月刊誌実践みんなの特別支援教育7月号は
明蓬館高等学校 横浜・関内すねっく
明蓬館高等学校 湘南厚木すねっく
日本で初めて特区広域制通信高校を開校した
日野公三校長にお話を伺いました
日野: 29歳で大企業の新規事業開発の手伝いをする会社を興し、
32歳でパーソナルコンピューターに出会うと、
パソコン通信の会社の仕事が舞い込んできました。
その後、神奈川県の第3セクターのパソコン通信会社で取締役に抜擢されました。
雨野:どんなお仕事をされていたのですか。
日野:主要なサービスである電子会議室、掲示板のようなものが100以上あり、
その中の不登校生サロンというのにすごく魅了されまして。
不登校の小学生、中学生、高校生の子どもたちが、
テキストチャットで会話をしているのですが、
面白い話題がいっぱい出てきて、ユニークで魅せられました。
こんなに有能な子たちが、学校に行けないまま、
パソコン通信の電子会議の中でおしゃべりしている。
当時、福井県の海で石油タンカーの座礁事故がありました。
そのことを巡って、子どもたちが話し合っていたんです。
救出活動に出かけようという話が出たり、石油の中和方法を解く小学生がいたり。
いろんな話題が横にも縦にも広がっていくんです。
同じような石油タンカーの座礁事故が世界でどんなものがあるか
たちまち調べて紹介してくれる人がいたり。
親も一緒にボランティア活動に出かけようとなって、実際に出かける人が出てきた。
雨野:すごいですね!
日野:不登校という概念が、私の中でも変わってきたんですよ。
そこで、1997年に不登校生のためのインターネットの学校
「インターネットハイスクール風」を起案して作り、
社内で事業化しました。
すると2年間で180名の生徒が集まりました。
授業はまだテキストとテキストを使ったやり取りが中心でした。
■アメリカ視察で見えたオンライン化のビジョン
日野:1996年から98年にかけて、米国視察調査に行ったんです。
当時すでにインターネット上の学校が200以上できていました。
日本は遅れていましたが、先の未来を私は見ることができたのでビジョンができました。
しかし私がいくらアメリカの事情を説いても
社内ではなかなか賛同が得られなかった。
そこで自分でやるしかないと、会社を作り直して、
2000年に東京インターハイスクールという学校を設立しました。
アメリカの通信制高校の日本分校です。
ところが卒業する生徒の進学先で、つまずきを覚えたんです。
アメリカの高校卒業資格を持ってして日本の大学を受けるには、
かなりハードルがあることに気付かされました。
雨野:そうなのですね。
日野:そんな中、2003年に特別区域法という法律ができたというニュースが飛び込んできました。
株式会社も地域を限定して特例的な学校を作っていいというもので、
結構自由に学校を作れることが分かったんですね。
まだ手をあげる人いない、と私に声がかかりました。
そこで2004年にアットマーク国際高校を設立しました。
日本で初めての市町村認可、株式会社が経営主体の広域通信制の高校です。
不登校の人たちが対象でした。
■発達障害の生徒との出会いから専門職を育成
日野:発達障害を持つ生徒との出会いの中で、 新しい学校を設立しようと思いました。
アットマーク国際高校に、不登校ではなくて、ちょっと変わった子たちが少しずつ入学するようになってきて。
ASD、ADHD、LDの子たち。
「不登校の影に発達障害あり」という言葉を 2007年頃聞かされました。
2004年に入学した南雲明彦さんが、自身が長い間悩まされていた読み書き障害が
正式にディスレクシアと診断されたのは2006年ごろでした。
ほかにも発達障害の診断を受けた生徒が増えてきました。
中学校から足が遠ざかった生徒たちでした。
2008年には東田直樹さんが品川キャンパスの門を叩いてくれました。
東田さんは自閉症の診断を受け、
幼少時からキーボードでの文章表現、グラフィックを描き、
エッセイや絵本を出版していました。
中略
彼らとの出会いがあり、
今後、首都圏を中心として発達障害の人たちが門を叩いてくることを想像すると、
専門性の高い教員、職員集団を作っていかなければと思いました。
そこで、2009年に明蓬館高校を設立しました。
発達障害がこれから増えてくるというのも、私の中では確実に見えてきた。
学習面のみならず、生活面や対人関係面のスキルなどの療育も行なうリアルな拠点が
どうしても必要だと考えるようになりました。
===
その後、どのように専門性を持った教師団を育成されていったのか
ぜひ本誌をお読みくださいませ
全国大型書店の教育書コーナー
オンラインでもポチできます
日野先生お忙しい中ありがとうございました
⭐️
ADHDタイプ女性専門カウンセリングルーム
あめのちはれ オープンしました
ご予約・詳細はこちらから
ぽちっと応援お願いいたします
こちらもぽちっと~
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
私について…
7つの肩書きで多動に生きるパラレルキャリアー
37歳でADHD当事者の診断を受けました
不注意優勢型 元小学校ウツ教員
長男ハル自閉っ子は地域の支援級在籍
シングルマザー2児の母
☆想いが伝わるコツ、
お伝えしています^ ^👇
無料メール講座ご登録はこちら
→ https://mail.os7.biz/add/YNy3
★想いが伝わる文章講座12期 満員御礼開講中
★個人セッション 伝わる発信×ライフコーチング 満員御礼
次回募集はメルマガから
☆ TBS NEWS DIG Powered by JNN
久保田智子のshareで取材いただきました
☆精神科医がこころの病気を解説するCh
益田裕介先生と対談させていただきました
☆月刊誌 健康365 うっかりコラム連載中
全国書店にてお買い求めいただけます
☆健康365WEB
インタビュー記事掲載されました
☆月刊誌 実践みんなの特別支援教育
インタビュー連載担当しています
全国書店にてお買い求めいただけます
☆NPO法人ごちゃまぜを設立しました
ごちゃまぜフェスについてはこちら
→
☆イシヅカマコトさんの「病気障がいラヂオ(仮)」
に出演しました
☆介護福祉の応援サイト「けあサポ」
インタビュー記事掲載されました
☆インタビュー動画UPされました
☆文化時報WEB 福祉仏教
インタビュー記事を掲載いただきました
☆NPO法人アークシップ
ADHDについての勉強会に登壇しました
☆明蓬館高校SNEC 広報誌に掲載いただきました
☆明蓬館高校SNEC湘南厚木校にて1年間
中学・高校生向け「想いが伝わる発信講座」を
授業として開講しました
☆朝日新聞・神奈川新聞・タウンニュースでご紹介いただきました
☆内閣官房ホストタウンアクション
厚木市 共生社会ホストタウン事業
共生社会セミナーに登壇しました
☆東北公益大学 ニュージーランド研究所×酒田市主催オンラインセミナーに登壇しました
☆厚木市・秦野市主催、かなテラス共催
☆東京新聞にご紹介いただきました❣️
☆東京工芸大学 地域フィールドワークにて
例年ゲスト講師を担当しています
☆tvkでご紹介いただきました
☆朝日新聞WEB媒体「論座」に寄稿しました
☆うっかり女子シリーズ 全7話
WEBマガジン35styleにて好評掲載中‼︎
【漫画で読む!
大人の発達障害うっかり女子特集連載】
■第1話:片付けができない!
■第2話:物がみつからナイ!
■第3話:時間に間に合わナイ!
■第4話:料理ができナイ!
■第5話:話が聞けナイ!
■第6話:名前が覚えられナイ!
■第7話:じっとしていられないナイ!
☆できる できないじゃない!やってみるんだ展
J:COM放送動画UPしました
☆サンクチュアリ出版ウェブマガジンで
ご紹介いただきました❣️
→
☆サンクチュアリ出版主催トークイベント
「雨野千晴/ADHDうっかり女子* SNSで人生を100倍楽しくちゃっかり生きる方法」
動画はこちらからご購入いただけます❣️
☆朝日新聞web telling
イベントの様子を掲載していただきました
→
Yahooニュースにも転載いただきました
☆識字障害のある高梨智樹さんに特別支援教育についてお話を伺いました
☆ADHDについての発信は
Instagramから↓ @adhd_ukkarijoshi_asdmama
☆Twitterはこちら↓
<『学び合い』についてはこちら>
・『学び合い』との出会い
https://ameblo.jp/nobiroukun/entry-12282630194.html
・本当にインクルーシブがここにある
https://ameblo.jp/nobiroukun/entry-12462562359.html
・いじめが終わった日。
https://ameblo.jp/nobiroukun/entry-12431930083.html
<私の障害観>
・幸せは自分が決める
https://ameblo.jp/nobiroukun/entry-12221242109.html
・数字が覚えられない