うらじょ -21ページ目

うらじょ

女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

 

 

昨日14日、2017プレナスなでしこリーグ開幕を前に、東京本郷のJFAハウスで、1部リーグ10チームの監督・主将が一堂に会して、毎年恒例の記者会見が行われました。

今季から10チーム中5チームが、新たなキャプテンを立てリーグ戦に臨みます。

新たにキャプテンとなったのは、仙台L田原のぞみ選手、千葉L上野紗稀選手、AS埼玉は中野里乃選手、伊賀FC杉田選手。そして浦和レッズレディースでは柴田華絵選手がキャプテンに任命され、チームを牽引します。

 

レッズレディースの開幕戦は、3月26日(日)にAC長野パルセイロLとアウェーで対戦します。

 

2017シーズン開幕記者会見 (2017年03月14日)

▼浦和レッズレディース・キャプテン :柴田華絵
いつも応援いただきありがとうございます。昨シーズン、よい結果を残せなかったので、チーム一丸となって、リーグ優勝できるように全力で取り組んでいきたいです。

 

▼AC長野パルセイロレディース・キャプテン :坂本理保
実力のあるチームではありませんが、勝負にこだわり、チームの底力をあげて、昨シーズンの勢いをそのままに、より進化したサッカーを展開したいです。
観客のみなさんをも巻き込み、より魅力ある強いチームに成長していけるよう、今シーズンも目の前の1試合に全力で挑んでいきます!

 

柴田選手と坂本選手、共に1992年7月生まれの同い年(華が7/27、ぽっぽが7/7で似通ってもいる)で、2011年高卒後、ともにレッズレディースに入団した同期でもあります。入団以前の高校時代には、坂本選手が常盤木学園で柴田選手が神村学園に在学し、高校選手権優勝を争うライバルとして対戦し、また2012年のU20W杯では、世界3位に躍進した代表メンバー同士でもありました。

 


 

2011年2月、レッズレディース新入団時のものです。たまたまニュースで見たものを撮っていました。TVから粗い画像ですが、今となっては貴重な1シーンといえるでしょうかね。(当時の入団会見の画像はオフィシャルにも見当たらないんですよ。)

新入団のGK池田、MF安田選手に、村松監督を挟んで、柴田と坂本選手が並んで映っていました。

(※2011年といえば、仙台Lの新キャプテンになった田原選手が、その年の5月に東京電力マリーゼ休部によりレッズレディースへ移籍してきた年でもあります。田原選手は移籍後間もなく大けがに見舞われ長期離脱のまま仙台へ移籍し、約2年を費やし復活を遂げた選手でもあります。また千葉Lの新キャプテン上野選手は2011年当時、レッズレディースユースの中心選手として活躍していました。今回集う10チームのキャプテン4選手のうち浦和に在籍したことのある選手は4人います。)

 

坂本選手は、浦和時代、入団から怪我で長期離脱の後、DFとして出場機会が巡って来たのが2013年。新体制となった若いチームで勝てなく降格危機に陥る状況から、柴田選手とともに先発出場を続けチームの再興に貢献した選手の一人でしたが、2014年以降は再び出場機会に恵まれなくなり、2015年に長野へ移籍した選手でもあります。

長野ではレギュラーとして定着、DFを統率する中心選手となり、キャプテンを任されて2年目。今やチームに欠かせない存在となり、浦和から新天地に移り、一気に才能を開花させました。

 

入団当時初々しかった2選手が、こうして7シーズン目を迎える歳月を経て、今は互いにチームを代表する立場となり相対することになりました。健闘を祈り握手する姿は、サポとして感慨深いものがあります。

坂本選手他、元浦和の選手が多い長野であり、熱心なサポが集う長野アウェーでは、互いの意地がぶつかり合う白熱した試合になることは必至。

26日開幕戦が楽しみです。

 

 

 

 

 

震災後、女子サッカーを通して訪れたところは、石巻と仙石線の不通になってた区間です。

 

 

 

 

初めて来たとき、荒涼と広がる寂しすぎる風景に圧倒されました。

 

 

 

仙石線の不通区間を歩きました。2年後に同じ場所に来てみると、線路が取り外され雑草が生い茂り、風化していった様子が見て取れました。失われた線路の跡、今はどうなっているのでしょう。

被害の大きかった区間は、今は沿岸から離れた高架橋となり、一昨年全線復旧しています。

 

 

 

 

2015年7月には、石巻で仙台Lとの復興支援試合がありました。

 

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競技場周辺を、広大な仮設住宅の平屋が、延々と建ち並んでいたのが印象に残りました。競技場行きのタクシーの運ちゃんの話では、当時まだ万単位の人が、肩身の狭い思いをして暮らしているとのことでした。

 

 

 

 

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昨年9月は熊本へ。INAC主催の復興試合が熊本の大津で行われました。
 
 
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被災地へ、なにか支援に行くわけでもないんですけど、現地で大いに飲んで食べて(飲んでが先!)来ました。それと、女子サッカーでも熱い応援してるんだと見せて来れたから刺激になるかな、それでいいんじゃないかなと。
現地を肌で感じてくることは、試合機会のあるかぎり続けていきたいです。
 
 
 
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ALGARVE WOMEN'S FOOTBALL CUP 2017 in PORTUGAL
(2017年3月1日~3月8日)

 

【グループリーグ戦績】
(グループA)
  得点 失点 勝点
カナダ 2 1 0 3 1 7
デンマーク 2 0 1 12 2 6
ロシア 1 0 2 3 8 3
ポルトガル 0 1 2 0 7 1
             
(グループB)
  得点 失点 勝点
スペイン 2 1 0 5 1 7
日本 2 0 1 5 2 6
アイスランド 0 2 1 1 3 2
ノルウェー 0 1 2 1 6 1
             
(グループC)
  得点 失点 勝点
オーストラリア 2 0 1 5 4 6
オランダ 2 0 1 4 3 6
スウェーデン 1 1 1 1 1 4
中国 0 1 2 1 3 1

 

【順位決定戦戦績】 (※PはPK勝ち)

・優勝決定戦 スペイン 1-0 カナダ

・3-4位決定戦 デンマーク(P) 1-1 オーストラリア

・5-6位決定戦 オランダ 3-2 日本

・7-8位決定戦 スウェーデン 4-0 ロシア

・9-10位決定戦 アイスランド 2-1 中国

・11-12位決定戦 ノルウェー 2-0 ポルトガル

 

 

【最終順位】

優勝スペイン、2位カナダ、3位デンマーク、4位オーストラリア、5位オランダ、6位日本、7位スウェーデン、8位ロシア、9位アイスランド、10位中国、11位ノルウェー、12位ポルトガル

 

【トップスコアラー】

4得点:横山久美、P.Harder(デンマーク)

3得点:エミリー・ギルニック(オーストラリア)

2得点:長谷川唯 他8選手

 

 

 

【2017 She Believes Cup】

・開催期間:2017年3月1日~7日

・参加国:アメリカ(1位)、ドイツ(2位)、フランス(3位)、イングランド(5位)

 (※ ()カッコ内は現在の世界ランキング)

・開催地:ペンシルベニア州チェスター、ニュージャージー州ハリソン、ワシントンD.C.

 

【SHE BELIEVES CUP 2017 戦績】

3/2:フランス 2-1 イングランド、アメリカ 1-0 ドイツ

3/5:フランス 0-0 ドイツ、イングランド 1-0 アメリカ

3/7:フランス 3-0 アメリカ、ドイツ 1-0 イングランド

 

【最終順位】

優勝 フランス:2勝1分け 5得点1失点 勝ち点7

2位 ドイツ:1勝1分け1敗 1得点1失点 勝ち点4

3位 イングランド:1勝2敗 2得点3失点 勝ち点3

4位 アメリカ:1勝2敗 1得点4失点 勝ち点3

 

 
 
・開催期間:2017年3月1日~3月8日
・開催地:キプロス共和国(キプロス島)
 
【グループリーグ戦績】
(グループA)
  得点 失点 勝点
スイス 2 1 0 9 2 7
韓国 2 0 1 7 2 6
ベルギー 1 1 1 7 7 4
イタリア 0 0 3 1 13 0
             
(グループB)
  得点 失点 勝点
北朝鮮 2 1 0 3 0 7
スコットランド 2 0 1 6 5 6
オーストリア 1 1 1 4 3 4
NZランド 0 0 3 2 8 0
             
(グループC)
  得点 失点 勝点
アイルランド 2 1 0 3 0 7
ウェールズ 1 1 1 2 1 4
ハンガリー 1 1 1 2 3 4
チェコ 0 1 2 1 4 1

 

【順位決定戦戦績】 (※PはPK勝ち)

・優勝決定戦 スイス 1-0 韓国

・3-4位決定戦 北朝鮮 2-0 アイルランド

・5-6位決定戦 スコットランド (P) 0-0 ウェールズ 

・7-8位決定戦 ベルギー (P) 1-1 オーストリア

・9-10位決定戦 ニュージーランド 3-1 ハンガリー

・11-12位決定戦 イタリア 6-2 チェコ

 

【最終順位】

優勝スイス、2位韓国、3位北朝鮮、4位アイルランド、5位スコットランド、6位ウェールズ、7位ベルギー、8位オーストリア、9位ニュージーランド、10位ハンガリー、11位イタリア、12位チェコ

 

 

さてー

まず、以下が現在の世界女子ランキングです。

 

【2016年12月23日付最新のFIFA女子ランキング】

  ランク   国 名   ランク   国 名
  1位 アメリカ   26位 メキシコ
  2位 ドイツ   27位 ウクライナ
  3位 フランス   28位 フィンランド
  4位 カナダ   29位 コスタリカ
  5位 イングランド   30位 タイ
  6位 オーストラリア   31位 ポーランド
  7位 日本   32位 ベトナム
  8位 スウェーデン   33位 チェコ
  9位 ブラジル   34位 アイルランド
  10位 北朝鮮   35位 ナイジェリア
  11位 ノルウェー   36位 ウェールズ
  12位 オランダ   37位 ルーマニア
  13位 中国   38位 ポルトガル
  14位 スペイン   39位 台湾
  15位 デンマーク   40位 ハンガリー
  16位 イタリア   41位 スロベニア
  17位 スイス   42位 ウズベキスタン
  18位 韓国   43位 ミャンマー
  19位 ニュージーランド   43位 セルビア
  20位 アイスランド   45位 ガーナ
  21位 スコットランド   46位 トリニダードトバゴ
  22位 コロンビア   47位 カメルーン
  23位 ロシア   48位 パプアニューギニア
  24位 オーストリア   49位 ベラルーシ
  25位 ベルギー   50位 赤道ギニア

 


では、今回の女子3大カップの結果をもとに、独自の方法でランキングを入れ替えてみます。なかなかおもしろい(たぶん)ランキング結果になったのでご紹介します。

 
①SHE BELIEVES CUPは、トップランキング4チーム(厳密にいえばイングランドは世界ランク5位ですが)による総当たり戦だったので、今回の結果を1位から4位へそのままランキングに当てはめます。
②次に、アルガルベカップ、キプロスカップの結果をランキングに反映させていきます。
この2つの大会ともに、まずグループリーグに分けられ1グループ4チームにより競われましたが、では、それぞれのグループごとに、世界ランキングの総計を足して4で割っていきます。
例えば日本のBグループでは、ランキングが日本7位、スペイン14位、アイスランド20位、ノルウェー11位なので、全部足して割ると14.75になります。この値をグループごとの基準点とします。Cグループ(オーストラリア、中国、スウェーデン、オランダ)などは、基準点が9.75になるので、それだけレベルの高いグループで競われたことがうかがえたりします。
※例外として、アルガルベカップAグループのポルトガルは、38位と著しくランクが低く実際のレベルも劣るので除外し、Aグループは他3チームにより算出。
③この基準点に、順位決定戦による最終順位を足していきます。日本は14.75に、6位だったので20.75になります。他国も同様に足していくと、アルガルベカップでは以下の順となりました。
 
オーストラリア 13.75
カナダ 15
スペイン 15.75
スウェーデン 16.75
オランタ 17
デンマーク  18 
中国  19.75
日本  20.75
ロシア  22
アイスランド  23.45
ノルウェー  25.75
ポルトガル  除外
 
日本は実際の6位よりも、中国・スウェーデンより下位の8位へ落ちます。ですが昨年、五輪最終予選で中国に破れ、強化試合ではスウェーデンに完敗した日本でもあるので、意外と的を射た順位づけになってたりします!?
またキプロスカップでは、今回優勝したスイスの値の20が最小となるので、アルガルベよりレベルの落ちる大会であることなどもうかがえます。
 
④それでは、アルガルベ・キプロスカップから独自に算出した値をもとに(笑)、今回参加のなかった国の順位は同順に据え置きとして、ランキングを作成してみます。(ポルトガルの38位も据え置いています。)
 
  ランク   国 名   ランク   国 名
  1位 フランス   26位 メキシコ
  2位 ドイツ   27位 ウクライナ
  3位 イングランド   28位 フィンランド
  4位 アメリカ   29位 コスタリカ
  5位 オーストラリア   30位 タイ
  6位 カナダ   31位 ポーランド
  7位 スペイン   32位 ベトナム
  8位 スウェーデン   33位 アイルランド
  9位 ブラジル   34位 ウェールズ
  10位 オランダ   35位 ナイジェリア
  11位 デンマーク   36位 ハンガリー
  12位 中国   37位 ルーマニア
  13位 スイス   38位 ポルトガル
  14位 日本   39位 台湾
  15位 韓国   40位 チェコ
  16位 北朝鮮   41位 スロベニア
  17位 ロシア   42位 ウズベキスタン
  18位 アイスランド   43位 ミャンマー
  19位 スコットランド   43位 セルビア
  20位 ノルウェー   45位 ガーナ
  21位 ベルギー   46位 トリニダードトバゴ
  22位 コロンビア   47位 カメルーン
  23位 オーストリア   48位 パプアニューギニア
  24位 ニュージーランド   49位 ベラルーシ
  25位 イタリア   50位 赤道ギニア
 
 
いかがでしょうかー
日本は14位となり、韓国・北朝鮮と同レベル程に落ち着きました。
FIFAランキングでは見えてこない、欧米列強に先を越された現実的な立ち位置にも察せられたのは、悲観過ぎるでしょうか。
 
FIFA女子ランキングの次回更新日は今月24日の予定です。
日本には、できればトップ10には残ってもらいたいですけれども。