PMP試験を受けた! | 技術士・50代サラリーマン の「スピリチュアル・スポット巡り」と 挑戦日記

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日常は資格習得の勉強に、休みには各所のスピリチュアル・スポット巡りを楽しむ「グリズリー(大熊)のブログ」です。

先週、7/10、7/11は、技術士一級建築士コンクリート構造診断士試験などとたくさんの試験のオンパレードとなった。

皆さん、今まで、お疲れさまでした。

 

そして1週間後の今日7/17は、いよいよ、PMP試験

関東地方の梅雨が明け、夏本番となった。

 

私の、令和3年度の戦いの火蓋が、切って落とされた。

 

 

PMP(Project Management Professional)とは、

米国PMI認定の試験のこと。

 

この1か月間、私もPMP試験勉強に集中。

試験対策は十分とは言えない中だったが、

とにかく前進・・・・。

 

朝早くから新宿へ向かった。

 

試験前、朝7:00に近くの成子天神でご参拝。

大好きな天神様で、試験会場(PMOビル)もすぐそこ。

試験終了後は、近くの紀伊国屋書店へ。

 

 

 

(1) 成子天神さん(西新宿)へ

 

ここへは、新宿での仕事の際に、時々参拝に来ていた。

奈良の実家のすぐそこに「菅原神社」があり、

昔から天神様にお世話になっています。

 

1100年以上前 平安時代の「菅公神社」が始まり。

徳川3代家光から春日局に賜り、「天満天神社」となり、再開発のビル群の中、現在の「成子神社」となった。

 

境内は、長細いです。往時は大きかったんでしょうね。

 

立派な楼門。後ろにアイランドタワーがそびえたちます。

 

ビルに囲まれている中、いいご神域〜。

 

技術士試験合格のお礼と、PMP試験合格のご祈願を行い

祝詞奏上。早朝気持ちいいな~

 

そして、弁天さんに、ご挨拶。

 

境内には、大きな富士塚や、七福神もありで、

大都会のど真ん中、オアシスのようですね。

 

 

 

さて、いよいよ

(2) PMP試験へ

 

正月に指定講習35時間を開始した。

技術士筆記合格発表、積算士試験、技術士口頭試験と続き、途中中断しながら、講習完了が、何とか期限ギリギリの6月7日。そして、試験日が7月17日(土)となった。

 

試験勉強は、講習完了後の約1か月間に集中。

主に今回の試験対策は、PIMBOK(第6版)と、E-Projectのeラーニング講習会資料と、模擬試験、アジャイル資料のみ。

 

 

7/14(木)試験3日前のリマインダーが届いた。

 

注意事項。やはり、マスク着用です。

 

 

PMOオフィス(試験会場)に、7:30頃入った。

 

未だ新しいビルですね。

 

PMOとは、PMP試験に出てくる、PMO(Project Management Office)のことだろうか、と最初に思った。

 

入口は無人の、オートロック。案内への呼び出しで、開錠。8F Pearson Professional Centersが、試験会場

 

8F試験会場へ

 

 

いざ、会場へ。

 

①受付

7:30に受付し、検温後、既に数人が順番を待っていた。

 身分証(パスポート)だけを残し、時計、ハンカチなど全ての所持品をロッカーに収納。そして顔写真撮影を行い、直筆電子サイン

携帯の電源を切り、IPADは機内モードであることを全て確認された。

 飲み物や眼鏡などは、カバンとは別にロッカー内にて分けて置き、後から取り出せるように。勉強道具や財布などは一度しまうと一切取り出せなくなる。かなり厳重だった。

 

 

②試験部屋

中央にガラスパーテーションで区切られた監視小室があり、壁に向かってL型に5人+5人=10人分の小パーテーションで区切られたPCと机があった。その比較的大きな部屋が3部屋ほどあり。MAX30人ぐらいか? 今日の試験は、2部屋で約20人。

 入室時毎に、身体チェックがあり、身分証とすべてのポケットの中身を確認された。そしてA4サイズの手書きボードホワイトマーカーを渡され、問題開始後にメモとして使用するよう指示を受けた。計算機は、PC上の計算機を使用する。

 

 

③試験開始

入室後、既に皆さんの試験が開始中で、私はその部屋の最後の10人目となった。

試験は、CBT試験(Computer Based Testing)で、席につくと、案内のお姉さんがパソコンにPWを入力し、始まった。そして最初にいくつかの誓約書への署名、チュートリアル7分ほどがあり、それが終わると試験が開始した。

 

・試験は、180問で、試験時間230分。

・60問毎に休憩10分(選択可能)x 2回

※回答を見直して休憩を開始したら、前の問題には戻れない。

・試験問題は、4択問題が中心で、複数回答(2~3つ選択)マッチング、限定的な穴埋め問題と多様で、中々凝っています。

 

予測型(従来型)プロジェクトマネジメント・アプローチについて約50%アジャイル型・ハイブリッド型アプローチについて約50%出題

・出題範囲は、

 人・・・42%
 プロセス・・・50%
 ビジネス環境・・・8%

 

問題は知識問題が少なく、ほとんどが、ケーススタディ。

「あなたはPM(プロジェクトマネジャー)です。大型建設プロジェクトを行っていて、~の問題が発生しています。あなたは次にどうしますか?」などが、3~4行の文章で出されますが、これを毎回読んでいくのが、段々としんどくなる。

・計算問題は1つだけだった。ちょっと得意な、EV(アーンド・バリュー分析)は、SPICPIとして出てきたのみでちょっと残念。

 

 最初の説明部分に、ヒントが隠されているが、それを毎回読みこむのが、100問あたりで、つらくなってくる。また4択で、最後に2つに絞られると、その選択に迷う。ある意味、神経衰弱のような試験だった。

 

 途中、集中力が続かず、何度かもう席を立ちたくなるような、体力と忍耐をためされる試験。ふっと、前に受けた「ファシリテイマネジャ試験」のような長時間耐久試験を思い出した。

 

※ 特に今、16時間ダイエット実施中で、ちょうど8:00~12:00までは断食タイム。お腹の虫が鳴って大変だった。 ←強調した。
 

 

 

④試験終了

CBT試験なので、試験終了と同時に結果が出る。

 

1回目の休憩では、ロッカーに戻り、監視員の見守る中、ミルク紅茶とアーモンドチョコ(試験で必ず持参)を食べて一息。こりゃー大変な試験だ・・・。

2回目では、トイレ休憩後、ウオーターサーバーで冷水を1杯だけ。試験時間も無くなってきて、ちょっと焦っていた。

 

・試験時間は、最後の1秒までギリギリだった。

「1題を1分」を目標に解き進んだが、前半、1~60問目がちょっと難しめで、手こずったため、時間が不足した。最後の120問目からは、短文も混ざり、スピードアップをし、何とかギリギリ、間に合った

 

試験を受けた感触は、

あの問題の答えはどうだったのか?がいっぱいあり、自信なし

 

180問目の試験終了と同時に、「時間切れ」表示が出た。

 

ヤバイ でもやっと、終わった~。

 

 

 

⑤試験結果

そして、「提出ボタン」を押した。

 

すると、

いきなり画面に、「すばらしい結果です」と日本語が出てきて、それから、アンケートが始まり、終了。

 

何が何だか分からないまま、終わった感じ。

とにかく、

230分+10分+10分=250分(4時間10分)の死闘は終了し、ノーサイド

 

部屋を出たところで、また身分証確認。

そして受付に行くと、試験結果を1枚手渡された。

 

結果は、「Pass」(合格)

良かった~。

ありがとうございました。

 

 

試験も終わり、ちょっとブラブラ歩き、紀伊国屋書店

さて次の1級電気施工管理技士の2次試験問題集でも探すか~。

 

 

アルタ前は、若者たちでいっぱいだった。

(みんなコロナには気を付けてね)

 

 

 

 

(3) PMP 結果通知

 

12:00に試験が終わり、

12:41にはメールでスコアが表示されていた。早い!

 

 

①スコアレポートの通知

 

 

表示が始まっていた。

 

 

「表示」ボタンを押すと、

レポートが出た。

 

 

 

② PMP試験スコアレポート

 

 

できたかどうかわからないまま、試験が終了し、

どうにか基準点は超えたようだった。

 

制限時間230分で、180問出題され、その内5問がダミーで、採点対象の175問中110問が基準点(正答率:61%)のようです。

公表はなし。

 

再試験を含めた合格率6割程度(PMI日本支部調べ)。未公表。

ベールに包まれた試験ですね。しかもあれだけ、セキュリテイが厳しいとは。

 

試験問題も公表されていないが、自分の回答の答え合わせをやってみたいな~。

ロールプレイな試験問題が多く、PMマインドが試される試験。自分の何が間違っていたのか、確認してみたい。

 

 

 

③ 合格証

続いて、その夜20:28

米国PMIよりメールが早速届く。

 

日本とは段違いに、早い!

 

「Congratulations!(おめでとう)」

合格証も添付されていた。

 

正式な紙の合格証は、約3週間後に米国から送付予定。

 

→その後、メールで米国PMIに確認したが、紙の合格証の送付は、取り止めになったとのこと。高い受験料でもあり、残念。

 

 

 

 

PMP合格証

ありがとうございました。

 

これで、会社へも資格申請と試験費用申請ができるようになる。

なんせ受験費用が、62,000円もするので、落ちると精神的にも経済的にも非常に厳しい~。

 

 

【PMPの適用範囲】について

<業界>

建設・建築、エンジニア、自動車、医薬品、IT、サービス業、自治体...など幅広いですね。

<職種>
研究、開発、設計、営業、会計、総務、人事、教育、コンサルタント...など

 

 

 

④PMP試験を終わってみて

 

今回、世界標準と言われているPMBOKを勉強し、

PMの知識も学べたが、PMマインドは如何にあるべきか、世界ではどう考えられているのか、がよく分かった。

 

技術士総監部門の勉強も当然役に立った。逆もあると思う。これから総監を目指す方にもPMPは強力な武器になりますね。

勉強に無駄はなし。

 

プロジェクトマネジャとして、リーダーシップを発揮し、世界でも、まだまだ頑張ってみたいですね。

 

 

 

過去のPMPブログについて

 

【令和3年度の新たな目標】

 

 

【PMP申し込み】

 

 

 

来週から、いよいよオリンピック開催です。

世界の人々が注目する中、

日本の良さを存分に表に出し、

世界にアピールしたいですね。

 

いつもありがとうございます。