芸術は長く、人生は短い | 鳥とこころと音楽と〜Kaiの日記〜

鳥とこころと音楽と〜Kaiの日記〜

ある時はピアノ指導者。
ある時はカサンドラサポーターとして
あなたの心の伴奏者をつとめる、Kaiの日記。


♪ 〜自分を変えて、未来を変える、

  "はじめの一歩" をお手伝い〜 ♪ 

幼児~90代の方にピアノを教えながら

カサンドラ状態の方や機能不全家族の

お悩みに寄り添う "まりぃごぉるど" 

スタッフKai(カイ)と申します。


更新が、滞りましたがm(_ _)m

雪の日に冷えて、体調を崩しました...


それでも昨日、ようやく復活!

雪も溶け、温もりも戻り。立春も過ぎ

さあ、これからだ(^^)と思った矢先。


かなしいニュースが、飛び込みました。

佐渡さん、ウルウル泣いていたなあ。


いつかは、この日が来るのだけれど。

そう、佐渡さんも語りながら、涙。

巨星墜つ。世界のオザワ、天国へ。


今頃は数多の音楽家達と「おぉ❣️」と

肩を叩き合い、久闊を叙しているのか。


小澤征爾さんは、父と同学年。と

いうことは、同じ時代、同じ辛酸を

かいくぐって。経験に裏打ちされた

熱い思いが噴き出すような、音楽。


最晩年の、車椅子で指揮台に立つ

様子は、見ていて辛かったけれど

発せられる言葉は、依然、つよく。


寂しいなあ...長野五輪?時の演奏か、

第九の終楽章の映像が昨日、一部流れ

その神々しい音楽性に、胸が一杯に。


「歓喜の歌」まさに "世界国歌" ♪


昔、期待して求めた、彼の第九のCDは

何故か好みに合わず、それが意外で

とうに、手放してしまったのだけれど。


同じ人でも、その音楽は変わるもの。

血の通った、生身の人間の演奏だから。


サイトウ・キネン・オーケストラを

指揮した「弦セレ」が、訃報に接して

以来、私の脳内で、エンドレス再生中。


オー人事、オー人事のCMで一気に

広く知られるようになった、あの曲。

(YouTubeより)


ボストン響と作った、子供向けのCDも

私の宝物。今こそ、レッスンで使うかな。


昔、音楽の授業で教材としてフルに使い

すっかり、古びてしまったけれど、

今日は、このCDを聞いて移動しよう。


人生は、限りはあるけれど、音楽は

長い時を超えて,受け継がれるから

いわば何百年も前の "ヒット曲" が今も

時を超え、心を捉え、揺さぶるのだと。


小澤征爾さん、安らかに・・・♪