柚香光さんが宝塚歌劇団をご卒業されて早一ヶ月…

れいちゃん元気に過ごされてるかなぁ。

表舞台に出る次の予定も何も分からなかった千秋楽後の数日、この期に及んで退団実感がフワフワしてた私にもやっとこさ喪失感が広がり「これが〇〇ロスか…」と、路頭に迷ったような気持ちに😢

そこにコンサートのお知らせ!!ほんっとに嬉しかった!!(チケットの神様どうか…)



2024.5.26、

アルカンシェル東京大千秋楽は自宅で配信視聴。

皆さんのパワーが凄かった!

宝塚大劇場からの進化深化を感じました✨


東京へは中盤に遠征して一度だけ観劇。

髪型ふわっとなって性格も少し丸くなったマルセルをこの目で直接拝むことができて、幸甚の極みでした(使いたくてたまらないフレーズ)。

東京マルセル、前髪フンワリセンター分け+襟足刈り上げ、特に冒頭のフンワリ感よく残ってるとき可愛すぎた😍

東京は外国の方も多かったですが、同じ髪型とシルエットの白人青年実在したぞ…

ほんとれいちゃんのスタイルとか頭蓋骨、日本人離れしてるよなぁ。

東京マルセルは、大劇場に比べ確かにイライラ減ってるように感じた。

私が皆様のレポをチラ見だけして、勝手にもっとヘタレ化してるのかと思ってたけど、それよりは戦時中の混乱の大きな流れに翻弄される等身大の若者感が増してる気がした。 

私的には、拗らせれいちゃん演技大好物なので、もっとツンツンしても!派だったけど、話のまとまりとして東京マルセルのほうがしっくりな気がしました。

他に、特に違いを感じたのは、慰安のピエロの道化力。

サーカスで何回かピエロ見たけど、その本物に動きが近づいてて、柚香光の探究心の凄さをここでも感じました。

あと、映画「パリよ、永遠に」好きとして注目のコルティッツ。

流石フランツヨーゼフを演じた峰果とわさん!

映画のコルティッツに近い気がした。短時間の演技でグッと引き込まれた。


サヨナラショーは、東西とも生では観られなかったけど、映像でリアルタイムでは見られました。

ほんとによく考えられた構成で、懐かしさに胸がキュッとなった。。

特に私的に思い入れの深い『Fashionable Empire』の

Momentがまた見られて嬉しかったなぁ✨


そして、退団ご挨拶。

「己を愛し信じ誇りを持つ。自分なんてと思ってはならない。

これが、私がお客様からいただいた一番大きなご恩です。

私のこの身は、このご恩を永遠に憶え、生きてまいります。」

れいちゃんは、入団した当初、自分のことが好きかと聞かれても、自分のことが好きだとは答えられない生徒だったそうです。

でもファンの皆様が愛情をそそいで大切にしてくださったから、自分を好きになれ、前向きな向上心も生まれ、芸事を楽しむことができ自分らしく道を切り開けた、と。

そしてきっと、だからこそ周りもそうあってほしいという気持ちも生まれ、皆が幸せになれるんだろうな。

なんという好循環。

自己肯定感の低い末端ファンの私ですが、人としても憧れてやまないれいちゃんのように、まずは自分をちゃんと大切に思える人になりたい、とあらためて強く思いました。

ファンだけに贔屓目とか盲目的なとこも多分にあるんでしょうが、

れいちゃんの言葉は心からの想いを伝えようとしてると感じられるので、心に凄く深く刺さって響く。

美しい日本語で言語化する能力もめちゃめちゃ高いから一層心に残るご挨拶でした。





新年度以降、私生活では多忙度が増し

Xに呟く心の余裕はあまり無かったけど、れいちゃん関連で埋め尽くされたHDDレコーダーやこれまでの公演Blu-rayを見ることで、日々癒やされてました。


そこで振り返ってて思ったのは、

2020年7 - 11月『はいからさんが通る』が特別なのは言うまでもないのですが…

れいちゃんトップ期間の中で、大劇場作品として個人的に特に大好きだったのは、


●2022年6 - 9月

『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』

『Fashionable Empire』


●2023年1 - 3月

『うたかたの恋

『ENCHANTEMENT~華麗なる香水』


かなぁと。

特にこの2公演は、ビジュアルも劇・ショー共に好みド真ん中!

『シリアス劇 × キラキラショー』2本立て公演であったことも大きい理由な気がする。

いつも思うけど、ほんとこの宝塚独自システム大好き!

劇で、れいちゃん演じる拗らせ闇深青年を堪能し心かき乱されたあと、

ショーで、美の洪水を浴び現世の憂いを忘れお花畑気分で帰路につけるという。

うん、やっぱ最っ高!!



自分への備忘録と、見てない方へのBlu-rayオススメのため、上記2公演の特に好きなポイントをつらつら書きたい…

Blu-rayは、上にリンクしてる「キャトルレーヴオンライン」(CM試聴あり)でも買えるし、Amazonや楽天だとポイントや値引きがあってお得かもしれません☺


↓以下ネタバレと、ただただ長い私見が続きます↓





『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』

まず、超絶技巧天才ピアニストであり元祖アイドル(?)フランツ・リスト役がこれほど似合う人が日本に居るだろうか。

題材にリストを選んだ生田先生ありがとうございます!

れいひと好きとしては、幕開きひとこちゃん(永久輝せあ)ジョルジュ・サンドとの絡みでまずノックアウト。

その後も、待望のれいちゃんピアノ生演奏、アイドルパフォーマンス、マイティ(水美舞斗)ショパンへの劣等感に苦悩する拗らせリスト、が怒濤のように供給され…

私の脳味噌の少ないキャパは、いつもその辺で大満足して尽きる。

正直に言うと、最後の概念的なまとめ方は、ん?ん?と思う間に駆け足で終わる印象をぬぐえないけど(1時間半だしね…)、そんなことは全く気にならないほど、ビジュアルもコンセプトも配役も音楽も大好きな作品。


音くり寿さんと飛龍つかささん達パリ貴族の圧巻のコーラスも大好き。

特にパリに戻ってくると分かったときのラプリュナレド婦人(音くり寿)の顔圧凄かったぁ。オペラ越しの目線でビクッとなった思い出。



『Fashionable Empire』

Blu-rayは、宝塚大劇場初日から2週間後の収録。

プロローグエンパイアれいちゃん。

髪色が初日よりは青が強くなったけど、まだアッシュグレーが残ってる好きな色味で、しかも一番好きな前髪センター分けの日!

日替わり前髪分け目にキャーキャー言ってた日々が懐かしい…

Blu-ray冒頭れいちゃん、

ほんっまに完璧なイケメン過ぎて、映像見る度驚く。

サラサラの髪、メイクの塩梅、ゴツめ衣装、全てが相まって、私的には現存する映像で一番リアル男子的イケメンだと思ってる…

この神回Blu-ray、是非買って見てみてほしい✨

(スカステでもいつか放送されるだろうけども、Blu-rayにはスターアングルもありますし!)

れいまいひと(柚香・水美・永久輝)が銀橋で並んで肩組みするとことか、イケメンの集合体過ぎる…🙏


そして、

他の場面も大好きなのですが!何と言っても、

Moment~Finale。


Moment前半、落ち込み帝王ソング。
ほんとは時が過ぎ去るのを寂しく思う内容だろうけど、過去のしんどい記憶に囚われがちな私にとっては辛いときに聴くと
「そう全ては過去となり幻と消えていくもの…」
と思えて、逆に心が軽くなれる。

そして
Moment後半、大好きなれいちゃんと花組生に
「同じ時生きているこの瞬間こそが奇跡!」
「今この時を生きよう!」
と言われ、今を生きる元気と勇気を貰える。

からの
Futureで未来への活力まで貰ったとこで、Finaleハットにスーツにロングコートバサァッな最強イケちらかしれいちゃん現れ、もう悩みなんて薄れてただただ見蕩れるのみ✨


Moment後半、花組子の真ん中に立つれいちゃん、

目線がちょうど観劇してた2階ドセンS席だったので、もの凄い熱量の眼差しで見つめられながら(オペラ越)、今を生きよう!!!言われ…感極まり涙溢れた回があった。

凄い量のパワーを受けたからか、観劇後ぼーっとしてしまい夜も早くに寝落ち。

その後もしばらく、日常の中ふと思い出しては幸福感で涙が出そうになり、訳もなく力がみなぎってた。こんな観劇体験は初めてでちょっと戸惑ったくらい。

初使用アトレックⅡのお陰で、より直にクリアにパワーを受け取れたのかも。


当時精神的に辛いことが続き自己嫌悪に陥ってたけど、

巡礼の年で、ショパンに本当の自分を認め受け入れることの大事さを教わり、
おしゃ帝で、今を前向きに生きる楽しさを感じ、めっっちゃ励まされたなぁ。

エンターテイメントの素晴らしさを再認識した公演でした。


東京は残念ながらほとんどの公演がコロナの影響で中止になってしまい…

東京千秋楽(スカイステージでも放送済)は、色んな方の心境を考えると複雑な思いでLIVE配信を視聴しました。




『うたかたの恋

もう大好き過ぎて!!

Blu-ray収録日は宝塚大劇場千秋楽日。

観劇した感想を過去ブログに書いてます↓↓

Blu-rayには、残念ながら終演後挨拶は未収録😢
宝塚大劇場千秋楽の1月30日は
偶然にもルドルフとマリーの命日で、
その話もされてたので入れてほしかったな~

思い入れ深すぎて何回か感想書いてるのでよければ↓↓



『ENCHANTEMENT~華麗なる香水』

アンシャントマンも幕開きプロローグのれいちゃん大好き✨

Blu-ray収録日のメイクもめっちゃ好み。

プラチナブロンドにキラキラ衣装。

ほんと同じ人間だろうか?と毎回思う。

しい様(和海しょう)と朝葉ことのちゃんの艶やかな歌声とともに登場する全身ゴールドれいちゃんがまた素晴らしい。

花組子皆の衣装も上品かつ豪華、宝塚的夢夢しさ満載で大好き!


あと、

中詰めオリエンタル。

中華って珍しいのもあるし似合うー!

れいちゃんの後ろからシルエットで登場する男役たちの格好良さたるや…

そのあとラスボス的に登場するまど様(星風まどか)も格好い。

皆さんも踊りませんか?でフリ覚えて扇子振った懐かしい思い出…

(まぁ全国ツアーのおしゃ帝ミニ王冠のフリに比べたら簡単😂)


そして、

柚香光のショー代表場面と言ってもいい?

ムスク!!!

安定して貫禄さえ感じる充実期のトップさん感が眩しすぎる。

様々な経験を積んだからこそなんだろうなぁ。

めちゃくちゃ好きな場面。

この公演で、花組から専科に異動したマイティ(水美舞斗)とのコンビ、れいまいの集大成。

マイティのピンク一色スーツは、はなむけの花組カラーなのかな?とか思ったり。


アンシャントマンの衣装全部好きだ。

個々も素敵だし、全体のまとまりも良いし、

デザインの加藤夏美先生ありがとうございます!




ふぅ…

長々好きを叫んでしまった…


全く余談ですが、

アルカンシェル東京遠征で『永福町大勝軒』ランチした。

THEラーメン屋な店構えから想像するより

中は隅々まで清潔でこだわりが詰まってて、

ラーメンもめちゃめちゃ美味しかった!

柚子皮の香りが良い仕事してるんだよな~✨

ん?柚子の香り…柚、香?

「柚香光」の由来もしやこれもある…?(違うと思う)

れいちゃん出身杉並区の老舗ラーメン屋なので妄想してしまいました😂

また食べたくなってきた。お取り寄せしてみようかな。

(※HP見たら柚子は入れない時期もあるらしい)



完全に宝塚花組観劇ブログ化してますが、

「宝塚ファン視点の2022オーストリア旅行備忘録」として始めたブログでした。

今の所、ウィーン編①~⑧。バートイシュル編。

●フランツ・リスト(巡礼の年)

●ルドルフ皇太子(エリザベート/うたかたの恋)

●ベートーヴェン(fffフォルティッシッシモ)

関係の内容もあります↓↓↓

あとザルツブルクとハルシュタットも行ったので完成させたい想いはあるものの…という感じです😅