お疲れさまです。
そろそろ衣替えとなります。世間は、すでにBiz Cool?
ここのところ少し涼しい気がしばふが、このあとぅ、一気に暑~くゥ
なるのでしょうか?
さて、生化学は折り返し地点の問題20です。参りみゃショ
あ、また代謝レス汗
糖質・脂質の代謝についての記述である。正しいのはどれか。
(1)インスリンは、グリコーゲン合成を促進する。
(2)脂肪酸は、糖新生に利用される。
(3)脂肪酸の合成過程をβ酸化という。
(4)ペントースリン酸回路では、ATPの生成が行われる。
(5)解糖系の酵素群は、ミトコンドリアに存在する。
前回のエネルギー代謝についての記述よりは、素ナオ
https://ameblo.jp/nn-ei-labolove/entry-12374626528.html
確認で~す。
(1)○
インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンで~しね。
血糖値が下がるということは、どのようなことが起こるのか!を連想
できれば、OKレス!
このホルモンは、
筋肉や脂肪組織に作用して、血中からブドウ糖(グルコース)を取り込み、
それを使ってグリコーゲンを合成します。
また、肝臓に働きかけて、ブドウ糖の利用やグリコーゲンの合成を促進
します。
(2)×
脂肪酸は、β酸化によりTCA回路を経てエネルギーに変換されますが、
糖新生には利用されません。
脂質を構成する成分として、糖新生に利用されるのはグリセロールです。
(3)×
β酸化は、活性化された脂肪酸(アシルCoA)から、アセチルCoAが1個
(2炭素)が切り離されます。これは、分解ですね。
切り離されたアセチルCoAは、
TCA回路に進むかケトン体の合成に利用されます。
(4)×
細胞質ゾルで進行するペントースリン酸回路は、解糖系の側路に位置付
けられます。この代謝系では、ブドウ糖(ヘキソース)をペントースである
リボース5-リン酸にします。また、その過程で生じるNADPH+H+(←上付)
は、脂肪酸やステロイドの合成(接着剤)に用いられます。
結論が遅くなりましたが、ペントースリン酸回路は、ATPを生成しません。
(5)×
解糖系は、細胞質ゾルで進行します。したがって、関係する酵素群も細胞
質ゾルに存在します。
ミトコンドリアにおいて、エネルギー代謝に関係する酵素群は、TCA回路、
電子伝達(酸化的リン酸化)系酵素群ですね。
詳しくみると、
前者は、マトリックス(ヒダ状の内膜で囲まれた空間)、
後者はクリステ(内膜)に膜たんぱく質として存在します。
あすた ら びすた