作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -24ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「人に自分の考えを伝える時とてもドキドキして自信が持てません」

このような相談をいただくことがあります。

前回のblogに引き続き

今回も「自分の考えを人に伝える時のコツ」シリーズで

書いています。

今回は、人に伝える時の

自分のステートをどう作るか?

という話です。

ステートというのは、

自分の心や体の状態のことをいいます。


例えば

ドキドキしているステートだったり、

ワクワクしているステートだったり、

落ち着いているステートだったり、

ぼーっとしているステートだったり、


このような自分の心と体の状態のことです。


そして、人前で話をする時に

自分にとって最も効果的な

ステートを作るために

どうするか?

ということです。

自分のステートを作るのはいろいろテクニックはありますが、

私が大切だと思うことは

「自分の言葉で話すこと」です。


「自分の言葉で話す。」

というのは、

自分の感じたこと。

自分の考えたこと。

自分が体験したこと。

こう言ったことから話をするということです。

逆に言えば、

「自分の言葉でないもの」

というのは、

人から聞いた話をそのまま他の人に伝える。

とか

本や教科書で知ったことをそのまま人に伝える。

こういったことです。

なぜ、自分の言葉でないものを伝えようとする時に

緊張が起こるのか?

それは自分の話ではないので、

「正確に伝えなくてはならない。」

「ちゃんと伝えなくてはならない。」

そのような思いが先行してしまうからです。

このような

「正確に」とか「ちゃんと」

という思いが出てくると、

途端に人に伝える時に

緊張感が出てきます。

だからこそ、

「自分の言葉」で話すことが大切なのです。


自分の言葉でしたら、多少間違っていても、

違っていても

自分の言葉ですから、

気にすることはありません。

ですので、話を自分の言葉にすることを

私は大切にしています。


たとえ、人から聞いた話。

例えば、患者さんから聞いた話や情報を人に伝えるような場面でも、


その話を聞いて自分はどう感じたか

自分はどう考えたか?

ここに焦点を当てて話をするようにすると

自分の言葉になります。

というわけで、

今日は自分にとって人に伝える

良いステートを作るためには

「自分の言葉で話すこと」

が大切。

そんな話を書かせていただきました。

今日も読んでいただきありがとうございました。


こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

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「自分の言いたいことが全然うまく伝わりません。」


このような相談をいただくことがあります。


今回から4回にわたって新しいシリーズでblogを書きます。

今回からは

「自分の考えの伝え方」

シリーズです。

今日は、自分の考えをうまく伝えるために

まずは「モデルを捜そう!」

という話を書こうと思います。


何か自分が真似をしたい人を見つけて、

その人の良いところを取り入れる。

このことを「モデリング」

と言います。

人に伝えるのをうまくなりたい。

そう思う時は、まず自分の悪いところを直そうとしたりするより、

まずいいものを取り入れる。

そういう発想で物事を考えると良いです。


モデルの探し方としては、

著名な講演家や芸能人など、

有名なところから探すのも一つですが、

自分の近場にいる同僚や先輩

後輩といった人たちの中から

上手い人を探したり、

うまくできているところをが探すのもおススメです。


身近な人からモデルを探すいいところは、

現状が同じところをなので、

真似しやすかったり、

いいところを取り入れやすい

というところです。

このモデルを探す時に、

大切なことは、

「完璧なプレゼンター」を探さないところです。


例えば、

○○さんは、

声は小さくて聞き取りづらいという難点はある。


だけど、

話はいつも具体的でわかりやすい。

だから自分は

この具体的に話すというところを真似しよう。

とか

○○さんは、性格的には自分はあまり好きではない。

でも話はいつもわかりやすい。

いつも自分が具体的に想像しやすい話をしてくれる。

なので自分も人に話す時には

相手が想像しやすいような例え話をしよう!

とか

こんな風に

相手のいいところを自分の中に取り入れて、

話をする時に意識してみる。

ということです。

それ以外に相手に難があるところがあったり、

性格的にあまり好きでないところがあっとしても、

良いところだけを見つけて、

そこを真似してみる。

それがモデリングのポイントだと思います。

つまり、何が何でも全て

相手のことを認めて真似をするという

感覚ではなく、

人を見て、

自分が「いいな。」「真似したいな」

そう思うところを見つけて

自分に取り入れる。

そういうことができると

いいのではないかと思います。


というわけで、今回のメルマガでは

人に自分の言いたいことを伝えるコツとして、

まずは伝えるのが上手い人を見つけて

真似をしてみよう。

という話をさせていただきました。

今日も読んでいただきありがとうございました。


こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

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