夜になって散歩に行こうと思い立ちゴソゴソと支度をしていたら、なぜか泰三くんまでいそいそと着替えだした。置いていかれるのが嫌なのかな、飼い犬みたい。
ふたり並んで夜道を歩き満月を眺める。行き先はひと駅さきのスーパーに決めた。
途中、氏神さまの前を通りかかるもわたしは千円札1枚
泰三くんは一万円札1枚しか所持しておらず、金額はどうあれそのなけなしの1枚をお賽銭箱に入れてしまったが最後、夕食はおあずけとなってしまう。
食材を買った帰りにまた来ようと神社をあとにする。
身体がだいぶ外気と馴染んで気持ちいい。夜の散歩も悪くないなという気になる。
参道を歩いているといつも居る、目には見えない(けれどわたしには見える)守り神というか守衛のような存在が、今夜は一段と存在感を増していた。ちょっと太ったのかな。
お賽銭箱にぶんどった小銭を投げ入れて本殿に手を合わせご挨拶。今夜の神様はよくしゃべる。この内容はブログみたいなオープンな場所じゃなくてもっとクローズドなところで話したいな。そういう場を作らなきゃ。
あ、お風呂に入った泰三くんが憤慨してる。入浴剤いれたらお湯が変な色になったみたい。わたしが温泉のもと入れたの気づかずに重ねて投入したんだな。沼みたいになってる。
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