4月と思えぬ寒さ…なかなかコートがしまえませんね
今日から新年度
電車では大学の入学式を控えた学生さんが
「サークルとか履修登録とか全然わかんない」
とお友達同士で話しているのが聞こえてきました
楽しい大学生活を
教室では今日は大人の生徒さんデー
大人の生徒さんは、ある程度教本を進めたら、
「好きな曲を選んで弾く」という方がほとんどです
その「ある程度」は人によって違いはありますが、
第3ポジションをマスターしたところで、
私から「これからどんな感じで進めますか」とお聞きしています
そんな素敵な大人の趣味のみなさん
選曲は私が「こんな曲どうですか」と勧める場合もあれば、
「これが弾きたいです」と生徒さんからご提案がある場合もどちらもあります
そして先日…
「弾きたい、という曲が思いつかないみなさんどうやって曲を探しているんですか
」
というご質問をいただきました
ズバリ、みなさんYouTubeです
YouTubeで「バイオリン」とか検索すると、まず大定番の名曲なんかが出てきて
YouTubeが勧めてくるままに関連動画を辿っているうちに
隠れた名曲に出会うというパターンが多いのではないかな、と思います
あとはお気に入りのバイオリニストが見つかれば、そのチャンネルの動画を遡っていく、とか
何かの偶然で、知らない曲に出会えるのですからすごいですよね
どんどん再生しているうちに「いいな」と思ったものが流れてしまったりしても、閲覧履歴が残るのも便利だし
YouTubeってよくない動画とかも確かにあって
特に子育て世代にとっては
「よくないけど仕方なく」
「出来れば見せたくないけど」
「罪悪感がある」
と悩みの種にもなりがちですが、
上手く使える、上手く付き合える年になったら、
子ども達にもバイオリンやクラシック音楽の勉強として活用してもらえたらな、と思います
バイオリンの曲って教本に載っている曲しか知らない、という生徒さんは多いです
クラシック音楽も教科書に載っているものしか知らないことが多い
教本に載っている曲、教科書に載っている曲は
広い広いクラシック界のほんの一部に過ぎません
私も今でも「こんないい曲があったんだ」と初めて出会う曲がたくさんあります
教本や教科書に載らない素敵な一曲を、自分好みの一曲を
ぜひ見つけてみてほしいなと思います