意識の科学としての名言と名言対

(その116)

波数組(2,2)と波数組(7,7)

 

 

 名言や短歌などは人間の意識(アクシオン場)の波動関数の測定値とみることができます。言葉はエゴの発育とともに現れますが、E. H. Walkerらの実験結果を踏まえ「磁流理論」ではエゴは扁桃体でのアンダーソン局在だと見ています。そこで言葉も波動関数が「測定」によって収縮したものと見なせます。これはどんな波数の人が言った言葉かが分かる名言や短歌などを用い、言葉の内容と波数を比較するという方法で確かめられました。たとえば、「人生は楽しむべき」なのか「苦しんでこそ人生」なのか、真逆のことを言っている名言を残した人たちの波数はボース-アインシュタイン凝縮(BEC)における渦と反渦の対生成の関係になっています。「磁流理論」的にはBECは宇宙の一体を意味しますので、真の霊能が発揮される境地とは渦と反渦の対消滅でもあります。皆さんの生年月日から出る波数(単数変換)をみると、どういうところに注目しやすいか、どういう価値観を持ちやすいかがわかります。それを人生の達人や先達は名言といった形で伝えています。ご自身と同じ波数組を持つ人の言は何か感じるものがあると思いますし、それとは真逆つまり足して99になるような人の名言も、考えの片割れだけに、真の霊能発揮の境地(対消滅)に役立つと思います。
 第116回目は波数組(2,2)がある人と波数組(7,7)がある人が注目しやすい価値観の名言対です。真の霊能発揮の境地すなわち悟りの近傍については数々の名言があります。悟りについてのさまざまな捉え方をみています。

 

生年月日から出る4つの波数の中に(2,2)がある人

(たとえば1974年11月24日生まれなら3++6→

 

生年月日から出る4つの波数の中に(7,7)がある人

(たとえば1979年7月1日生まれなら8++1→
の間には渦と反渦の関係があり、(2,2)+(7,7)→(9,9)となります。

 

 

波数組(2,2)がある人の名言

 

「(定義)六 神(デウス)というのは、絶対に無限な有であると私は考える。換言すれば、それは、無限の諸属性からできている実体であり、その属性の一つ一つが、永遠かつ無限な本質を現わしている。

定理・五 自然のうちには、同じ本性もしくは同じ属性をもつ二つ、または、多くの実体というものはありえない。

定理・十一 神は必然的に存在する。別言すれば、それぞれに永遠・無限の本質を表わしている無限に多くの属性から出来ている実体、は必然的に存在する。

 それは、神が、実体の本性を表わす一切の属性をもつと考えられる(定義・六による)ところの絶対に無限な存在者であり、したがって神は、また必然的に存在する(定理・十一によって)からである。もし、神の他に、何らかの実体が存在するとすれば、その実体は、神の或る属性によって表現されなければならす、かくて、同じ属性をもつ二つの実体が存在することになるであろう。これは、(定理・五によって)不条理である。それゆえ、神を除いて他には、いかなる実体も在りえないし、また、当然、考えられもしないのである。なぜといって、もし考えられるとすれば、その実体は、もちろん、存在するものとして考えられている筈であろうが、こういうことは、(当証明の第一部によって)不条理だからである。それゆえ、神を除いて他には、いかなる実体も、存在しないし、また、考えられもしない。」

(「倫理学(エティカ)」(高桑純夫訳) バールーフ・デ・スピノザ オランダの哲学者)

 

波数組(7,7)がある人の名言

 

「一、われわれがこれから論じようとする単子(モナド)は合成体のなかに入る単純な実体にほかならない。単純なというのは部分がないということである。

五一、しかし、単純な実体においては、一つの単子が他の単子におよぼす影響は観念的なものにすぎないし、その影響も神の介入によってはじめて効果をもつことができるにすぎない。すなわち、神の観念において、一つの単子が、神は万物の始めいらい他の諸単子を支配するときにもその単子を顧みるということを要求しても正当であるかぎりにおいて効果をもつことができるにすぎない。けだし、創造された単子は、他の創造された単子の内部に物理的な影響をおよぼすことができないのであるから、一つの単子が他の単子と依存関係をもちうるのは、この仕方によるほかないのである。」

(「単子論」(竹内良知訳) ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ ドイツの哲学者、数学者)

 

 

 両方の意識を合わせると真の霊能発揮の境地(対消滅)になるわけですが、さすが名言、両方が洗練されて反対サイドから近づいてきているのがお分かりいただけると思います。波数は運動量のことですから、これが心理学者ジナ・サーミナラのいう「神線」に近づいているということです。ソリトン化の過程でもあります。

 

文献
(1)佐佐木康二 「波動関数を収縮させない生き方」 東北日本サイ科学会 2011.8

(2)佐佐木康二 「意識の科学としての名言と名言対」 東北日本サイ科学会 2013.4

 

 

◎サイ現象(=霊能力・超能力の現象)は協力現象です。肉体を持つものも持たないもの(スピリット)も協力するからサイ現象は起きるのですが、悪でなく善に協力する必要があります。何が善で何が悪なのかわからないとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、これは簡単で、脳波、脈波、生体ゆらぎとかが1/fゆらぎするのが善で、結果として1/fゆらぎから外れる、緊張したり憤慨したり苦痛だったり・・・するものは悪です。

1/fゆらぎは『日々に新た』ということであり肯定的な『諸行無常』です。
この1/fゆらぎに導いて善の協力現象としてのサイ現象を誘発するのが「居場所をパワースポットに変える装置」(FER)です:

 

 

 

 

 

◎悟りへの道は苦しみ(=ストレス)が無くなっていく過程ですが、それにはなぜそれがストレスになるのかに気づく必要があります。実はそのような気づきは「使命・役割」に通じています。「使命・役割」に気づいて苦しみが解消していくのが、「元気回復装置」(受動型)としてのアクシオン・テレポート装置 AT-2です:

 

 

 

◎人生には凹凸のリズムがあります。だまっていても凸の時(高調期)にはうまくいき凹の時(低調期)には失敗しがちです。しかし凹の時にも努力次第で成功できます。なぜかというと凹はその時期で発揮すべき色のプラーナ(=気)が不足しているから起きており、プラーナの色は意識の種類ですから、意識の持ち方をその色に変えるだけで高調期にもっていけるからです。
 音声から人生の凹凸のリズム(「人生グラフ」)を知ることができます。もしいま低調期(凹)とわかったら、その時期の色の意識の発揮に留意するようにすれば、高調期(凸)にもっていくことができます。
 まずはご自分の「人生グラフ」をつくってみませんか?凹の時期は人それぞれ異なります。ある人は10代に、ある人は40代にやってくるかもしれません。「音声による人生グラフ」をしらべれば、凹の時期にとるべき意識の持ちようが明らかとなります。それによって幸運が訪れます。成功します。

 

 

 

◎生年月日から求める波数の出し方はこちら:

 

 生年月日は本来の性格を表している - 波数による性格診断

 

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