前回のコンサートでクライスラーの羊飼いのマドリガルを弾きました🐑
よければお聴きください!
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クライスラーといえば愛の喜び、プレリュードとアレグロなどバイオリニストにとっては馴染み深い曲がたくさんありますが、この曲はクライスラーの中で最も有名じゃない曲ではないでしょうか🤔
私自身今回初めて聞いたくらい…🥺なのですが、改めて聞くととてもいい曲だと思いました
風のさわやかな春の午後、羊飼いが仕事の合間、新緑の柔らかい原っぱに寝ころび口笛を吹いている。
たまたまそばを通りかかった詩人がそれを聞き忘れないうちに五線譜に書きつけた…
そんな光景の浮かぶ作品で、牧歌的なのどかさがたまらなく、古き良きドイツの牧場が想像されます。
中間部は一転して明るく、羊たちが元気に飛び跳ねたり走ったりしている様子が思い浮かぶ曲です。
のどかな曲ではありますが曲の中ではバイオリニストであったクライスラーらしくフラジオやハーモニクスという口笛のような音を出す技巧的な技も光っています✨