嫌な出来事の映像を動かす!(IIRAメルマガ13) | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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IRA研究会のみなさまこんにちは。

IRAコミュニケーション講師の杉長彬です。

最近は自分のモチベーションを引き出すセルフトークという事でお話ししています。



仕事をしていると、


ストレスを感じる事ってありますよね。



リハビリの仕事でもストレスを感じる出来事は多々あります。




人から何か嫌な事を言われてしまう。

患者さんに嫌われてしまう。

上司から怒られる。

などなど。



特に人との関係で、ストレスを感じる出来事は多いものです。



そのような出来事をなかなか自分の中で、

処理できずにいつまでも否定的な感情を持ち続けていると、

ストレスになります。


そしてまた、嫌な出来事をなんとか忘れようとすれば、するほど、


忘れられなくて、かえってストレスを強く感じてしまう方も多いのではないでしょうか?







そんな時は、

その嫌な出来事を映像としてしっかり思い出してみるという方法が使える時があります。




例えば、誰かに怒られた。などの嫌な出来事があった時。




家に帰ってからでもゆっくりとその時の事を思い出してみます。


すると、嫌な体験が、映像として強く思い出される事に気づきます。


例えば、怒った上司の顔とかの映像です。


もし映像として強く思い出されるのであれば、
さらに、その映像は目の前のどの辺に見えるかに意識を向けます。


人は嫌な体験を思い出す時、無意識的にどこかに映像を思い描いています。



目の前だったり、

ちょっと右だったり、左だったり、

人によって、場合によっていろいろです。


さらに面白い事に人はその映像を自分で、自由に動かす事が出来るのです。




目の前の自分の嫌な体験の映像を、意識して自分で動かすようにしてみる。

そうすると、どこかにその映像を見ていてもあまりストレスを感じない位置を見つける事ができます。


その位置で嫌な出来事を思い出していると、嫌な体験がそれほど嫌でなくなるという事が起きます。



これはかなり有効なストレス回避の方法です。


私も非常によくやっています。


ストレスは回避しようとするより、

ストレスの体験自体をしっかり見ようとする事で、逆に楽になる。

そんなやり方です。


もしよかったらみなさんもトライしてみてください☆


IRA研究会 コミュニケーション講師 杉長 彬  
ブログ http://ameblo.jp/nlp-ot/