昨日、アリババと40人の盗賊を買いにこられたお客さまがありました。

小学館の名作シリーズのものが読みやすい長さですが、私はこぐま社の『アリババと40人のとうぞく』・絵(馬場のぼる)が一番好きです。ラブラブ

そして、11月のNHK・Eテレ『100分de名著』が『アラビアンナイト』ですよとお話しました。


『アリババと40人のとうぞく』『アラビアンナイト(千一夜物語)』の中の一話です。

アラジンと魔法のランプ。シンドバッドの冒険なども。

そのアラビアンナイトですが、その昔、お妃に不倫された王さまが女の人を憎み次々と女の人を殺します。

そしていよいよある女の人の番になったとき、彼女は毎晩おもしろいお話を王さまに聞かせます。王さまは、今日も一日生かしておいておもしろい話を聞こうとするわけです。

そんなふうにできた、『アラビアンナイト(千一夜物語)』は、うちの男性誌担当さんにいわせれば、命がけの物語叫びだったわけです。


もっと知りたい人は今日からはじまる『100分de名著・アラビアンナイト』をぜひどうぞ。テキストも売ってますグッド!


お客さまもこぐま社のアリババ~と、100分~のテキストをお買い求めになりました。本








先週、無事全6日の小学校のおはなし会を終えました。

手作りサイコロも好評でした。な、なんと5日目まで全部違う目が出たんですよ目 すごいでしょ!


そして土曜日は、恒例の第四土曜日の店のおはなし会です。

テーマは『秋いっぱいのおはなし』・・・おつきさまあり、お芋ほりあり、お野菜ばなしあり・・・。あまりの気持ち良さにお昼寝付きのこどももありましたラブラブ


そして、明日は近くの幼稚園のおはなし会に行きます。


☆にこにこ本屋さん兵庫加西 西村書店(ニシムラショテン)

『パンのかけらとちいさなあくま』・・リトアニア民話

『ひゃくにんのおとうさん』・・・中国の昔話

『おやおや、おやさい』・・・最後はみんなで声を合わせて読みましょう。


こんな感じでいくつもりニコニコ


先日放送の『八重の桜』で、勝さん(たぶん)が襄さんに(たぶん)

「人をつくるということは、社会をつくるということだ。」

といわれていました。


人を育てるということは社会を育てるということ。

したきりすずめのよくばりばあさんは、おおきいつづらをと強欲を出しました・・・どんなことになったでしょうあせる

今、新聞紙面でおおきく取り上げられているニュースの数々。

大人たちは子どもたちに何を伝えてあげれるでしょう。


子どもたちを育てるということは、明日の社会を育てることです。

丁寧におおらかに温かくラブラブ








もみじ先週土曜日発売の、『詩とファンタジー・秋栞号』(かまくら春秋社刊)

その冒頭にやなせたかしさんの3つの詩が掲載されています。

その3つの詩のすべてが、やなせさんの遺言とも最期の手紙ともとれるものです。


店頭では売り切れてしまって、追加は今週末か週明けに入荷します。


その時、最初の詩だけあわてて書きうつしましたので記します。


いつも

これが最後と

思って書いています

一世紀近く

生きてきましたから

もうおしまいです

あっというまでしたね

すぎてしまえば

あっけない

ぼくは

未熟の生まれ

死ぬ時も

未熟のままで

かえって

よかったような

気もします

ところであなたは?


天使が天国へ案内するようなイラスト。これもやなせさんのものです。

天国から今日も、子どもたちのことを見ていてくださるでしょう。