平成29年度 実力認定 問題20 | あくと らぼ

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主に栄養士実力認定試験ネタをアップする、
武蔵野の超ネガティ部部員のブログです。宜しくお願いします。

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お疲れさまです。

 

そろそろ衣替えとなります。世間は、すでにBiz Cool?

ここのところ少し涼しい気がしばふが、このあとぅ、一気に暑~くゥ

なるのでしょうか?

 

さて、生化学は折り返し地点の問題20です。参りみゃショ ウインク

 

あ、また代謝レス汗

糖質・脂質の代謝についての記述である。正しいのはどれか。

 

(1)インスリンは、グリコーゲン合成を促進する。

(2)脂肪酸は、糖新生に利用される。

(3)脂肪酸の合成過程をβ酸化という。

(4)ペントースリン酸回路では、ATPの生成が行われる。

(5)解糖系の酵素群は、ミトコンドリアに存在する。

 

前回のエネルギー代謝についての記述よりは、素ナオニヤリ

https://ameblo.jp/nn-ei-labolove/entry-12374626528.html

 

確認で~す。

 

(1)○

インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンで~し

血糖値が下がるダウンということは、どのようなことが起こるのか!を連想

できれば、OKレス!

 

このホルモンは、

筋肉や脂肪組織に作用して、血中からブドウ糖(グルコース)を取り込み、

それを使ってグリコーゲンを合成します。

また、肝臓に働きかけて、ブドウ糖の利用やグリコーゲンの合成を促進

します。

 

(2)×

脂肪酸は、β酸化によりTCA回路を経てエネルギーに変換されますが、

糖新生には利用されません。

 

脂質を構成する成分として、糖新生に利用されるのはグリセロールです。

 

(3)×

β酸化は、活性化された脂肪酸(アシルCoA)から、アセチルCoAが1個

(2炭素)が切り離されます。これは、分解ですね。

 

切り離されたアセチルCoAは、

TCA回路に進むかケトン体の合成に利用されます。

 

(4)×

細胞質ゾルで進行するペントースリン酸回路は、解糖系の側路に位置付

けられます。この代謝系では、ブドウ糖(ヘキソース)をペントースである

リボース5-リン酸にします。また、その過程で生じるNADPH+H+(←上付土下座

は、脂肪酸やステロイドの合成(接着剤)に用いられます。

 

結論が遅くなりましたが、ペントースリン酸回路は、ATPを生成しません。

 

(5)×

解糖系は、細胞質ゾルで進行します。したがって、関係する酵素群も細胞

質ゾルに存在します。

 

ミトコンドリアにおいて、エネルギー代謝に関係する酵素群は、TCA回路、

電子伝達(酸化的リン酸化)系酵素群ですね。

 

詳しくみると、

前者は、マトリックス(ヒダ状の内膜で囲まれた空間)、

後者はクリステ(内膜)に膜たんぱく質として存在します。

 

あすた ら びすたバイバイ