「後輩や学生さん、患者さんに目標ややりたいこと、夢などを聞くのですが、
うまく引き出すことができません。」
このような相談を受けることがあります。
やる気を引き出すためにも
人の目標や夢を質問する。
そのようなコミュケーションの重要性はわかるけど、
なかなかうまく引き出すことができない。
そのような悩みを持つ
セラピストは案外多いものです。
このようなとき、
気をつけていただきたいことは、
「あなたの目標は何?」
と質問をしたときに、
相手はちゃんとその質問に答えているのだけど、
相手の答えたものを
質問した側が
それを目標だと
捉えていない場合があるということです。
というのも、、、
目標の語り方には
大きく分けて3つのパターンがあります。
それが、
視覚タイプ
聴覚タイプ
体感覚タイプ
の3つです。
このタイプの違いはコミュケーション
の取り方の違いです。
そして、
自分と違うタイプの人が語る目標は、
理解しづらいという傾向があるのです。
夢や目標を思い浮かべたときに
ビジュアルがパーっと浮かぶ人は
視覚タイプ
言葉や概念が思い浮かぶ人は
聴覚タイプ
体の感覚や抽象的な感覚が浮かぶ人は
体感覚タイプ
かと思います。
そして、大切なことは
自分と違うタイプの人の
話は理解しづらいのです。
ですので、相手が
目標を一生懸命話していたとしても、
聞いている人は
話がうまく理解できず
相手が目標について語っていないように思い、
なんども質問を聴き返したりしてしまいます。
しかし、そのように質問を重ねたり、聴き返したりされると
相手は自分の話が通じていないと思い、
だんだん目標を語るモチベーションが下がってしまうことがあるのです。
ですので、できることは、
目標を聴き
相手が何かしら話をしたら、
まずは相手の言っている言葉を
そのまま繰り返し、
おうむ返しをしてみるとよいです。
そうして、相手が語った言葉を
自分なりに理解できるように
つとめるのです。
そうすると相手も自分の話が
伝わったと感じて、さらに
話を続けてくれたりするものです。
私はこのようなことを
心がけるようにしております。
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