ハルに障害がなかったら、と思った日のこと。
10万以上ある自閉症児育児ブログの
ランキング上位に、常にランクインしていたのが
佐々木さんのブログでした。
3人の障害あるお子さんを育てている
センパイママの、あったかくて
読みやすい文体
クスッと笑ってしまうような
ユーモアセンスに
すっかりファンになった私。
佐々木さんがエッセイを出版されていると
知って、いそいそと購入したのでした。
さて
ハルの幼少期には療育に
邁進しまくっていたことを
ここまで書いてきましたが、
実は「この子に障害がなければよかったのに」
と思ったことは、不思議とありませんでした。
そう思うことが悪いとか全然思ってないし、
障害に偏見がないからとか、
そういうことでもなくて。
ハルの自閉傾向は、強烈に
ハル自身の個性と結びついていると
感じていたからです。
数字がすきなハル。
タイマーが大好きでいくつも持っているハル。
はじめてが不安なハル。
物事を、ちょっと
別の視点で見ているハル。
そんな個性的なハルが、
ハルそのものだから。
そこから障害特性だけ除いたハルなんて、
私には想像もつかなかったのです。
でも、今までハルがもっと普通だったら…と
思ったことが1度だけあります。
それはハルと次男ヒロの関係性について。
ヒロが生まれたときのことは
以前にも少し書きましたが、
今まで存在しなかった
キャーキャー泣く小さな生き物は
ハルにとって、
恐怖以外の何ものでもなく
出産後、母と祖母に連れられて
産院にお見舞いに来てくれたハルは
その小さな生き物を前に、
恐れおののき、大泣きのパニックとなり
一瞬で病室を去って行きました。
そしてその後ハルが病院に来ることは
一度もありませんでした。
退院してから、みんなが
「ヒロ君に頭なでなでしてごらん~♪」
とやいのやいのいわれ、
おっかなびっくりヒロの頭に
はじめてタッチしたハルですが、
腰がひけて、瞬時に手をひっこめて
あっという間に奥の部屋へ消えていきました。
新生児のヒロのあくびにすらびびっていたハル。
そんなふうに微妙な緊張状態と距離感を保って
赤ちゃんと自閉っことの生活がスタートした頃、
何人かの友人が出産のお祝いにと
遊びに来てくれました。
ハル&ヒロとそんなに変わらない年の差の兄弟を
連れて来てくれた友人は、
「お兄ちゃんが赤ちゃん抱っこするって言って
きかないのよ~。正直抱っこさせるの、
怖いよね。やめてほしい~。」
と言っていました。
お兄ちゃんは、弟くんが本当にかわいいようで、
だっこしたり、手を握ったりしていて、
それはとても微笑ましい光景でした。
他にも、私の周囲では同じような歳の差の
兄弟&姉妹が多く、上のお子さんが下のお子さんの
お世話をしたり、かわいがったりする様子を
見る機会が増えました。
そのとき、ふと
「ハルに障害がなかったら、
こんな風にヒロを抱っこしてくれたりしたのかな。」
という思いがよぎったのでした。
#佐々木志穂美 さんのブログ、本に出会ったのは
そんなことをぼんやりと思うようになって
しばらくしてからのことでした。
「障害がなかったら…」
あなたは、思ったこと ありますか?
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
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私について…
7つの肩書きで多動に生きるパラレルキャリアー
37歳でADHD当事者の診断を受けました
不注意優勢型 元小学校ウツ教員
長男ハル自閉っ子は地域の支援級在籍
シングルマザー2児の母
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