日本からの食品輸入禁止”見送り
スリランカ駐日大使、カレー振る舞う 福島
2004年のスマトラ島沖地震の際に日本から支援を受けたことなどから、大使館員らとともに同市に赴いた。茨城県にあるスリランカレストランのコックが一晩かけて仕込んだ約750人分を持ち込み、大使は日本語で「ガンバッテクダサイ」と激励。
アフガニスタン政府からの義捐金の寄付
29日,ザルメイ・ラスール外務大臣,ウマル・ザヒルワール財務大臣は在アフガニスタン日本国大使館を訪問し,今般の東北地方太平洋沖地震を受け,アフガニスタン政府として100万米ドル(約8,000万円)の義捐金を提供する旨表明されました。
我が国政府は,アフガニスタン政府の我が国に対する連帯の念及び多大なる支援に深く感謝します。
バングラデシュからの支援物資の受け入れ
3月30日,今般の東北地方太平洋沖地震を受けて,バングラデシュ政府から支援物資が到着する予定です。
今般の支援物資は,毛布2000枚,ゴム長靴500足,ゴム手袋1000組であり,到着後,被災者の方々に配布される予定です。
バングラデシュ政府からは,シェイク・ハシナ首相から菅直人総理大臣へ,ディプー・モニ外相から松本剛明外務大臣へ,それぞれお見舞いの書簡が寄せられており,また,バングラデシュの国会は20日に東北地方太平洋沖地震の犠牲者に哀悼の意を表する決議を全会一致で採択しました。
なお,在日バングラデシュ人の方々により,ホテルの無償提供及び炊き出しなど様々な形で被災及び避難者に対するボランティア活動が行われています。
我が国政府として,バングラデシュ政府及び国民の方々の協力に深く感謝します。
【参考】本件物資は30日(水曜日)午後2時に専用機(C130)で成田空港に到着予定です。
伴野外務副大臣とジャドマニ在京パキスタン大使の会談
28日,伴野豊外務副大臣はヌール・ムハンマド・ジャドマニ在京パキスタン大使と会談しました。
ジャドマニ大使から,パキスタン政府とパキスタン国民を代表し,東北地方太平洋沖地震の甚大な被害に対するお悔やみとお見舞いが述べられ,救援物資のサンプルが手渡されました。また,ジャドマニ大使は,パキスタン政府と国民は,日本政府及び日本国民が今回の危機を必ず乗り越えられると確信している旨述べました。
これに対し,伴野副大臣から,パキスタンからの救援物資は,被災地の必要性に合ったものであり,深く感謝したい,また,パキスタン国内で日本と日本の被災者を支援する行進が行われたこと,多くの在日パキスタン人によって被災地支援が行われていることに対し,深甚なる感謝の念が伝えられました。なお,在日パキスタン人1名が今回の震災で亡くなられたことに対し,哀悼の意を表しました。
最後にジャドマニ大使から,パキスタン政府として,引き続きできる限りの支援をさせて頂く,これまでパキスタンのために支援をしてくれた日本のためにお返しがしたい旨述べたのに対し、伴野副大臣は,パキスタン政府と国民が日本との強い連帯を示してくれていること,パキスタンが日本の復興を信じて支援してくれていることに深く感謝する旨述べました。
【参考】
パキスタンからの救援物資(高カロリービスケット13.5トン,牛乳パック9トン,ミネラルウォーター0.75トン)は,25日(土曜日)午後4時25分及び6時5分にC-130輸送機でそれぞれ成田に到着。翌26日(日曜日),在京パキスタン大使館によって,宮城県及び岩手県へ搬送された。
インドからの支援物資の受け入れ
28日,今般の東北地方太平洋沖地震を受けて,インド政府から更なる支援物資が成田空港に到着しました。
今回の追加支援物資は,ビスケット10トンで,宮城県内の被災地に配布される予定です。
インド政府からは,既に2万5千枚の毛布,約1万3千本のミネラル・ウォーターの提供を受け,被災地に順次配布されている他,本28日(月曜日)到着したインドからの支援隊は29日(火曜日)より宮城県で活動予定です。
我が国政府として,インド政府の協力に深く感謝します。