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カメラと自転車が好き(#^ー゚)v

ニコンD40&D90とV1、リコーGR DIGITALⅡ&CX4を相棒に折り畳み自転車・Brompton(ブロンプトン)M3Rで色んなところを散策しています。 時々ホンダの小型スクーター、リード110でもお出掛けしたりします。

 お久しぶりです。今年に入ってから仕事の量が恐ろしいくらいに増え、ブログ記事を書く気持ちになかなかなれずに間が空いてしまいました。気持ちに余裕がないとやはり継続は難しいですね。
様々な場所に出かけていったりはしていたのですが・・・申し訳ございませんでした。当分はこんな具合ですがよろしくお願い致します。



さて・・・


 今日は、政田マリさん主催の「京都月一仏像ガイド」に参加。
復帰第二弾ですね(実は記事にはしておりませんが1月もわたしは参加してきました!)。
コース名は「平安の美仏!法界寺の阿弥陀さまと恵福寺の腹帯地蔵」です。

個人的にはあまり縁がない京都市伏見区の”日野”というエリアにお邪魔してきました(この日野というエリアはあの親鸞さんの生誕の地であり、さらには鴨長明さんが晩年にこの付近に隠棲し、日本三大随筆(※1)の一つにも数えられる「方丈記」(※2)を書き記した場所です。)。



 天気は朝から雨が降ったり止んだりの生憎な感じでしたが、軽妙なガイドに誘われ法界寺と恵福寺の2か所を楽しく拝観してきました。



 午前10時に京都市市営地下鉄東西線の石田駅で集合。
まずはそこから歩いて15分くらいの住宅地の中にある法界寺さんへ。
ここは藤原氏の一族である日野家の氏寺で、「日野薬師」あるいは「乳薬師」の別名で有名です。
さらに国宝の阿弥陀堂と阿弥陀如来像があります。本尊は秘仏の薬師如来となっています。


写真右が本堂、左が阿弥陀堂。
法界寺



濡れて




最初に国宝の阿弥陀堂へお邪魔し、お寺の方から詳しい説明を受けました。

定朝様の大きな、しかし少しリラックスしたような印象を受ける阿弥陀如来は圧巻でした。
この仏像は座った姿で像高2.8mもあります。さらに11世紀末頃の作で国宝です。
内陣の柱やなどには創建当時の絵画がのこっていて大変貴重なものだそうです。じっくりと間近で見ることができました。ただ、傷み具合がひどかったですね。


次に薬師如来立像(秘仏・重文)がいらっしゃるお隣の本堂へ。
この本尊の胎内に、日野家が代々大切にしてきた、最澄が彫ったと言われる9センチ程の薬師像が納められているとのこと。そこからこの像に祈願すると女性のお乳の出具合がよくなるといわれ「乳薬師」として各地からの参拝者が絶えないようです。よだれかけがたくさん奉納されていましたよ。



法界寺





こちらは法界寺さんで頂きました御朱印です。
すっきりした感じですね。”ひのやくし”と読めますね。
法界寺 御朱印






さて、こちらは次の目的地の恵福寺(えいふくじ)さんに向かう途中にあった浄土真宗の開祖・親鸞さん誕生の地石碑です。移動の間もこの親鸞さんや日野家にまつわるエピソードなどを解説してもらい、歩いているエリアをさらに身近に感じることができました。
日野誕生院前、親鸞誕生の地石碑







そして到着、恵福寺。 表にまでせり出したしだれ桜が見事です。
遅咲きのこの桜、満開の頃はさぞかし見事でしょうね。今年、ぜひ訪れてみたい場所となりました。
恵福寺 しだれ桜




こちらは(境内の様子などを含め写真は無しで申し訳ないですが)平安時代の木像阿弥陀如来立像と木像地蔵菩薩像(腹帯地蔵)がいらっしゃいます。お地蔵さんは、寄木造の丈六の巨像で法界寺の阿弥陀さんにも負けないくらい大きかったです。腹帯地蔵と言われるくらいですからこちらも女性に人気があります。
しかし、先の法界寺さんの阿弥陀さんもそうですけれど、はるか昔の平安時代、およそ一千年も前の仏像なのですが(国宝や重要文化財でもないですし・・・)地元の人たちに大切に愛され、今もこうやって我々の目の前に当時とほとんど変わらない姿で存在しているということに素直な感動を覚えますね。いったいどれくらいの人が拝んでいったのでしょう。


まさに政田マリさん入魂の素晴らしいガイドでした。




※おまけ。
恵福寺さんで飼われているワンコ。人懐っこく癒しのひと時を与えてくれました。
恵福寺のワンコ



※1 日本三大随筆
あとの2つは清少納言「枕草子」、吉田 兼好「徒然草」

※2「徒然草」
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」で始まる文章は有名。隠棲文学の祖や、無常観の文学と言われる。










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写真素材のピクスタ
 正月休みの1月4日、ブロンプトンで宇治神社宇治上神社へお参りに行ってきました。
世界遺産に指定されている宇治上神社の修復も昨年末にほぼ終わったこともありますし、どんな感じなのかなあと思いまして・・・。




この神社たちは平等院が出来てからは、鎮守社の役割も果たしています。
宇治上神社鳥居





前日の雪の影響もあり、そんなに混んでいないかなと思っていましたらそんなことはありませんでした。"世界文化遺産"という割には普段ひっそりとしている比較的狭い境内が半分ほど人々で埋まっていました。



まずは今も湧き続けている唯一の宇治七名水の「桐原水」で清めて・・・
桐原水





本殿へ参拝です。
宇治上神社 本殿





すっかりきれいになった国宝の本殿。神社建築としては国内最古のものです。
平安時代後期の建立とされています。周りは雪が残っていましたが本殿の屋根にほぼ雪は残っていませんでした。日当たりの問題でしょうか。
宇治上神社 本殿






反対に隣のこちらも国宝の拝殿には雪がまだまだしっかり残っていました。
宇治上神社 拝殿には雪が残っていました





御朱印をいただこうと思いましたが、多忙なのですでに用意されたものしかないですと言われたのでまた次回に持ち越します。その代わりにおみくじを引いて・・・(吉と大吉が出ました!)
おみくじ




宇治上神社を後にします。
巫女さん





そしてほん近所の宇治神社へも。

こちらのほうがさらに混雑しており、参拝者の行列ができていました。
この本殿は鎌倉時代後期の造営とされ、国の重要文化財に指定されています。
もともとは先の宇治上神社と二社一体の存在でしたが明治時代にはいって分離しました。
宇治神社


※ 明治以前は宇治神社は「下社」「若宮」、宇治上神社は「上社」「本宮」と呼ばれていました。さらに両社を合わせて「宇治離宮明神(八幡宮)」と総称されておりました。





せっかくなのでこちらでも御朱印をいただこうと思います。混んでいましたが快く対応していただけました。お願いしたお姉さん、達筆!
宇治神社 御朱印






参拝後は宇治橋通商店街にある人気店「ロバ」さんにてゆっくり美味しい食事を頂きました。
ロバさんにてランチ


ランチの後のデザートたち


正月らしい雰囲気が味わえる限定ランチでした。










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写真素材のピクスタ


  
 1月3日も雪でした。 
なんと京都市では1954年以来61年ぶりに積雪が20センチを超える22センチの大雪に!この日、京都国立博物館(以下、京博)の新しい展示「特別展観 山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」を見に行こうとまえまえから予定していたので、一瞬躊躇しましたが、またとない機会だと思い直し京都市内の様子を京博まで歩きながら撮ってきました。

それを今回はご紹介です。カメラはコンデジ、RICOH CX4です。



午前9時頃、国道24号、伏見付近でも道路はこのような具合でした(停止中に撮影)。
国道24号 凍結気味・・・





市内に到着し、いつもの安いコインパーキングにおいてから歩いてみます(雪が深いため枠がわからず駐車に苦労しました)。
京都市内もそこそこの積もり具合



正面通を通ってみようと路地に踏み込みます。
正面通にでてみました




高瀬川もこんな様子。
高瀬川雪景色





正面通を西から東へ歩いていきます。山内任天堂(任天堂旧社屋)も雪景色!
任天堂旧社屋




大好きな仁丹町名表示板も雪化粧。
雪をかぶった仁丹町名表示板





正面橋もご覧の通り。
正面橋




欄干の上はこんもり。
正面橋




正面橋から鴨川を眺めます。まずは北方面を見た景色。向こうに見えるのは五条大橋ですね。
正面橋から北方面を




後ろを振り返ってみますとこんな具合でした。
正面橋より南側を望む




何気ないまちがとにあるお稲荷さんにも雪が。
街角のおいなりさんも雪化粧



滑りながらもなんとか京博に到着。少し並んで福袋もらって入場。




そしてこれ、これが撮りたかったのです。明治古都館(本館)の雪景色!
京都国立博物館





係りの人が歩いたのでしょう、足跡が・・・・(ちょっと残念)。
京都国立博物館 明治古都館




そして平成知新館も記念に撮っておきましょう。
京都国立博物館 平成知新館





せっかくなのでA・ロダン(1840ー1917)の有名な「考える人」も記念に。
数多く作られた像ですが、京博のものは比較的早い時期のもののようです(1880年)。
正門と噴水と考える人と。





やっぱりこの構図も外せないですよね。
考える人(ロダン)






そしてお約束の正門(国の重要文化財)も。
京都国立博物館正門



本当はお庭の景色もいろいろ撮りたかったのですが雪深く断念・・・。
これだけでも十分楽しめました。もちろん館内の展示も楽しめましたよ!









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写真素材のピクスタ

 昨夜から降り続いた雪のおかげで、念願の雪化粧した平等院鳳凰堂を見ることができました。雪の影響で少し出遅れ到着が遅くなりましたが、それでも十分綺麗な姿を見せてくれましたよ。



京の雪景色と言えば金閣寺がぱっと頭に浮かびますがみなさんそちらに行かれているだろうと予想しておりましたが、いやいや平等院も混雑していましたね(もう少し自分に機動力があれば清水寺と東寺五重塔を狙いたかったのですが・・・)。
平等院、混雑していました。





雪の平等院





こんなに積もるのって珍しいですよね。
平等院






けっこう積もりましたね






さっそく拝観料600円を収め、すぐに鳳凰堂へ。予想通り内部拝観は行列でした。
でも今回はこれが目的ではないのでパスです。実は修復が終わってからここに来るのは初めて。
普段この辺りに来た時に外側のあじろぎの路の生垣の隙間からちらっと見た限りでは修復後の柱などのあまりの朱色にちょっとがっかりしたのが本音です。





平等院鳳凰堂






ですが、雪が積もった状態だとそれが抑えられ、逆に朱色と白のコントラストが美しく感じられました。
もちろん雪が積もるのは平等院鳳凰堂の修復後、初めてです。
平等院鳳凰堂







阿字池の周りをまわっていきます。いい具合に空も晴れてきました。
平等院鳳凰堂







やはり鳳凰堂は美しいですね。有名すぎてもう何も言うことありません。
平等院鳳凰堂






思うに雪の量も程よい具合だと。
平等院鳳凰堂






個人的にはこちらからの角度が好きです。
平等院鳳凰堂






屋根の上の鳳凰もキラキラと。
屋根の鳳凰も綺麗になっていました








なんだか曇ってまいりました・・・。
平等院鳳凰堂







まあどこからとっても絵になるわけでして。
平等院鳳凰堂






しろい雪をしっとりとまとった美しい姿に新たな感動を覚えた次第です。
平等院鳳凰堂






鳳凰堂








そして見応えたっぷりの鳳翔館へ。
拝観料のみでこちらも観れるというのは良心的な設定です。夏は涼しく冬は暖かい。
もちろん重要な展示物も多くここだけでもかなりの時間を費やせます。
内部はもちろん動画や写真撮影は不可。
鳳翔館






鳳翔館を出て裏側にまわってきました。
平等院鳳凰堂





平等院






せっかくなのでお参りと御朱印を。
浄土院






平等院鳳凰堂





平等院鳳凰堂







一周まわってきました。
平等院鳳凰堂






自分の都合と時期が合わないと撮れないシーンにただただ感激したそんな時間でした。





最後になりましたが、2015年もどうぞ宜しくお願い致します。





記事中の写真は全て Nikon D90+AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5~5.6G IF-EDで撮影しています。










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 この記事は、前回の「仁丹町名表示板を探して広島県福山市の鞆へ(5)」の続きとなります。


備後安国寺を後にしてそろそろゴールが見えてきたんじゃないかと思えてきました。
東に進んでいき、備後安国寺のほうを振り返るとおや?見つけましたよ。
国安寺へつづく道




仁丹町営表示板「鞆町後地 備後国安寺前 御幸二丁目」
仁丹町営表示板「鞆町後地 備後国安寺前 御幸二丁目」






そのままいくと海側の車が多く走る通りですのでこの交差点を南へ入っていきます。
レトロで静かな町並みが素敵ですね。
虫籠窓と海鼠壁がある古民家




レトロ~なんて思っていたら、まさしくレトロな看板を掲げたお宅がありました。
レトロ看板が沢山掲げられています





少し失礼して、仁丹の看板のみをさっと撮影。
古い仁丹看板







さらに南へ歩いていくと、小烏神社が右手にありました。「こがらすじんじゃ」と読みます。
これは東参道からの眺めです。
小烏神社






この場所は「小烏の森古戦場跡」とされているようですね。
小烏の森古戦場 説明板






今はただただ静かなこの場所。小烏神社南がわ参道に回ってみました。
すると探していたものがありました。
小烏神社





仁丹町名表示板「鞆町鞆 小烏神社前 鍛治町」です。
仁丹町名表示板「鞆町鞆 小烏神社前 鍛治町」






神社のすぐ近くには鞆の津ミュージアム(http://abtm.jp)があります。
そこにも看板が。近づいてみましょう。
鞆の津ミュージアム付近






仁丹町名表示板「鞆町鞆 鞆の津ミュージアム前 鍛冶町」
仁丹町名表示板「鞆町鞆 鞆の津ミュージアム前 鍛冶町」







残念ながら訪問した日は休館日。築150年の蔵を美術館にしています。
鞆の津ミュージアム







鞆の津ミュージアム







この通りはなかなか風情がありますね。
独特の風情がありますね







何気ない日常の風景。
鞆の日常






このように鞆の浦の旅は幕を終えました。
素敵な路地







そして帰宅して、答え合わせをしようと京都仁丹樂會さんのサイト記事
「鞆の浦に仁丹町名表示板設置される!」をチェック。福山市の鞆に設置された15枚の仁丹町名表示板を自分が歩いてみてきたものと一枚一枚確認していきます。

そこで気がつきました。一枚だけ見つけていない事実に・・・・。

それは 「鞆町鞆 鞆城跡入口 関町」 でした。
なんともはや。 
鞆に設置された仁丹町名表示板はどちらかというと観光案内に近い住所表記なので比較的探しやすいと言えました。なのに鞆城跡をすっとばしたのは痛恨のミスと言えます。


それでも歩いて探し歩いた楽しい時間は忘れ得ぬ体験となっています。
もしも願いが叶うならば再度訪れたいですね。






みなさんも鞆の浦に行かれた際には少しだけ周りに気をつけて仁丹の看板探し、されてはいかがでしょうか?










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おまたせしました。広島県福山市の鞆の浦、仁丹町名表示板シリーズです。
前回の記事はこちら→ 仁丹町名表示板を探して広島県福山市の鞆へ(4)




これから歩く場所はお寺がたくさん通りに面していて(後からこのように地図で確認しましたが)、さながら京都の「寺町通」のようです。
お寺がたくさん並んでいます
阿弥陀寺前の道もすてき





こちらは阿弥陀寺。
阿弥陀寺




中国風の一風変わった山門がある南禅坊。
海龍山 南禅坊




少し進んでいくと水汲み場?がある路地へ。
水汲み場がありますね



そのほぼ向かいにはレトロな看板がたくさん掲げられた家がありました。
レトロ看板がたくさん!!




ちょっと見てみますと・・・「神農湯」だったり
レトロ看板「神農湯」




「太田胃散」、「引起散」だったり、
レトロ看板「太田胃散」、「引起散」



こっちには「メンソレータム」であったり
レトロ看板「メンソレータム」




上を見上げると「オロナイン軟膏」の丸いものが。
レトロ看板「オロナイン軟膏」




こちらにも「オロナイン軟膏」、という具合に昭和の香りがする看板のオンパレードです。
オロナイン軟膏



そして進んでいくと、ありましたよ、仁丹町名表示板!
仁丹町名表示板「鞆町後地 鞆小学校前 江の浦町」
仁丹町名表示板「鞆町後地 鞆小学校前 江の浦町」




引いて見ると、小学校は坂の上にあるようですね。
鞆小学校への入り口




これは法宣寺。
法宣寺




歩いていくと道が突き当たり右にしか曲がれないようになっております。
曲がったら何やら極小の「橋」が。どうやらこれが「ささやき橋」のようです。
ささやき橋



ささやき橋と言われるようになった由縁は

「第15代応神天皇の頃、百済より王仁博士が来日。一行を乗せた船が鞆の浦に到着した。朝廷はこの賓客をもてなすため、接待官として武内臣和多利、官妓として江の浦を当地に派遣した。ところが、この二人は仕事で何度も会ううちにすっかり恋仲となってしまったのである。橋のたもとで逢瀬を重ねる二人の仲はやがて上官の知るところとなり、密会を止めるように忠告された。しかしそれを止めることが出来なかった二人は罪を問われ、お互いが抱き合えないように後ろ手に縄で縛られると、そのまま海に沈められてしまったのである。
 ところが、和多利と江の浦が密会していた橋のたもとで、夜ごと二人がささやきあう声が聞こえるという噂が立った。そしてその橋はやがて“ささやき橋”と呼ばれるようにあったという。」

ささやき橋伝説 説明板





そんな場所にも仁丹町名表示板はありました。
ささやき橋のところを振り返ると・・・
ささやき橋付近




仁丹町名表示板「鞆町後地 ささやき橋前 江の浦町」
仁丹町名表示板「鞆町後地 ささやき橋前 江の浦町」





さらに石畳の道を歩いていくと妙蓮寺が見えてきました。
妙蓮寺





さらに進むと沼名前神社があり、参道を歩いていると売店があり、そこにまたまた仁丹町名表示板を発見。
沼名前神社参道





仁丹町名表示板「鞆町後地 沼名前神社前 祇園町」
仁丹町名表示板「鞆町後地 沼名前神社前 祇園町」


京都と異なり、鞆の仁丹町名表示板は観光案内的な役割を果たしているようですね。



そうそう、いい写真が撮れていなかったので残念なのですが、沼名前神社の鳥居。
ちょっとこれでは分かりにくいですがこの鳥居の上部分が民家に突き刺さっているんですよ。
沼名前神社参道




さらに歩いていくと安国寺が見えてきました。
備後安国寺へつづく道



足利尊氏ともゆかりがあるんですねえ。
備後安国寺説明板




上の説明板を見ていると、安国寺の釈迦堂は国の重要文化財指定なんだそうです。
備後国安寺(正面)





ということで鞆の浦仁丹町名表示板探しはまだまだ続きます。








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2014年12月6日(土)ですが、毎年恒例になっている神戸ルミナリエに行ってまいりました。
今年は20回目。テーマは第一回目と同じ「神戸 光と夢」。「あの日」を忘れないためにも継続してほしい関西にとって大切な行事の一つです。



まずは昼に点灯前の様子を会場近くまで行ったので撮ってみました。
これはこれでまた違った雰囲気ですねえ。
ルミナリエ(昼間)




さて、日が暮れて・・・会場へと足を運びました。過去2回ほどは暖かかったのですが、今年はすごく寒い!土曜ということもあり比較的混雑していて長時間並ぶのは辛いなあと思っていたら・・・・あら、意外とすんなり列は進んでくれました。




こちらもおなじみ大丸神戸店。
大丸




大丸神戸店前の神戸ルミナリエ渋滞。
大丸前の混雑





そしてお待ちかね、神戸ルミナリエ会場に到着です。
フロントーネがお出迎え。先ほどの日中写真がこういう風に美しく輝いています。
ルミナリエ フロントーネが見えてきました!





1年ぶりに来ましたが、やっぱり良い!! 光のアーチに素直に感動です。
ルミナリエ





少し左にずれて・・・奥行き感を狙ってみました。
ルミナリエ






フロントーレ






中に進んでいきましょう。ガレリアといわれる部分です。
ガレリア






ガレリア






ガレリア







そして東遊園地へ。ここはスッパリエーラと呼ばれる円形のものがあります。
色温度を変えて処理。どちらかというとこちらの方が実際の色に近いです。
スッパリエーラ



魚眼レンズを持って行っていたのでそれでも撮ってみました。ですが、なんだかイメージと違うんですよね。ルミナリエは全体が丸くなっちゃだめです。
スッパリエーラ






スッパリエーラ







スッパリエーラ







神戸ルミナリエ at スッパリエーラ







スッパリエーラ







こちらはソロピースと呼ばれるコーナ。
ソロピース








神戸市役所展望ロビーにも上がって会場を上から眺めてきました。
こちらも比較的スムーズに上がれました!
神戸市役所展望台より





大勢の人たちが会場内を笑顔で過ごしているのを見ると、「ああ、今年ももうすぐ終わるんだなあ」と毎回感慨深げになるわたしでありました。




他にもたくさん撮ってきました。 スライドショー形式でこちらからご覧いただけます。
http://photozou.jp/photo/slideshow/174607/8488559




美しいこの神戸ルミナリエは12月15日(月)までです。


神戸ルミナリエ 公式サイト → http://www.kobe-luminarie.jp 







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 今年は紅葉撮影に行けておりません。忙しかったり、熱意がなかったり・・・(^◇^;)
お気に入りの場所をさくっと巡回しただけでした。自転車で散策はするけれども止まって撮影、とまではできていないんですよね。


毎度おなじみの京都の竹中稲荷社さん。
竹中稲荷社




真如堂三重塔を狙って。
真如堂




儚さ全開の迎称寺。
迎称寺




吉田神社へ向かう階段にはいつのまにやら安全対策のためでしょう、手すりが付けられていました。
吉田神社




たまたま通りがかった宝鏡寺。
宝鏡寺




堀川通の銀杏並木は素晴らしい色付きでした。
堀川通にて




ここから見る大銀杏が素敵で毎年見ていますね。
お西さんの紅葉




ならば東本願寺にも行かなくちゃということで。
東本願寺前にて



京都タワーとの紅葉のコラボも。
東本願寺前




鴨川も健在。
鴨川




風情ある石峰寺。
石峰寺




興聖寺琴坂近くの林がいい具合でした。
興聖寺




宇治でも。
宇治




今年の連休はこんな感じでフラフラと人ごみを避けて散策しておりました。








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 すっかり後回しになってしまった感のあるこのシリーズ、忘れていませんよ。

ということで今回は4回目です。

前回の記事はこちら。
「仁丹町名表示板を探して広島県福山市の鞆へ(3)」




               +++++++++++++++++++


次は道に沿って西の方に足を向けてみました。今では車のすれ違いがしにくい細い道をしばらく歩いて行くとさっそく見つけました。
「鞆町後地 焚場跡入口 焚場町」
仁丹町名表示板「鞆町後地 焚場跡入口 焚場町」



聞きなれない「焚場(たでば)」というのは調べてみると今でいう船のドックに近い設備だそうです。木造船の船底に付着したフジツボなどや海藻などを焼き払い、乾燥させて船命を長らえさせます。この行為を「たでる」といって、その場所を「焚場」とどうやら呼んだということです。





この仁丹町名表示板がなければ見落としてしまいそうな細い路地の先がそうなのでしょうか?ちょっと入ってみましょう。
焚場へ続く細い路地




海に出ました。ここがかつてそうだったのでしょうかね。
気になったので帰宅してからさらに調べてみると今は海中に沈んでいるそうです。
「鞆物語」(http://tomomonogatari.com)というサイトを参考にさせていただきました。
焚場





目の前には鞆の海が広がっていました。のどかで都会から来るとこころから癒されます。
鞆の海




さらに西へ足を進めますと左手に神社が見えてきました。淀媛(よどひめ)神社さんです。
淀媛神社
よく見てください。写真でいうところの鳥居の左した(選挙ポスターがあるところ)に"百度石"があってそこに寄り添うように狛犬が二匹いるのがユーモラスですね。




ゆかりが書かれていましたのであとあとの資料&記念にカメラに収めておきます。
淀媛神社 起源




歴史的に相当由緒あるそうなところですがなんだかこざっぱりしているなあと思っていたら、現在の社殿は大正3年に建立されたもので、平成13年に修復されていました。どうりで。肝心の町名表示板は鳥居のところで発見です。
仁丹町名表示板「鞆町後地 淀媛神社前 平一町目」
仁丹町名表示板「鞆町後地 淀媛神社前 平一町目」




階段の先にはなにやら見晴らし良さそうな高台になっていましたから本殿にも寄ってみました。
淀媛神社




おお、結構いい眺めですね!
淀媛神社からのながめ




さて、時間もあまりないので来た道を戻り、看板探索の続きをします。
ここに来てやっと観光客らしき人を見かけました。
この道はメインの通りなのかこの狭さなのに車の往来は結構ありましたね。交通信号が設置され交互通行していました。
車一台がやっと通れるような道




海の方を見るとやっぱり港町の雰囲気たっぷりですねえ。
穏やかな港町




今度は鞆の「寺町通」に向かってみることにします。
地図を見ているとお寺がたくさん集まっているようでちょっと楽しみですね。



次回に続く。








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 11月9日(日)の午前中、まいまい京都さんのツアーに参加してきました。
と言いましても今回はいつものまち歩きではなくタイトルにもありますように座布団作りの体験イベントです!
募集開始と同時に即受付終了となった今回のミニツアーの様子を少し紹介させていただきます。




                    ++++++




【洛中高岡屋】マイ座布団をつくろう!京座布団の工房へ
~ワタ入れ、絎け、綴じ、房付け…座布団職人のレクチャー付き~






堀川五条を少し東に行ったところに株式会社髙岡さんはあります(正確には五条油小路ですね)。
株式会社高岡さん





その2階フロアで今回の座布団作り体験をするようです。
2階にて開催のようです







上がると工場兼ショールームのようになっていました。
色とりどりの製品が並んでおりましたよ。
※(株)髙岡さんに撮影許可を得ております。
商品たち






店頭販売品






参加者さんたちが事前に色見本から予約していた生地が用意されていました。
すでに縫っていて綿入れ前の状態にまで仕上げてもらっていました。
作業の前に、座布団についていろんな豆知識を教えていただき、へえ!の連続です。
事前に申し込んでいたマイ柄が用意されていました






工場に移動です。綿ぼこりがすごいのでマスク、エプロン着用です。
あたりを見るといろんな生地が所狭しと積まれています。
いろんな柄の布がストックされています






いろんな柄の布がストックされています







いろんな柄の布がストックされています






さて、職人さんによる、綿入れ作業の説明が始まります。
わたしたちが今回体験するのと同じ大きさのミニ座布団(45×49cm)。
ミニとおってもこれだけの綿を詰めていくようですよ。一同少々びっくり。
ではさっそく綿入れ作業に入ります。まずは職人さんからの説明です





さすがに手際がいいですよね。
いよいよ綿入れ作業





職人さんにより説明







綿を詰めればいいのでしょう?と割と簡単だと思っていましたが
職人さんのお手本から






職人さんのテクニックを目の当たりにするとどんどん自信がなくなっていきます(笑)・・・。
結構な力仕事






さて、いよいよ本番。3つのグループに分かれて綿入れ体験開始です。
綿のボリュームもすごい







ちゃんと職人さんが付いていてくれるので大丈夫!
綿入れ作業開始!







職人さんの見本







詰める綿を手で切ってゆき適切な大きさにしたら・・・
綿のボリュームもすごい







袋状になっている座布団生地に詰めていくんですがこれが非常に難しい!
特に手の小さな女性には厳しい~?!
女性には大変?! 綿を抑えながらの作業






そんなこんなでみなさん無事に(?!)作業を終えることができました。
一番手前のはわたしのマイ座布団(木綿・むら染めの砧青磁)です。
これはわたしのマイ座布団です。







せっかくなので「作品」を並べて記念撮影です。
みなさんいい感じですね♪
綿入れ作業終了。







さて次の工程へ移ります。
職人さんのお手本







布の端を中に入れて縫い目が見えないように縫う作業です。
布の端を中に入れて縫い目が見えないように縫う作業です。







これを「絎け」(くけ)といいます。 職人さんに教わり体験作業中!
これは一部の人の参加型。
絎け(くけ)体験作業中!







プロの作業は素晴らしいです。
これができれば自分で綿入れもできますねえ(できないけど・・・)。
プロの作業はすばらしいいいいい






さて、次は「綴じ」のレクチュアです。これは全員参加です。
中央を糸で閉じていますが今日は「三方綴じ」という手法を教わります。
京都座布団はこの三方綴じなのだそうです。他に一般的な十字に綴じる方法がありますよね。
綴じ作業のレクチュアー







座布団を表から裏までを貫くためそこそこの長さの針を使用します。
結構長めの針を使いますね。






練習用の座布団を使ってさっそくやってみました。結構おもしろいですね。
「綴じ」体験作業中






「綴じ」の作業体験中








さらに房をつける作業もさせていただきました(画像はバタバタして撮れなかったので製品を)。
ふさ






ふさ






体験はここで終了。
最終仕上げを(株)髙岡さんで行っていただき、後日マイ座布団を受け取ることとなっています。

2時間と短い時間でしたが面白い経験ができました。参加者のみなさんも満ち足りた表情をされていましたね。

洛中高岡屋さん、まいまい京都さん、楽しい企画を有難うございました。星3つです!





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この日お世話になった「洛中高岡屋」さんのサイトはこちら→http://www.takaoka-kyoto.jp
こちらは大正8年の創業の会社で、自社工場で職人さんによる手作りの布団作りを今も続けておられます。なかでも可愛らしい色形のおじゃみ座布団が人気!!







おまけ。
座布団といえばこの人ですね。サイン色紙がありました。
山田たかおさんのサインが(笑)










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