作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -11ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

以前セミナーにて、参加者の方から


他職種とのコミュニケーション。

特に介護職とのコミュニケーション

に悩むという参加者の方がいらっしゃいました。


特にどんなことに悩むかというと、

介護職の人が、

「利用者が良くなることより、

自分の仕事が楽になることばかり、

言ってくる。

仕事を楽にできるようにあれこれ業務を改善しても、

まだ、あそこが大変。ここが大変。

と大変なところばかり見つけて、

なんとかしてよー

と言ってくる。」

こんな話を聞きました。

介護職の方とも一緒に働くことのある

リハ職の方にとって

上記のような悩みはいかがでしょうか?

「ああわかるーうちも似たようなところがある」

そう思う方もいらっしゃるかもしれませんし、

「うちはそこまでの人はいないなあー」

と思う人もいるかもしれません。




このような悩みを持った時、

私は、まず、

「この問題は私にとって

何が問題なのだろう?」

そう自分に問いかけるようにしています。


特にこの「私にとって、、、」

と考えるところがポイントだと思っています。

他職種との問題の時

「○○さんが問題だ」

「○○さんが愚痴ばかり言っている」

と問題がまるで○○さんにあるかのように考えていると

解決の糸口が見つかりません。


というよりも、

「○○さんが愚痴ばかりいうことで、

私は、、、、△△という問題を抱えている。」

と、このように、、

自分にとって、どのような問題になっているのか?

を考えることがポイントです。

「○○さんが、あそこが大変ここが大変と愚痴ばかりいうことで、

私の業務が増えるのが問題。」

とか

「○○さんが、愚痴ばかりいうことで、

自分の気持ちが落ち込むのが問題。」

とかこんな感じです。


このように考えた時、

じゃあまず自分の何から変えていこうか?

ということになってなってきます。


例えば

「○○さんが愚痴ばかりいうことで自分の気持ちが落ち込む。」

これを考えたときに、

なぜ自分は他職種の人の愚痴で

自分は落ち込むのだろうか?

と考えるのです。


愚痴を言うことで自分が責められていると感じるからだろうか?

それとも、気持ちよく働きたいと思っているのに、

利用者さんの愚痴ばかりで嫌だなーって思うからだろうか?


などなど。

自分が本当は何を嫌だと思っているのか?

自分は本当は何を不快だと思っているのか?

そのようなことを探ります。

自分にとって本当に不快なことは何か?

これがはっきりしてくると

自分のコミュニケーションがもっとシンプルになってくると思います。

言いたいことを言えるようになりますし、

聞きたくない話は聞き流せるようになります。

嫌だと思っていつつも、

本当は何が本当に嫌なのか?

それがわかっていないから、

他職種とのコミュニケーションでストレスを感じるのです。



こんな感じで他職種とは言いつつも

結局最後は自分自身とのコミュニケーション

そこを深めていくのが、

私なりの他職種連携のコツだと考えています。


ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

を企画しました。

臨床の中で、この人、なんでこんな事いうんだろう?


と思う瞬間、その瞬間をヒントにして

自分のこと。相手のことをより深く理解する。

そんなセミナーを行います。


この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー


この度上記セミナーを企画しました!



・「お前じゃ嫌だ!」「あんたには任せられない!」「他の担当に代わってくれ!」など、患者さんからの一言が忘れられず関わりに積極的になれない。

・上司、同僚、他職種など、スタッフから言われた苦言や注意が心に残り、モチベーションが上がらない。

・人から言われた一言で、普段は気にしていなくても、ふとした事で思い出して気になってしまう。

・誰かから言われた一言がぐるぐる頭の中で回っている感じがする。

・特定の人(患者さんや上司)から自分ばかりが嫌われていたり、厳しく言われているように感じる。

今回のセミナーでは、仕事上で起こりうる、このような悩みのある方に向けて企画しました。

臨床の中での、気になる一言。

気にしないように心がけていても、

どこかそれが心に引っかかり、

仕事で前に進むのが止まってしまう。


そんな時の対処法をお伝えいたします。

みなさんの中にも同じ様なことで、

仕事に前向きになれなくて困っている方もいるのではないでしょうか。

「この人、なぜ、こんなこと言うんだろう?」

そんな自分の中に起こる心のつぶやきがヒントになります。

その時、心理学的にどのようなことが起こっているのか。

NLPという心理学の手法を使って解明していきます。


医療従事者は、感情労働者です。

臨床では、自分が思っている以上に自分の気持ちを抑えて仕事をしていることがあるものです。

私自身の経験や、これまでセミナーに参加してくださった方のお話からもそう感じます。

自分の気持ちに少し気づいてあげることで、

セラピスト自身の中に心の余裕が生まれ、

問題となる人とのコミュニケーションにおいても、

より柔軟な選択ができるようになります。



セミナーは少人数制でワークショップ形式で行います。

最近の私のセミナーでは、お茶やおやつを食べながら和気あいあいとした空気で進めています。

そのことで、同じような悩みを抱えたセラピスト同士でいろんな話ができ、お互いの交流からも

「気持ちが楽になった」「勇気が湧いた」など、とても役に立ったという声もたくさん頂いております。

その場に参加したからこそ出会える人や聴ける話、話せること。

そんな空気感も大切にしながらセミナーを提供しています。

自分の臨床を見つめて、

元気になってまた臨床に戻るためにも

ぜひ参加してみませんか?



日時:令和2年3月22日(日)10時~16時半
場所:越谷市コミュニティセンター第1和室
JR武蔵野線南越谷駅、東武スカイツリーライン新越谷駅 (地下鉄日比谷線・半蔵門線直通)より徒歩3分
講師:杉長彬
受講料:8000円
早割あり1月末までの申し込み入金で6000円(2000円割り引き)となります。



12月15日に


下記のようなセミナー企画しました!



「困ったな。この人、どうしたら納得してくれるかな?



本人の意思に反することを促す際のコミュニケーションのコツセミナー」



認知症・精神疾患・リハビリ拒否の方などに、本人の意思に反することを促す際のNLPを用いた伝え方



というタイトルのセミナーです!


・認知症があり帰宅欲求が激しい方に対し、家に帰ることができないことをどう納得してもらうか困っている。


・強いリハビリの拒否があるが、家族の希望があり、リハビリにつなげていかなくてはならず、納得してやっていただくのにどうするか困っている。


・強いリハビリの拒否があり、ずっと動きたくない。ベッドに寝ていたいという希望のある方を、なんとか起こさないといけず対応に困っている。


・精神疾患があるのか、クレーマーなのか?こだわりが強く、無理難題を言ってくる患者さんとの対応に困っている。


・クレームが多く、スタッフの言動の上げ足を取ってくるような患者さんとの対応に困っている。


・強い介護拒否があり、トイレや入浴の誘導に強く拒否されて困っている。


このような悩みのある方向けに今回のセミナーを企画しました。



日常の臨床の中に、本人の意思には、反するけれど、


やっていただかなくてはならないことをしていただく。


そのように場面に立たされることがあるかと思います。



そんな時、



どのような伝え方やコミュニケーションの工夫をしたらいいのか?



そのことについて、


今回のセミナーでは、


NLPという心理学の手法を用いて、


学んでいきます。



今回のセミナーでは、


まず、それを伝える自分自身の状態にフォーカスします。


本人の意思に反することを促す時、


我々支援者は、


いろんな感情に出会います。


それは、


「いやだな。」かもしれないし、


「変なこと言って、怒れたら怖いな」かもしれません。





今回は、まずそのようないろいろな感情を感じている自分自身に


フォーカスを当てていきます。


なぜなら


例えば、不安や怒りを感じながら、


このような場面でコミュニケーションを取るのと、


安心やゆとりを感じながらコミュニケーションを取るのでは、


どちらが、

効果的にコミュニケーションが取れるでしょうか?


もちろん後者ですよね。


コミュニケーションとは、


相互作用的です。


自分が知らず知らずのうち感じている感情が、


無意識的に相手に伝わり、影響を与えます。



まず自分自身の心と体の状態に


意識になることで、効果的なコミュニケーションを取れるように自分の状態を整えていきます。





内容:

1)NLPについて

2)ステート(心と体の状態について)

3)ビリーフ(自分は何を恐れているのか?)

4)知覚位置の変換(相手の立場から見えるものは?)

5)異なるアイデンティティを演じる




日時:令和1年12月15日(日)

10時〜16時半

定員:15人(PTOTSTなどリハビリ職や医療介護福祉従事者 学生もOK)

受講料:8000円(団体割引あり複数人での申し込みの場合1人6000円となります)

場所:越谷サンシティホール 第1和室(和室で行いますので、動きやすい服装でお越しください。)



申し込みこちらです!


https://ssl.form-mailer.jp/fms/9c9a5713639967