キース・ジャレットのバッハ | 鳥とこころと音楽と〜Kaiの日記〜

鳥とこころと音楽と〜Kaiの日記〜

ある時はピアノ指導者。
ある時はカサンドラサポーターとして
あなたの心の伴奏者をつとめる、Kaiの日記。


♪ 〜自分を変えて、未来を変える、

  "はじめの一歩" をお手伝い〜 ♪ 

幼児~90代の方にピアノを教えながら

カサンドラ状態の方や機能不全家族の

お悩みに寄り添う "まりぃごぉるど" 

スタッフKai(カイ)と申します。


この時期らしい、雨の朝。

ダルいな〜、とヨレヨレ起き出した私の

耳を鷲掴みにした、すっきり端正な音楽。


このバッハ!誰の演奏だろう?

日頃、この手のピアノを聞き慣れている

(クォリティは、段チですが)愛息も

こころよさげに、耳を(あるんですよ。

目の下の、黒い所)傾けています。


平均律。演奏は、キース・ジャレット。

意外なような、納得のような。良いなあ!


つよく心ひかれ、コンサートに行った

気分で、しげしげ聴き入りました。

         ↓


今は、コンクールシーズンたけなわで

私の生徒達も、今も頑張っていますが


白状しますと、実は私、毎年、コンペの

中学生以上の部になると、眠くなる。


特に、最も敬愛する、バッハの演奏で。


小学生までは、いろいろ面白い演奏に

出会うのに、なぜ学年が上がると、俄然

つまらなくなってしまうのかな・・・


一つには、ワケが解らない演奏だから。


私がワケが解らんのでなく、弾き手が

ワケ解ってないと、特にバロック古典の

演奏は一転、冗長な音の羅列に。


バッハが好きです。好きすぎて、多々

来日アーティストが平均律全曲演奏する

リサイタルに、足を運び、堪能しました。


眠ってなんか居られない、瞬きの時間さえ

惜しくなる、エキサイティングな演奏!


・・・FMラジオは、閑話休題とばかりに

ショスタコーヴィチのプレリュードに。


愛鳥は様相を変え「ギャー‼️」と雄叫び。

私がいるのに叫ぶのは、初めてかも。


ピアノに慣れている、この子にしては

珍しい、あからさまな抗議。

この曲は、好みに合わなかったらしい。


同じショスタコでも、朗々とした重厚な

コラールになったら、愛鳥はヒカエメな

ご唱和に戻り、落着きを取り戻しました。


この後は、バッハに戻り、フランス組曲。

楽しみです!朝から嬉しい、梅雨の日曜。