こんにちは。aonoです。

 

皆さんは何かの

きっかけで

突然自暴自棄になって

 

「もうどうにでもなれ!」

 

みたいな感覚に

襲われることがありませんか?

 

 

努力しているつもりなのに

それが報われない状態が続き、

努力を放棄したくなる、

 

もしくはいっそのこと会社を

辞めてしまいたくなる、

 

ひょっとしたらその感情のせいで

身近な家族に対しても辛く

あたることがあるかも知れません。

 

 

この様な破滅的な状況になる人

がいるのはなぜなのでしょうか?

 

 

今回はそんなことを

考えてみました。

 

人事評価を気にし始める

私もここ数年間、この

「もうどうにでもなれ!」

という感覚に

襲われることが多く

ありました。

 

 

きっかけは会社の人事評価

を気にするようになってから

です。

 

 

私は元々、自己肯定感が

低いタイプでしたので

あまり人事評価は気にして

いませんでした。

 

 

評価に関しては

「どうせ悪いだろう」

と思っていました。

 

 

なので

「思ったよりは良かった」

「ホッとした」

という感想で面談を終える

ことが多かったです。

 

 

むしろ、

「こんな自分でも会社に

 おいてもらえている」

「それなりに受け入れて 

 もらえている」

と考えて感謝すらしていました。

 

 

しかし、ある時頑張って

勉強したり仕事をしたところ

 

高い評価をいただくことが

数年間続き、自分にも

少しプライドの様なものが

芽生えたのかもしれません。

 

 

ある程度の年齢になり

役職に差がつき始める頃、

私も評価を気にし始める

ようになりました。

 

 

そのことに気付いたのは

同期が昇進しているのを

見た時です。

 

 

ある日、何気なく社内の

電話帳をみていたところ

同期の名前を見つけたのですが、

よく見ると役職がひとつ上がって

いたのです。

 

 

正直、ショックでした。

 

 

私は自分では、同期が先に

出世したところで

全く気に留めない

だろうと思っていました。

 

 

しかし、実際に同期が先に

昇進しているのをみると

意外に動揺してしまったのです。

 

 

社内の電話帳で名前を

最初に見た時は

「同姓同名の人?」

と思い、

何度か同じ名前で検索

したりもしました。

 

 

無意識に、認めたくなかった

のかも知れません。

 

 

しかし、どう見ても

同期でした。

 

 

ふと、別の同期の名前も

電話帳で探してみました。

 

 

「もしかして、自分だけ

 遅れている?」

 

 

と思ったからです。

 

 

すると役職が変わらない者

もいれば、やはり何人かは

昇進していました。

 

 

昇進している同期をみて

ショックを受けながらも、

 

まだ昇進していない同期も

多数いるのを確認して、

 

恥ずかしながら

私は安心感を感じていました。

 

 

これは強がりかも知れませんが

私は正直、昇進した彼らより

能力的に劣っているとは思って

いませんでした。

 

 

ただ、置かれている環境や

めぐり合わせによるものだ、

と考えていました。

 

 

しかし、そういう風に考えると

余計に苦しくなるのです。

 

 

本来なら自分も同じ様に

活躍できるはずなのに

運悪く別部門に異動になったり

自分の能力が活かせない

場所におかれたことにより、

 

「会社員として伸びる盛りの

 貴重な時期を無駄にされている」

 

という被害者意識が生じてきて、

悲劇のヒロインの様な気分に

なってくるのです。

 

 

それから、私の中で

「評価されたい」

という思いが日に日に

強くなってくるのでした。