こんにちは。aonoです。

 

 

前回は評価を得たいという

思いばかりが強くなるものの

上手くいかない状況に

自暴自棄になってしまう経緯を

お話しました。

 

 

 

 

しかし、私はあることをきっかけに

この状況を抜け出すことができました。

起業を志す

結局、その年の評価は

中の下といった感じでした。

 

 

その頃、私はセルフイメージが

著しく低下し、このままでは

何も出来なくなる様な気がして

いました。

 

 

過去にできていたことも

今はできないんじゃないか

と思ってしまいます。

 

 

能力は使わなければ落ちて

いきますし、新しいことに

挑戦しなければ伸びていきません。

 

 

私は焦りました。

 

 

会社の中で成長する機会を

得られないまま、歳を重ねて

何もできなくなり、会社から

必要なくなれば出向や解雇の

対象になるのではないかと、

そんな不安を感じるようになります。

 

 

そして、会社内で成長の機会を

得られない以上、自分で会社の外へ

活路を見い出すしかないと考えて、

私は起業を志すようになっていきました。

 

 

会社にいる以上は、

仕事に自分を上手く当てはめる

必要があります。

 

 

しかし、その過程では

立場的に自分の不得手なことを

担当することもありますし

 

色んな考えを持つ人がいる中で

好きなやり方で進められない

ということも起こります。

 

 

そういった過程で消費される

無駄なエネルギーを必要としない

環境で、自分の得意な面を活かして

仕事をしてみたいということも

ありました。

 

 

そうすれば、自分の存在意義

が実感できるのではないかと

思っていたのです。

 

 

そうして、起業するために

色々と学んだり準備する中、

自分の気分に少し変化が

生じてきました。

 

 

会社での評価を気にする気持ち

が少し緩んできたのです。

 

 

むしろ、色々と学んだり

準備するために早く帰りたい

ので、責任ある仕事をあまり

抱えていない今の状況が

都合よく思えてきました。

 

 

そして、過度に気を遣う

必要もなくなったことで、

少し我儘に振舞うことも

出来るようになりました。

 

 

それによって、

自分がやりたかった施策の

担当を受け持つこともでき、

 

かなり心地よい環境を

作り出すことができました。

 

 

 

また、「評価されたい」が

緩んだことで力みが消え、

リラックスして周りと接する

ことができるようになりました。

 

 

そのことで、自分本来の

穏やかな雰囲気が周りに

伝わるようになりました。

 

 

それを心地よく感じる人

もいて、そういった人達から

求められることも増え、

孤独感を感じることも

だいぶ少なくなったのです。

 

 

「評価されたい」

という考えを手放した途端

色んな事が楽になってきた

ようでした。

 

 

もちろん、それによって、

「人事評価が高くなった!」

という夢の様な話がある

わけではありません。

 

 

しかし、少なくとも

「もうどうにでもなれ!」

という自暴自棄な状態を

脱することができました。

 

 

そして、この状況に対して

肯定的な意味を見つけることが

できるようになったのです。

 

 

また、起業を志す中で

学んだりトレーニングをする中

自分のスキルが上がっていく

ことも感じられ、自己肯定感を

高めることにもつながりました。

 

 

もし、「評価されたい」

という思考に支配されたまま

過ごしていた場合

もしかしたら、精神的に

追い詰められて仕事を

辞めていたかも知れません。

 

 

もしくは自己否定を続けて

何らかの精神疾患を患った

という可能性も考えられます。

 

 

当時の私は、そのくらい

評価を気に病んでいました。

 

 

そこまで自分を追い込んで

いたものは一体何だった

のでしょうか?