米国産科婦人科学会(ACOG)は、妊婦がほぼ毎日適度な運動を30分程度行なうことを推奨しています。
適度な運動は、母親と赤ちゃんの両方を健康に保つのに役立ちます。
妊婦にとっては、便秘や背中の痛み、静脈瘤、疲労の蓄積などを防ぐことに繋がります。適度な運動は精神衛生上もプラスに働くため、心的ストレスから来るつわり症状の軽減にも有効です。
ある研究によると、妊娠前または妊娠中に適度な運動をしていると、子癇前症の発症リスクを減少させることがわかりました。
また別の研究では、運動により早産や未熟児、成長制限の赤ちゃんが生まれることとの因果関係は無い、という報告がなされています。そして、妊娠初期から適度な運動を続けることで、肥満児の確率が減り、胎盤の成長が促される、ということがわかりました。
また別の研究では、運動により早産や未熟児、成長制限の赤ちゃんが生まれることとの因果関係は無い、という報告がなされています。そして、妊娠初期から適度な運動を続けることで、肥満児の確率が減り、胎盤の成長が促される、ということがわかりました。
・1回に水泳30分でも、1日に10分間の散歩を3回、のように小分けする形でもどちらでも大丈夫です。
・妊娠前から行なっていた運動を続けるのが良いでしょう。
・水泳、ウォーキング、ヨガなどは妊娠中も安全にできるエクササイズとして有名です。
・人と接触したり、お腹に衝撃を与えるようなスポーツでなければ、妊娠中も安全です。乗馬などの落下する危険性のあるもの、スキューバダイビングや標高の高い場所への登山など、内臓に刺激を与えるものも避けて下さい。
参照:『THE EVERYTHING GUIDE TO PREGNANCY OVER 35』
Brette McWhorter Sember