以前もブログで紹介させていただいた
一般社団法人リヴオン
(https://www.live-on.me/)さん。
この法人を立ち上げられ、
代表理事をされていらっしゃる
尾角光美さんは、
ご自身が19歳のときにお母さまを
自殺で亡くされています。
現在はグリーフケアの様々な活動を
されたり、大学院でグリーフケアについて
学ばれたりされています。
今年3月に開催された
日本グリーフ&ビリーブメント学会でも
登壇されていました。
尾角さんの優しい、そして力強い声から
紡がれる想いには、
共感することや気づき、学びが
とても多くありました。
この法人の活動15周年ということで、
クラウドファンディングを
記念企画の一つとされています。
私も今回、微力ながら
何かできることがあればと思い、
協力させていただきました。
↓
クラウドファンディング
(クラウドファンディングは今日まで
なのですが。)についての詳細は、
こちらをお読みくださいね。
↓
「子どもの自殺予防教育」と
「自殺により死別経験した子への
サポート」
両輪で届ける
をテーマに掲げられています。
※このプロジェクトでは、
自ら亡くなるざるをえなかった死を
「自殺」と表現しています。
遺族については一般化している
「自死遺族/遺児」という表現を
しようしております。
「自死」という表現で統一すべきか
どうかについては様々な意見が
存在しています。
それについては、コラムとして
みなさまと考える材料を丁寧に共有
したいと思っておりますので
お待ち下さい。(活動報告にアップします)
↑
(上記ページから引用。私もこの投稿のなかでは、自殺と
書かせていただいています。)
このプロジェクトでは
自殺により身近な人を亡くした子を支える
ことと、
自殺予防教育の担い手の育成
を掲げられています。
生きづらさをを抱えたり、
死にたいと思うほど、
苦しんでいる子どもたちに、
「生命は大切なんだよ。」、
「自殺はしたらだめだよ。」という
メッセージは、
さらなる苦しさをうんだり、
自分の気持ちをわかってもらえないと
感じることにつながる
ことがあると思います。
リヴオンさんの活動では、その気持ちを
「ままに」伝える、
「ままに」受け止めることを
大切にされており、
そのことを全国の子どもたちに
いのちの授業として
届けられています。
こんな活動が広まり、
「ままに」伝え、それを
「ままに」受け止めてもらえる。
このことが、
今苦しんでいる子どもたちに届き、
そんな子どもたちが救われる
社会になることを願います。
起こってからでは、たったひとつの
かけがえのない生命は救えない。
自殺予防の観点が重要なのだと
強く思います。
そして自殺で大切な人を亡くした
すべての遺族や遺児の方が
必要な支援が受けられて、
再び人生を歩んでいける。
そんな社会になるといいなと
強く感じます。