文章を書くということ(その9):書けなかった理由の核心 | 台東区入谷・浅草のピアノ教室《高島ピアノ塾》とピアニスト高島登美枝のブログ

台東区入谷・浅草のピアノ教室《高島ピアノ塾》とピアニスト高島登美枝のブログ

歴史と文化の地・台東区(浅草 入谷 上野)の《高島ピアノ塾》。
主宰者は早稲田大学出身の異色のピアニスト。
伴奏業の傍ら、東京藝大大学院で博士学位を取得。
20代から「音楽による経済的自立と社会貢献」を実践し
逆境から夢を叶えた音楽起業家人生のストーリー。

アメブロさんから

1800投稿を褒められたのを契機に

私の5年9カ月の

ブロガーライフを振り返る

短期集中連載を始めたのですが…

 

なにやら想定をはるかに超えた

長期連載になってしまいまして驚き

 

文章を書くと言うこと

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

 

まぁ、それだけ

エネルギーが溜まってたんですね。

 

自分としても

書けなかった時期を

ちゃんと総括しないと

次の一歩を踏み出しにくいですし、

乗り掛かった舟なので、

どうぞ最後まで

お付き合いくださいませm(__)m

 

内観のプロセスを

公開でここまで言語化している事案は

それほど多くないと思うので、

私と同じように

自分と真剣勝負で向き合っている方には

お役には立つんじゃないかと思います。

 

またこれでも一応、

読み物としても面白くなるよう、

多少の気は使っているので、

娯楽として

お読みいただくのも一興かとニコニコ

 

前回は、
魅力タイプ診断で「王様」と出る
リサイタルがきっかけで
自分の「王様」性に覚醒
ピアノでは枷がはずれたけど
相変わらず文章は書けない
 
...というところまでお話しいたしました。
 
 

リサイタル以外に5案件を抱えていた夏

実はこのリサイタル準備と並行して
私、3つのBIGプロジェクトを
抱えておりましたネガティブ汗
 
一つ目は拙宅の移転。
5月下旬から始まって現在も進行中。
不動産を動かすって
胆力が必要なのですが
(経験者はわかるよね)
今回は売る・買う同時進行だったから
2倍どころか2乗のパワーを要求されました。
 
二つ目は出版の話。
共著ですが、修論に基づく本が
このたび出ることになりましてニコニコ
学術書の常で、
出るのはまだ先(来年)だと思ってたら、
突如7月から急展開となり、ヤバいことにあせる
 
そして三つ目が、
ローンチマネージャー™としてのお仕事。
この夏、担当のクライアント様はなんと、
私のビジネスメンターである池田秀樹氏
 
彼が2年半ぶりに
行う大規模プロモーションで
裏方の総指揮を執るという、
師匠の軍師を任されまして…
光栄なキラキラ、しかし重すぎる任務。
 
これら3つの案件については
ネタの宝庫宝石赤宝石紫宝石ブルー(笑)ですので、
本連載終了後に
また稿をあらためて書いていきますチョキ
 
が...この3つとも、
4月に魅力覚醒講座に入って
黙々と内観を始めた後で
突然に降って湧いた事案なんですよ。
 
そもそもこの夏の私の計画は...
7/31にリサイタル
8/13からバレエ夏期講習
8/28に膝手術のため入院二泊三日
 
そう。
ちゃんとタイミングをずらして
予定を組んでいたのです。
 
ところが、4月下旬以降、
上記3つがここにがっつり重なる形で
次々と持ち上がってきた...というわけ。
 
表層意識的に見ると
まったく意図していないのに
自分の想像力を超えた大きな話が
向こうから飛び込んできたという形なので、
さすがにびっくりしましたけどね叫び
 
魅力覚醒講座をたたき台に
ひたすら内観に向かい始めたとたんに
自分の外の流れが変わり始めたので、
 
「ああ、これは、今やっている
自分深掘りが正しい方向で
作動しているというサインなんだな」
 
...という理解をして
来るものにはすべて
乗ってみることにしました。
 
幸運なシンクロニシティの連鎖は
「そのままで大丈夫、Goチョキ
という宇宙からのサインだと
バシャールも言ってましたから。
 
 

未来予想図の正しい使い方

結局のところ私は、
この夏に6つの大きなイベントを
抱えることになったのですが
不安はあまりなかったですね。
 
むしろ
「来たものに逆らわずに
できることを誠実にこなしていったら
その先にどういう未来が待っているのか、
ビフォーアフターを見てやろう」
という好奇心が強かった。
 
ま、これもまたバシャールおすすめの
「ワクワク感」にあたるんでしょうね。
 
それに、不安感がなかった理由は
もう一つありました。
それは、私が星読み星ができたから。
 
 
自分のホロスコープを解読して
今年の年運がスーパー幸運であることを
あらかじめ知っていましたし、
占星術の師匠(門馬寛明氏の直弟子)にも
相談して裏もとっていました。
 
ただね...実をいうと、
3月下旬頃はこの幸運を
別の方向に使おうと考えていました。
それは
法人化
 
登記に良い日時まで
ホロスコープから割り出してました(笑)。
 
しかし
税理士さん3人と起業家1人に相談したところ、
3対1で時期尚早という判断だったのと
「自力で動かしてる」感ばかり強くて
「流れに乗ってる感」が乏しかったので、
結局、この話は流しました。
※正確には
「やりたければやってもいいが自分ならあと2-3年待つ」が3で
「絶対やるべき」が1でした
 
法人化を流す方向に舵を切り始めた途端、
池田氏のローンチマネージャーのオファーと
転居の話が持ち上がりました凝視
 
ここから学べることは、
占いで未来が予測できるからと言って、
今の自分が想像できる程度の
ちっぽけな範囲の具体化の中に
運気を落とし込もうとするのは
もったいない使い方だということですね。
 
言い換えると、
コンフォートゾーンの中で
運気を使っているうちは
ステージアップは望めない...ということ。
 
どの占いでも
占断結果というものは
抽象度の高いことしか伝えてくれません。
それを現状とすり合わせながら
どう活用していくかのアドバイザーが
占い師の役目なんですが、
相談する側はどうしても
目の前の現実に当てはめようとしてしまう。
 
それでよい場合もあるけど、
もっと大きな飛躍のチャンスを
わざわざ狭める方向に働くときもある。
 
はからずもこの想定外案件の勃発は
私にそんなことを教えてくれました。
 
 

オンライン発信の力を再確認

で、ちょっと話がそれたのでもとに戻すと...
 
移転、出版、池田氏のプロモーションという
この3つの臨時案件の中で
私を「書くこと」へと引き戻したのは
池田氏のプロモーションでした。
 
池田秀樹氏はプロダクトローンチという
マーケティングの一手法を教える専門家で、
この手法の創始者ジェフ・ウォーカーの
世界で4人しかいない公認コーチです。
 
今回のプロモーションは
起業家にローンチを教える講座の
大幅リニューアルに伴うものでした。
 

池田氏と箱根マスターマインドにて(2024.4.26.)

 

池田氏はオンラインビジネスを
20年くらいやってきている起業家ですから
もちろんその手腕は素晴らしいキラキラのですが、
それ以上に私にとって学びとなったのは
彼のローンチへの愛と信頼、
それを起業家に伝えることへの情熱と信念でした。
 
オンライン起業によって
人生が変わる人が増えれば
その影響は周囲の人にも伝わり、
やがては大きな波となって
人類の未来をも変える。
そのために
オンライン起業の最も効果的な手法である
プロダクトローンチの
正しいやり方を伝えていきたい...
 
池田氏はこういう真摯で率直な想いを
メールやライブ、動画を通じて
ある意味、不器用なまでに
繰り返し繰り返し手を変え品を変え
語り続けました。
 
ブレない。
諦めない。
目先の反応に一喜一憂しない。
 
一人でも多くの必要とする人に
届けたいという熱意は
ほとんど祈りに近く見えましたね。
 
そして、最初は反応が薄くても
それに共感する人が
一人、また一人と増えていくのを
目の当たりに見たことで私は
オンラインで
自分の想いを
発信することの力
を再確認できたのです。
 
魂レベルからの言葉は
誰かの人生、未来を変える
きっかけになる力を持つ。
 
かつては出版界や放送業界など
マス=メディアにつながらなければ
個人が自分の想いを広く伝えるチャンスは
得られませんでしたが、
今はインターネットの発達によって
誰もがオンラインを通じて
自分の情熱や信念を伝えることができ、
それが誰かの役に立つかもしれない。
 
小田桐あさぎさんは魅力覚醒講座で
「誰もが誰かの光になる」
という名言を掲げていらっしゃいますが、
これを実現できるのが
オンライン世界での発信。
 
私は大学時代に
千葉敦子さんというジャーナリストの著書に
出会ったおかげで、
こういうオンライン世界の持つ可能性を
ン十年、信じて生きてきました。
 
そして実際に、
Webを通じて
さまざまなチャンスと
素晴らしい人たちに
めぐりあってきました。
 
なのに今は、発信に対して
後ろ向きになっている。
 
それはオンライン世界が無力なのでも
発信することが無力なのでもなく、
ただ単に自分の中の
情熱やブレない信念、世界観が
借り物だったからなんだ――
 
と、池田氏の背中を見ながら
悟ったのです。
 
 

誰の何をモデリングするかを間違えていた

起業家デビューするときに
私が「音楽起業アカデミー」の講座で
伝えたいと思っていたことは、
「音楽家として生計を立てる方法」
「成功するピアノ教室を作る方法」
でした。
 
なぜそういう講座を
作ろうと思ったかというと...
 
私は自宅教室を開講する際に
ピアノ指導者専門のビジネス塾に入りました。
そこはオンラインマーケティングの
「ノウハウ」
をひたすら教えてくれる塾でした。
 
私の場合、
情報受信する側としてのネット活用は
年季が入っていましたが、
情報発信する側としての姿勢は
その塾がきっかけで生まれたものです。
この点に関しては、
この塾と主宰者には
心から感謝していますドキドキ
 
そして、ピアノ指導者としての私は
経歴的に異色なので、
いわゆるふつーのピアノ指導者の世界の
常識がわかっていなかったため、
その辺りの情報収集も必要でした。
それを教えてくれる存在として
その主宰者に対して
敬意は払っておりました。
 
ただその一方で、
主宰者のITCやマーケティングの知識の低さ、
音楽業界での立ち位置の差による視野の狭さ、
受講生仲間のITCの弱さと昭和脳ぶりには
うんざりしていたむかっのも事実。

受講生のなかには
マウントを取ってくる
無礼者もおりましてねドクロ
「ほんと、どの口が言うんかパンチ!
「誰に因縁つけてんだよドンッ
と思いますけど。

最終的には
受講生コミュニティで発生する
こうしたトラブルに対する
主宰者の姿勢に絶望して
数年間いたこの塾を切りました。
 
(誤解のないように申し添えると、
以上はあくまでも私個人の感想です。
おそらく多くのピアノ指導者にとっては
この塾は十分すぎるほど
レベルの高いマーケティングを
指導していたと思います。
その点、この塾の存在意義は尊いといえます)
 
で、その塾に対する不服の結果、
生まれたのが
私の「音楽起業アカデミー」でした。
 
そのビジネス塾の教えに不足を感じて
「自分が本当に教わりたかったこと」
「教えてもらえないから自力で研究したこと」
を集大成したものだったのですが、
それって結局
反面教師
負のモデリング
でしょ。
自分の本当の願いや情熱から
出てきたものじゃないんですよ。
 
だから、ちょっとしたことで
すぐにブレるんです。
受講生の反応だとか
世間のタレントだとか、
外界の反応に対して
受け身で応じている状態。
 
これはダメに決まってますよね。
 
てすか、今回、
池田氏のプロ―モーションに
ローンチマネージャー™として関わったことで、
起業家としてのあるべき姿を
裏の裏まで見せていただけました。

そこでわかったこと。
起業家に最も大切なことは
情熱とミッション!
 
情熱とミッションがあれば
それを伝える言葉はおのずと湧いてくるし、
発信もできる。
 
逆に言うと、
私が今、書けなくなり発信が滞っているのは
本当の自分とはズレた部分、
優等生で世渡りして成功したノウハウを
売るために伝えようとしていたからで、
その挙句、
書くこと・発信することそれ自体まで
嫌気がさしてしまったのだと、
腑落ちすることができたのです。
 
さらに池田氏のプロモーションの
動向を見ていて
「アフターコロナの段階は終わって、
マーケットは新しいフェーズに入ったな」
という手ごたえも受け取りました。
 
これは私が今年の初夏頃から、
「もしかして、インスタ離れ、
文字回帰の動きが出始めているはてなマーク
と感じていたこととも符合しましたし、
トライブマーケティングへの
注目の高まりとも合致するな...と。
※趣味嗜好の合う狭いニッチを狙うマーケティング
 
それで、そろそろ
リハビリもかねて
発信を再開してみてもいいかも...という
気持が湧きあがってきたのですが…

ここに来てなおひとつだけ、
自分の中に引っかかるものがありました。
 
今日は相当長くなったので、
それについてはまた明日。
 
たぶん明日でラストになる...予定爆笑
 
(その10に続く)