作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -12ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

私がリハビリ職向けのコミュニケーションセミナーを始めたのは2011年のことです。


私がセミナーを始めた2011年ごろは、

私の他にもたくさんの療法士が

セミナー講師を始めた年でした。



何人かで集まってセミナー団体を作っていた人もいましたし、

個人で、企画した人もいました。

私もその頃は、その頃他のセミナー講師とも

割と交流があり、

色々情報交換をしていました。

ただ、その頃出会った何人かのセミナー講師と話していて違和感を感じることが多かったです。

それは、

「今後はPTOTも給料が下がり、

稼げなくなってくるので、

セミナーをするんだ。」


とか

「本当はセミナーとか面倒だからやりたくないけど、儲かるからやるんだ。」

なんてことを言う人が多かったことでした。



セミナーを儲かるのか?

というと、

別に儲かりません。


人がたくさん集まれば、

多くの収入が入ることがありますが、

それが毎回毎回人が集まり続けるというのは、

難しいものです。



自分は何のためにセミナーをやったり

このようなメルマガを発信したり

しているのだろうか?


私はよく自分に問いかけるようにしています。


私は、なんといっても、

人前で話すことや

人に自分の考えたことを伝えるのが、

好きだからセミナーをしています。


このようなセミナーをやっているという

私の印象からは、想像できないかもしれませんが、

自分は自分自身のことを

「口下手」だと思っているところがあります。

人にうまく自分の考えを伝えられない。

そういう思いを持っていたりするのです。

その一方で、セミナーやメルマガなど。

自分の考えを伝えらるフィールドが与えられると

自分の言いたいことが言えて

スッキリできる。


そういう感覚を持っています。

ですので、セミナーをするのは私自身がとてもこれが好きなのでやっています。



なおかつ参加してくださる人も、

少しでも「役立った」

と言ってくれる人がいる。

この2つの両輪がうまく回っているので、

セミナーを続けているのです。


何事も、「自分のため」「相手のため」この2つのバランスが大切だと思っています。

リハビリの仕事も同じだと思っています。

すべて患者さんのためというだけでなく、

その中から何か自分が「楽しいな」と思える事とか、「いいな」と思える事

自分のためになっているな

と思えることを見つけることが大切だと思います。

それは、給料をもらえる。

ということだけでじゃなくて、

それ以外にも何か自分のモチベーションになることを見つける事です。

そういう自分の仕事のモチベーションを見つけるサポートなんかも

自分のセミナーの中でできるといいなと思っています。

こんな感じのメルマガを週2回くらいのペースで書いています。

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令和1年6月23日(日)

マンネリや停滞感を打破する目標設定術
「生活期維持期に特に役立つコミュニケーションスキル」


停滞感やマンネリを打破する目標設定術.JPG

臨床で働いていると、

「患者さんと一緒に何かを作る。」

こういった体験をすることが、

コミュニケーションを促進する。

このようなことをよく実感します。


人と一緒に何かを作る。

人と一緒に何かをする。

こういったことはコミュニケーションを生みます。

先日、私はデイケアのプログラムで

利用者さんと一緒に壁に飾る絵を、

一緒に書いたり、糊で貼り付けたり

そんな作業をしたのですが、

(この時はお茶畑の絵をみんなで作りました)

このような活動をすると、

コミュニケーションが自然に生まれてきます。

「あら、その色使いいいですね!』

「○○さん器用にハサミを使うねえ」

「○○さんはセンスがいいねえ」

お互いのやっている作業を

お互いに褒めあいながら、

一つの共同作品が完成していきます。


そこで、つくづく私が思うのは、

コミュニケーションというのは、

無理して取ろうと思って取るもの

というより、

自然に生まれてくるものだということです。


これは、特にあまり話をしない患者さんや

無口な患者さん

少しきむづかしい患者さん

こういった方と関わる時に

意識することです。


コミュニケーションを取ろう取ろうと思うと

緊張します。


コミュニケーションを取ろう!

と意気込むのではなく、

コミュニケーションが自然と生まれるような

環境を設定する。


コミュニケーションを円滑に進めていくには、

このような工夫も大切です。

私はよくこのようなことを考えて臨床をしています。

これは、自分のステート(心と体の状態)を

いいステートに保ちつつ

コミュニケーションをとる

という意味でも大事な視点です。

少しコミュニケーションが難しいと思われる相手と

コミュニケーションをとる時

「話しかけなきゃ!」

とか

「コミュニケーションしなきゃ!」

と意気込むと緊張するのです。

そうではなく、自然とコミュニケーションが必要となるような

場面を設定するのです。

私はそんな工夫をよくしています。


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令和1年6月23日(日)

マンネリや停滞感を打破する目標設定術
「生活期維持期に特に役立つコミュニケーションスキル」


停滞感やマンネリを打破する目標設定術.JPG



私はNLPという心理学をベースにして、

コミュニケーションに関するセミナーを今まで7年間やってきました。

このNLPと心理学の中で、

私が大きく影響を受けた考え方の一つに

「ステート」

についてものがあります。

「ステート」というのは、直訳すると「状態」

のことです。

なんの状態かといいますと、

自分の心や体の状態です。

例えば、

緊張しているとか

生き生きと意欲が出ているとか

気持ちが落ち着いているとか

不安な気持ちでいるとか

そういった状態のことです。

NLPでは、この自分の「ステート」

を自在に変化させるスキルをたくさん学びます。


例えば、

自分にとって望ましいステートと

自分にとって望ましくないステートを

交互に体験することで

望ましくないステートから自在に望ましいステートを

自分の中に作り出す。

そういうことを学びます。


このような体験の中で、私はこの「ステート」のコントロールの考え方を

もっとリハビリ職者のコミュニケーション教育の中に取り入れたいなと

思ったものです。

私のセミナーをやっている理由もそういったところにあります。

そして、このステートのコントロールというのは、

患者さんと関わったり、

自分にとって苦手だなと思う方と関わる時にも非常に役立ちます。

それというのも、

そういった人と関わる時に

自分自身を望ましいステートを

作り、その状態で関わることで

コミュニケーションが変わるからです。


苦手な人と話す時、ドキマギしながら話すより

落ち着いた状態で話す方が

コミュニケーションにおいても

良いパフォーマンスが出せる

ということです。

その自分の中にいいステートを作る。

そういったことをセミナーではお伝えしたいなと思っています。