作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -57ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「職場で板挟みの状況に合うことが多く、困っています。」

このような相談をいただくことがあります。

リハビリテーションの現場は、

様々な考え方の人がいるので、

時にAさんとBさんと

2人の意見に挟まれて

その板挟みに合うときがあります。

例えば、とある患者さんのリハビリについて

自立を促すためにAさんはもっと一人で歩かせたほうが良い

と主張し

Bさんは危ないからあまり歩かせないほうがいい

と主張する。


など。

これほど単純な例ではなくても、

現場では様々な

考えの対立の場面があり、

自分がその間に立たされる。

そんな場合があります。


私はこのような時、


まず自分自身に問いかけます。

「では、この板挟みの状態に置かれて、

私自身の悩みはなんだろうか?」


このようなとき、

自分が本当に混乱の中にいると

板挟みの状態にあり、

何が問題だかもわからない。

そんな状況になってしまうこともあるのです。

だからこそ、

まず自分自身に問いかけるのです。


「私にとっての問題はなんだろうか?」





すると、大抵問題は3つに分類されます。


1)本当はAだと思っているけど、Bさんに従わなくてはいけなくて悩んでいる。
(逆もあり、本当はBだと思うが、Aに従わなくてはならない)


2)どちらも一理あって、AかBか選べない。

3)AもBも違うと思っていて、自分はCだと思っている。


まず、今回の問題を(1)から(3)のうち

どれかに分類するのです。

まずは私はここから始めています。

自分にとって問題が整理されれば、

それだけで、その後次はどう行動をしたらよいか?

行動ができるものです。




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次回セミナーはこちらです。
平成30年9月30日(日)
成長を促す距離感を探求するコミュニケーションセミナー
「職場の人に嫌われているような気がします。

自分の考えすぎなかな?

と思うこともあるのですが、

そのようなことで悩んでしまうのですが、、、」

このような質問をいただくことがあります。

リハビリ職の仕事も

いろんな人と関係しながら働くことも多いです。

人との対人関係の中で、

このような悩みを持つこともあるかと思います。



観念は体験の積み重ねから作り出されるものです。

「私って嫌われているのかも?」

このように思った時は、

「なぜそう思ったのか?」

具体的な体験はどのようなものであったのか?



それをなるべく具体的に思いだすようにしています。

なぜ嫌われていると思ったのか?

例えば

挨拶をしても無視されたからなのか?

自分が話している時に無視されたからなのか?

具体的に

いつ

どこで

だれが

どんな行動をとっていのか

それを明らかにしていきます。

そして、その体験について

自分は「私って嫌われているのかも」

とタイトルをつけた。

そのように理解するのです。

そこまでできたら、

あとはその体験を一つ一つよく検証してみます。

本当に嫌われているということなのか?


他に可能性はないのか?


いろいろ考えたのち

最後に

「では、自分は
どうしていきたいか?」

今後の目標設定をして
いきます。


そのような手順を踏んで私は取り組んでいます。





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平成30年9月30日(日)
成長を促す距離感を探求するコミュニケーションセミナー
「人に何かを伝える時しどろもどろになってしまいます。」

このような質問をいただくことがあります。

私はこういう時

「ニューロロジカルレベル」

というものを意識します。

これを意識して

自分が本当に伝えたいことを

練り直すのです。


ニューロロジカルレベルとは

人の意識の構造を6つに分類したものです。

1環境

2行動

3能力

4信念価値観

5自己認識・アイデンティティ

6スピリチュアル


という6つの段階です。


自分が人に何かを伝えたい

そんな時に

どんな場面で(環境)

どんなことを伝えたいのか(行動)

その時自分はどんな技術や知識を使うのか?(能力)

そして、それを伝えることは自分は何を大切にしていて(能力価値観)

どんな自分でいたいからなのか(自己認識)

そしてそのことは誰のためになるのだろうか?(アイデンティティ)



こんなことを考えるのです。

この6つの振り返り事項はとても有効です。

これをすると

人に伝える時

メッセージがぶれずに伝えることができるようになります。