花の命は短くて苦しきことのみ多かりき(林扶美子)
「花」は恋愛をたとえたものとも、人生そのものをたとえたものともいわれている。恋愛にしろ、人生にしろ、その花咲くときは短くて、しかも苦しい ことばかりだという。そのような意味だと言われています。


文学としては素敵な言葉だと思いますし、林扶美子さんの生き方もステキです。


でも私たちが毎日生きていて上記のとおりだと少し辛いかな!と思います。


そんなことを考えていたとき、たまたま私は、

ビクトール・エミール・フランクル著「夜と霧」のダイジェスト版を読む機会がありました。

詳しくは、

NHK100分de名著 フランクル 『夜と霧』(明治大学文学部教授 諸富祥彦氏が解説)

ですが


このフランクルさんは、ユダヤ人で、ウィーンで精神科の開業医でしたが、ユダヤ人であるという理由で、

有名なアウシュビッツ強制収容所等に入れられ、辛くも生き延びた方です。


そして第二次大戦後、9日で、夜と霧を書き上げたそうです!


あまりネタバレしたらいけませんが、

現代社会では多くの人が、苦悩や生きづらさを感じて生きています。

その状況で自暴自棄になる方もおられるかもしれません。


しかし、フランクルは

「未来に希望を持つこと」が生きる力になること、

どんな時でも内面的な精神の豊かさが生きる糧になること、

極限状態において、人はいわば悪魔にでもなれば天使にでもなれること、

まだまだありますが、フランクルは、

どんなときにも人生には意味があること、

意味のない苦しみなんかないことを説諭しています。


フランクルの著作の良いところは、宗教でも怪しげな自己啓発でもなく、

自分の考えてきた治療法を強制収容所で実践して、自分の精神が破壊されないようにした実録、及び感想なので価値があります。


今、辛い気持ちのどん底にいるように感じている方、

良ければ一度お読みください。


私の個人的なお勧めは、

NHK100分de名著 フランクル 『夜と霧』(明治大学文学部教授 諸富祥彦氏が解説)を一度お読みになられて骨格を掴み、ビクトール・エミール・フランクル著「夜と霧」(みすず書房)版で深く読むと理解しやすいのではないかと思われます。


人によって感性は違うので、私がここで書いたことと違うことを感じられる方もおられると思いますが、もし今何かの生き辛さを感じておられる方がおられましたら、何か琴線にふれるものがあると思われます。


あくまでも参考まで!(^_^)v

ちなみに私は出版社の回し者ではないのでどうぞご安心を!(笑)