作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -45ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

前回のblogでは、

目標の語り方には

3つのタイプがあることをお伝えしました。

目標を考えた時

イメージ、映像、絵が思い浮かぶ視覚タイプ

音や声、言葉が思い浮かぶ聴覚タイプ

身体の感覚が湧いてくる体感覚タイプ

の3つのタイプです。



まず、自分のタイプについて

知りたいと思う方は、

「自分の目標ってなんだろう?」

と考えてみると良いのです。

そのとき、出てきたものが

映像なのか?

音や声なのか?

身体の感覚なのか?

それを探ります。




または、どれで考えると

自分のモチベーションが高まりやすいか?

で、考えてもいいです。


そうやってみると自分の目標設定の

クセ(パターン)に気づくのではないでしょうか?




私は体感覚が強いタイプなので、


人から目標を聞かれた時


あまり明確な言語化を迫られると

モチベーションが下がってしまいます。

例えば、

「自分の目標は、

毎日仕事に行くのがワクワクする感じがあって、

いつも新しいアイディアが

ポンポン出でくるような感じで

働きたいなー」

それについて

「それってどういうこと?

もっと具体的に

何をやりたいのか、

言ってみて?」


こんな風に言葉で明確に話すことを

迫られるとモチベーションが下がってしまうのです。



こんな時は自分の言葉を受けとって


「なるほど。アイディアがポンポン出る感じがいいんだね!」

なんて返してもらえると、


さらに自分の目標が明確になってきます。


前回のblogでも書きましたが、

目標を語ってもらった時

その話をさらに膨らませるコツは

相手の言葉を受け取って、

繰り返すことです。


私はこのようなことを意識して

普段コミュケーションをとっております。


こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

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「後輩や学生さん、患者さんに目標ややりたいこと、夢などを聞くのですが、

うまく引き出すことができません。」

このような相談を受けることがあります。


やる気を引き出すためにも

人の目標や夢を質問する。

そのようなコミュケーションの重要性はわかるけど、

なかなかうまく引き出すことができない。

そのような悩みを持つ

セラピストは案外多いものです。

このようなとき、

気をつけていただきたいことは、

「あなたの目標は何?」

と質問をしたときに、

相手はちゃんとその質問に答えているのだけど、


相手の答えたものを

質問した側が

それを目標だと

捉えていない場合があるということです。


というのも、、、

目標の語り方には

大きく分けて3つのパターンがあります。


それが、

視覚タイプ

聴覚タイプ

体感覚タイプ


の3つです。


このタイプの違いはコミュケーション

の取り方の違いです。


そして、

自分と違うタイプの人が語る目標は、

理解しづらいという傾向があるのです。


夢や目標を思い浮かべたときに

ビジュアルがパーっと浮かぶ人は

視覚タイプ

言葉や概念が思い浮かぶ人は

聴覚タイプ

体の感覚や抽象的な感覚が浮かぶ人は

体感覚タイプ

かと思います。



そして、大切なことは

自分と違うタイプの人の

話は理解しづらいのです。


ですので、相手が

目標を一生懸命話していたとしても、

聞いている人は

話がうまく理解できず

相手が目標について語っていないように思い、

なんども質問を聴き返したりしてしまいます。





しかし、そのように質問を重ねたり、聴き返したりされると

相手は自分の話が通じていないと思い、

だんだん目標を語るモチベーションが下がってしまうことがあるのです。



ですので、できることは、

目標を聴き

相手が何かしら話をしたら、


まずは相手の言っている言葉を

そのまま繰り返し、

おうむ返しをしてみるとよいです。


そうして、相手が語った言葉を

自分なりに理解できるように

つとめるのです。


そうすると相手も自分の話が

伝わったと感じて、さらに

話を続けてくれたりするものです。


私はこのようなことを

心がけるようにしております。

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「仕事に対する目標を見失っていてモチベーションがあがりません。」

このような相談を受けることがあります。

リハビリの仕事をしていて、

仕事についての目標を立てるということは、

時にとても難しいことがあります。

人の病気や障害を相手にするリハビリ職にとっては、

なにかの問題をなくそうと、考えることは得意ですが、

何かを達成しようと目標を設定する思考はなかなか進まないときがあります。


そんなときは、

「どんな風に働いている自分だと良いのか?」

こんな風に考えてみるといいかと思います。

「毎日楽しく患者さんと笑いながら仕事をしている自分」

とか

「患者さんと深い話をして信頼を得ている自分」

など

どんな自分で働けているといいのか?

こんな視点で目標を設定してみるとよいのではないでしょうか?

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