないかと思いました。ってことで、まだ続けている人はたくさんいるでしょうし、読んでみてください。他の人もどうぞ。