4/30合格発表と同時に、令和2年試験の成績開示請求を行った。そして、昨日7/2に開示された成績の結果が到着。
果たして、令和2年度の技術士総監結果は、どうだったのか・・・?
ところで、
先日、BIMの基礎講習会に参加した。
受講したのは、Revit 2020と、Navisworks 2020。
操作は思ったより視覚的で簡単で驚いた。
これからは、3DモデルのBIMやCIMが、益々主流になるんだろうな。
そして、
引きずられるように、
ハイスペック・パソコンを買ってしまった(高価!)。
やっちゃったな~。
(1) BIM・CIMについて
日本の建設では、将来、半分近くまで落ち込む日本人口減少に対する労働者不足対策として、官民あげて、BIM (Building Information Modeling)や、土木のCIM (Construction Information Modeling)を推進しています。
果たして、「BIMとはどんなものか」、に対してとても興味もあり、基礎講習を受けてみた。
BIMとは、コンピュータ上での立体モデルを構築し、視覚的に図面を判断できるもの。土木のCIMも同じです。
①平面図、立面図の2Dデータから、3D、積算データ、外観パース図まで、全てのデータがリンクします。
②見たいところをいつでもどこでも、断面切断できる。
③データから簡単に骨組(構造部材)だけを取り出せる。
④外観パース図をどこの角度からも、取り出せる。
そして
⑤建物の作る順序・ステップを自動で再現できる。
工事進捗の再現
これからは、BIMやCIMが、
DX(デジタル・トランスフォーメーション)を支える道具の一つとして、生産性改革の大きな目玉になっています。
すると、様々な業務を同時にこなすために
ハイスペックなパソコンが必要になる?
聞いたところ、BIMモデルに対応できるパソコンとして、
インテルCorei7、RAM64GB、強力なグラフィックボードを備えたハイスペックが必要だそうです。
5年前に技術士対策を始めた間もない頃、アキバで中古パソコンを廉価で買った。
しかし、今では、仕事でPDF図面を3ファイル並べて操作するだけでフリーズするように。
この際、意を決し、新たに購入することに!
(2) ハイスペック・パソコンの購入へ
今の旧態依然のパソコンから脱し、
ハイスペック・パソコンの世界へようこそ。
まさに新たな一歩を踏み出した。
色々と検討を重ねた結果、
大好きな乃木坂のお姉さんのCMで有名な、
高性能PCにロックオン!
これで、BIMのRevitもサクサクか?
たまには、仕事の道具への投資見直しも必要ですね。
(今回購入申込済のノートパソコンの性能)
・CPU: インテルCore i7-10870H
2.20GHz/最大5GHz/16MB
・RAM: 64GB DDR4-2666 (32GBx2)
・グラフィックス: GeForce RTX 3070 /8GB
・ストレージ: 2TB (M.2 SSD , NVMe対応)
・モニター: 15.6型 フルHDノングレア
・バッテリー: 約11.5時間
・重量: 2.23kg
・OS: Windows10 Pro
・Microsoft Office Home and Business 2019
かみさんからもアドバイスあり、
ありがとうございました。
よーし。
月曜日から、しっかり働いて稼ぐか~
(3) 技術士試験 成績開示
開示申請を出して、ちょうど2か月目。
無事結果が到着。お忙しい中、ありがとうございました。
今回は、
令和2年度、総合技術監理部門の成績開示を要求した。
前回の結果は、
令和元年 択一が25点/40点= 62.5%、論文56%。
合計59.25点 < 60点。 まさに、1点に泣く。
(令和2年度の終わった直後の感想)
今回の令和2年度は、択一が同じ25点で、論文は全く自信なしだったが、合格できた。恐らく論文は、ギリギリだったのか?
果たして・・・
申込時に同封した封筒が届き、裏には技術士会の印。
封筒を開けると、丁寧な表紙文と、成績表。
①開示請求の表紙文
②令和2年度技術士 成績開示結果
(4) 点数結果の分析
「筆記試験結果は、68.25点」だった。
意外にも得点できていた!
すると、
・択一:25点/40点=62.5%なので、31.25点/50点となり、
・論文:37点/50点=74% であることが判明。
逆算すると、択一試験は、19点/40点以上(46%)あれば、合格。 択一が19点しか取れなくても、合格可能だった。
予想だと、論文は58%あたりのギリだとふんでいたが、
総監論文で、7割以上も取れているとは。
ここが、論文試験の、訳のわからない難しさです。
ちなみに、今回ガチンコさんの無料論文添削では、
択一: 31.25点/50点、
論文: 23.5点/50点=47% で、合計 54.8点
実際は、47%→74%で、+27%も上がったことになる。
論文の採点は難しいのですね。
とにかく、
技術士論文試験では、最後まであきらめずに、頑張りましょう。
【口頭試験結果】では
①経歴及び応用能力: 66.7%
②体系的専門知識: 62.5%
口頭試験では、今回、面接での総監知識のアピール不足と思っていたが、結果は、やはりギリギリ。 特に、今回試験前に提出した申込書の出来が悪く、何とか、口頭試験でその不備を説明でき、挽回できたと思います。
即ち、申込書の経歴が悪くても、口頭試験で説明できれば、申込書の疑念を訂正することは可能、ということですね。
(5) 総監の振り返り
総監論文は、問題文が複雑で長くなるが、よく読んで、問われている質問に、一つ一つ丁寧に、分かりやすく答えることが大事だと思います。
総監論文の採点は、解答内容よりも先に、まず問題に対し、解答が要求通りにされているか、これが大きな採点ポイントになると思います。
それと、内容については、
今回、解答内容がスカスカで、ガチンコの無料添削でも、評価が低く、散々だった。しかし、それでも74%取ることができたのは、恐らく内容が薄くても、自分の経験に基づいた言葉で、分かりやすい文章を書く様に心がけたことが良かったと思われます。
総監論文・口頭で得た教訓
①問われた質問に、問われた言葉通りで、一つ一つ漏れなく、分かり易く解答すること。最初の問題文の読解が重要です。
②自分の現場経験に基づいた、分かり易く具体的な、リアルな解答を心がけること。採点者は、お役人、現場から離れておられる方々が多いため、リアルな話題や説明に、実際に経験に基づく話だとして、受け入れられ易く、得点を戴けるチャンスであると考えます。この考え方は、とっつきづらい、難関でもある技術士2次の「Ⅱの2」の問題対策でも同じだと言えます。
③口頭試験では、申込書の記述で失敗していても、口頭模試等で事前準備を行い、説明する機会を得られれば、取り返しが可能。そのためには、口頭模擬試験で場数を踏みベストな回答を理解することが大事です。
技術士試験まで残り1週間、
受験される方々、皆さん頑張って下さいね。
【令和元年度 技術士開示請求 結果】
【令和2年度の総監挑戦記録】
ⅰ)総合技術監理部門の筆記試験 受験記
ⅱ)令和2年技術士総監の筆記試験 合格発表
ⅲ)総監の口頭模試
ⅳ)総監の口頭試験本番 受験記
ⅴ)総監 最終 合格発表
ⅵ)総監の合格証
ⅶ)監理技術者資格者証の更新
ⅷ)技術士総監 登録証
ⅸ)令和2年度技術士 大学別合格者数
いつも有り難うございます。