Born Again -3ページ目

Born Again

初代『龍が如く1』(2005)に脳を焼かれた人のブログ。プレイしたゲームの感想・備忘録など不定期更新中。当ブログの記事内容・URLのリンク転載については固くお断り致します。

注意『龍が如く8外伝』エピローグのネタバレを含むため、クリア後に読まれる事を強くオススメします。

 


 

『8外伝』公式さんが折角プレミアムニューゲーム復活してくれたので、難易度プロフェッショナルで2周目クリアしました(先月の話)ゲーム
 
『8外伝』だとこのシーン一番好きかなルンルン
 
 (脚本の)古田さんが初メインだった『OTE』でも真島と助けた少女の交流みたいなのがあったけど、子供(ノア)との交流を通じて真島のヒロイックな面を出すのが上手いね。

 

⇧これ、『0』の留置場での西谷の台詞だよね?

 

色んなところで過去作の細かいネタやオマージュが沢山あって、スタッフさんの龍が如く愛を久々に感じられたのが『8外伝』の良かった点の1つでした。

 

それは置いといて、こういうタイミングなのもあって、『8外伝』のラストも踏まえた今後の龍が如くシリーズの展望や個人的希望を少し書こうと思います。

 

 

⇧ノアとのシーンと同じ位、エピローグのこのシーンも繰り返しムービー見てる🎥
 
ここだけ総監督が書いたってどっかで見たけど本当かな?
 

クリア済みの方ならご存じのように、『8外伝』のラストは兄さんヘビと冴島トラ(と大吾)が桐生チャン龍をお見舞いするシーンで終幕病院

 

「桐生一馬を諦めたくない」ために不老不死の薬を探しに行ったのが真島の旅の真の理由でした。

 

『8』の時系列がはっきりと分からないけど、それから半年経って兄さんがそう思うって事は病状が芳しくないって事だろうか?

 

まぁ流石にこの状況では、近年公式が大好きな“実は生きてました~笑”を桐生チャンでやる事はないかな。

 

 

 

「ロドリゲスの親父が海に流した龍涎香が偶々日本のどこかに流れてきて、それを飲んだ桐生チャンが奇跡のふっか~つ!主人公復帰!」

 

「同時に“復活の龍 桐生一馬”アクスタ・ぬい・コラボアパレルetc発売開始!カネカネカネ」札束札束

 

⇧仮に今後の作品でこんな事を公式が実際にやりだしたら、その時は本当に龍ファンを辞めると思います

 

(ないと思うけど、龍スタの現状考えたらこういう可能性も捨てきれないんだよなぁ)

 

 

で、『8外伝』の〆は「完」でなく「続」

 

⇧堀井Pのインタビュー曰く「完だとしっくりこないので、色んな未来を見据えたって意味で(続にした)」と、そこまで深い意味は無いようです(考察厨ざまぁ)

 

じゃあどこに続いていくのか、あくまで龍が如くシリーズに絞って個人的に色々考えてみようというのがこの記事の趣旨です。

 

 

⇧これは去年のTGS時のインタビューだけど、「龍が如く9(仮)も主人公は春日だろう」と総監督が明言してます。

 

もちろんかなり前のインタビューなので発言は確定事項では全くないし、今後イレギュラーな作品も控えてるかもしれない。

 

おまけにセンチュリーやバーチャなど他の作品も制作されてる中で、それより先に龍シリーズの何かが世に出るとは限らないが、ここでは龍シリーズの展開に絞って考えます。

 

 

普通に考えると、“龍が如くシリーズ”の次の展開”はナンバリングの『龍が如く9』というのがストレートに思い浮かぶものです。

 

そこで言いたいのは、「龍が如く9って言うけど、そんなに9やりたいですか?」ってこと。

 

だって『9』って言う事は、必然的にあの『8』の物語上の続きって事になるんだぜ?

 

大解散の道筋は立たずグダグダ、桐生チャンは病床、真島と冴島はハワイ帰り、コミジュルもグダグダ、渡瀬や近江はどうした?、大道寺?あいつら機能してねぇだろ、千歳?ルックスは良いけどやらかした事が酷すぎて出せないだろ、だったら公式はまた山井でオ○ニーすんのか?etc.

 

何より、恐らく主人公と思われる春日は『7』と『8』で正直言ってポテンシャル使い果たしたと思うのでどう続けるの?また外国行くの?

 

どうせ大解散絡みで無理矢理繋げるか、さっちゃんとのどうでもいい三流ラブコメやるぐらいしかないだろ笑

 

・・・と、恥ずかしながらワクワク感の欠片もない言葉しか出てこない訳です。

 

 

桐生チャンの場合は、最初の2作(『1』『2』)はまだ初期のハードボイルドな香りがあって路線も今と違ってたし、3作目(『龍3』)の発売前はかなり期待感が高かった。

 

対して春日は、キャラ的にも物語的にも『7』のインパクトが『8』のグダグダ感で弾けてしまったので、3作目(『龍9』?)の期待感を正直抱きにくい。

 

個人的には「無理にナンバリングやらなくてもよくね?」と思ってて・・・

 

無理に春日で本筋進めなくても人気キャラはいくらでもいるんだから、それこそ『外伝』形式で他のキャラにスポット当てるとか、しばらくお茶濁しても別にファンは怒らない…どころかそっちの方がファンも喜ぶんじゃね?って気がします。

 

ソンヒとか、趙とか、パンジュンギとか色々いるやん、ポテンシャル高いのがキラキラ

 

 

(グダグダとは言え)ソンヒやパンは一応コミジュルだから難しい?かもしれんけど、趙って一応カタギだから主人公いけんじゃね?知らんけどラーメン

 

前から趙をアクションで使いたいな~ってずっと思ってるナイフ

 

 

外伝というと、個人的に獅子堂鶴野のその後が気になるのでまた出てほしいな~と思ってる

 

特に獅子堂…また見たくないですか?

 

やっぱり『7外伝』が評価高いのって、久々の桐生チャン主人公や想定外の花輪ブレイクもあるけど、一番は獅子堂や鶴野、西谷みたいに、皆が欲していたバリバリの893の世界の連中が龍に戻ってきた事が一番大きいと思うんですよね。

 

獅子堂とのラストで桐生チャンは極道の夢を否定した流れからして、龍が如くがそっちの世界に振れる事はもう無いかもしれないけど、需要を掘り起こせるなら引っ張らない手はないんじゃないかな?というのが個人的な願望。

 

メタな事を言うと、総監督と役者さんサイドが飲みに行ったり関係良さそうだし、ブッキングさえ出来ればまた御出演してもらえるかも…って思うのは素人考えかな?

 

 

純粋な裏社会というと、時系列一緒のロスジャでは解散後の元・東城会の人員らを掻き集めたRKという組織が登場ナイフレッドナイフ…ドヤァ


『7』の大解散後の展開としてロスジャでいわゆる“半グレ”を取り上げた事で、本編もそっちを踏襲するのかと思いきや、『8』でそういった方面は掘り下げられませんでした。


RKでなくとも、半グレやトクリュウなど現実的にそういう勢力が伸長してる事実がある中で、今後のシリーズにおいて、日本の繁華街舞台で新たな敵対勢力が登場するならそういう方面になるんだろうけど、どうかな?銃


 

ただ『8』を見る限り、今の龍スタはワイワイ仲間仲間言ってる方が好みで、初期の龍本編やジャッジのようなハード・シリアス路線を(少なくとも本編では)あまりやりたくないように見えるので、実現性は高くない気もショボーン


現在の龍スタのターゲットの客層(ファンミに来るような女性ファンや海外ファン)と違うと言われればそれまでだけど、元々は大人の男性向けのドラマを売りにして生まれたシリーズでもあるので、ターゲットを丸っきり転換してしまうと、簡単な話“龍が如く”が“龍が如く”で無くなってしまうと思う。


今の龍スタがそっち方向に進みたいかは別として、個人的に龍が如くは原点のハード・シリアス路線に回帰すべきだとずっと思っています。

 

 

あとまぁ、もう少し長い目で見た話。

 

『7外伝』と『8』では遥勇とおじさん(桐生チャン)の、(直接交流はニアミスだったものの)精神的な繋がりが描かれました。

 

『8外伝』では、ご存じのように真島とノアとの冒険を通じた交流・成長が描かれました。

 

桐生と真島の薫陶を受けたと言うと言い過ぎだけど、2人のミームを受け継いだ少年2人の姿…今後見たいと思いませんか?

 

ノアは『8外伝』で10歳、遥勇も2025年で9~10歳ぐらいのはずなので、(基本的に時系列リアタイの龍だと)若干成長まで時間かかるのが難点だけど…。

 

⇧このエピローグ自体が、『4』や『5』のテーマのセルフアンサーみたいな話だけど…。
 

『8外伝』でも「人間寿命があるから夢が受け継がれる」という話をやった訳だし、レジェンドたちの生涯現役もいいけど、そういうバトンタッチの話も1つ大きなテーマとしてやってもいいのかなと

 

(一応『7』も部分的に桐生と春日のバトンタッチの話だが)

 

それってやっぱり、桐生チャンや兄さんをはじめ軸のしっかりしたキャラクターが約20年ずっと引っ張ってきたシリーズだからこそ出来うる事だと思うし。

 

どうあがいても人生の終わりに向かうレジェンドたちに哀愁を感じつつ、新たな「伝説を継ぐもの」の誕生を期待させるような、そんな風にこのエピローグは受け取りましたキラキラ

 

彼らが世の中に現れて間もなく20年経つけど、これからまたどこに旅するのか、どんな終着駅に辿り着くのか見届けたいです飛行機