こんにちは。aonoです。
評価されたいという思いから
悪循環に陥った原因について
前回の記事でお話しました。
もしも同じような経験を
することがあれば、
あることをお勧めします。
「会社の評価=自分の価値」から距離を置く方法
それではどうすれば
いいのでしょうか?
根本的な原因として考えられる
のは、そもそも自分の幸せの
モノサシが他人の評価や世間の
価値観にあるということです。
私の場合、求めていた評価は
あくまで会社の評価でした。
会社で評価されるのは、会社が
評価すると決めた行動や成果を
残した人です。
当然のことですが、
そこに対する適性は人により
違っています。
例えば、全員がサッカーと
卓球をやったとしたら
それぞれの協議で評価される人は
同じではないはずです。
サッカーで評価をされるけど
卓球はダメだという人もいれば
その逆もいます。
サッカーで評価される人は
サッカーが上手い人でしか
ありません。
これは、人として優れている
とか、価値があるということ
とは全く次元が違います。
しかし、会社員として仕事を
していると、会社での評価が
その人の価値であるかのように
錯覚を起こします。
先程の例で言えば、
サッカーで評価されている人が
価値のある人で、サッカーが
上手くなければ価値の無い人
ということになります。
そんなバカなことは
無いはずです。
しかし、大半の人は
会社での評価=自分の評価
もしくは、それに近い感覚
をもっていると思います。
この様に、
ある特定の枠での他人の評価を、
自分の価値と取り違えてしまうと
いくら頑張っても
なかなか満たされない状況に
陥ってしまいます。
幸せのモノサシが他人や
世間のモノサシや価値観に
あるからです。
とはいえ、
この問題は頭で分かったとしても
感覚は変わらないでしょう。
一旦は腑に落ちる人もいる
かも知れませんが、会社内で
仕事をしているとすぐに
戻ってしまう人がほとんどです。
人の考え方は周りの環境に
大きく影響を受けるからです。
そこで、お勧めしたいのは、
会社以外の何らかのコミュニティ
に属することです。
できれば複数のコミュニティに
所属し、運営や企画等を手伝う
というのが望ましいと思います。
会社の中にいると考え方が
「会社の評価=自分の価値」
となってしまう一つの理由は
会社以外の世界を知らないからです。
私の場合は企業を志したことで
会社と距離を置いて物事を見る
ことができました。
そして、会社の評価が
あくまで会社の評価でしかない
ということが実感として理解
することができたのです。
他にも残業に関する感覚が
変わりました。
かなり昔から指摘されている
問題であるはずですが、
日本の会社員はサービス残業を
当然のことと考えています。
9時に始業すれば18時以降は
本来残業なのですが、会社員の
多くは19時に退社するとしても
かなり勇気が要る人が多いはずです。
もっと言うと、9時どころか
7時半とか8時から仕事を開始
している人が多いはずです。
私は起業にあたり、
かなりお金を費やして学んだり、
時間も確保する必要があった
のですが、
そうしていると、会社の就業時間
以外の時間に対する感覚が大きく
変わってきました。
「自分の人生の中で大事なこと
をしようとしているのに、
なぜ他人の都合で契約に無い
時間を奪われなければならない
んだろうか?」
と考えるようになりました。
そして、私が残業することを
前提に仕事を組み立てている人
には、
「〇時に帰らないといけないから
▲時までに出してもらわないと
明日に回しますよ」
と、はっきりと断ることが
当然の権利として言えるように
なりました。
かつての自分であれば、
「総合職だから他の社員が
仕事を終えるまでは
待っているべきだろう」
と思っていたはずです。
これは、会社と自分との間に
距離を置くことができたから
得られた感覚です。
この感覚を得るためには
やはり一旦会社から外に出る
必要があります。
しかし、皆が起業を志せる
人ばかりではないと思いますので
仕事は続けたまま別の組織へ
所属してみることがお勧めです。
できれば、そこで自分が
やりたい事をやってみて下さい。
その過程で、それまでの
価値観から距離を置いて
みることができれば、
バランスのとれた思考が
できるようになるはずです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。