今日5/20は高島生誕祭🎂なので
ブログはお休みにしようかと思ったけど
なんかここんとこ、毎日書いてるから
それが途切れるのも
もったいない気がして…
ちょこっとだけ
書くことに決めた💡
うまい呼吸・へたな呼吸
この世に生まれて
おぎゃあと泣いた瞬間から
今に至るまで
私たちは誰に教わることもなく
当たり前のように呼吸しているけど。
呼吸にも
「うまい」「へた」
があるんじゃないかと私は思ってる。
「うまい」「へた」という言葉が適切でないなら
「合理的」と「非合理的」でもいいし
「コスパの良しあし」でもいい。
要は
酸素をたくさん取り入れて、
二酸化炭素をたくさん吐き出せるということ。
ただこの「結果」を得るために
どのように身体を使えばよいかは
誰も教えてくれない。
深呼吸をすればいいかっていうと
話はそう単純ではない。
人によっては
「深呼吸」にも無意識のクセが付いていて、
力んではいけない部位を力んでしまって
全然「深く」吸って吐いてができていない、
ということもある。
当たり前にできていることがいい状態で行われているとは限らない
考えてみれば、
これに類することはたくさんある。
「歩くこと」「立つこと」なんかその典型。
正しい歩き方や立ち方なんて
習わなくても
幼児は勝手に立って歩き始める。
でもそのときに
身体のどこをどう使えば
力学的に良いバランスで
見た目も美しく立ち、歩けるかなんて
幼児は考えもしない。
とにかく立って歩ければ
幼児にとってはオッケー✌
でも、少し大きくなって
バレエや社交ダンスを習ったことのある人は
歩くどころか立つだけでも
習得に1-2年くらいはかかる経験を
なさったのではないだろうか。
こういうたぐいのものの中でも
最も生きる基本であり、
最も何が正しいのかがわかりにくいのが
「呼吸」じゃないかと思う。
意識と動作と呼吸法
私は音楽家なので、
演奏時の呼吸について、
よく考えたりする。
一般的な「良い呼吸」にプラスして
演奏時特有の呼吸って
あると思うのよね。
まぁ、呼吸が音に直結する
声楽や管楽器の訓練は
その典型だけど、
ピアノや弦楽器奏者も
演奏時の呼吸については
訓練の中で自分でもちゃんと考え、
指導者からも学ぶ必要がある。
昔、長く一緒にお仕事をしていた
日本バレエ界の重鎮の先生(男性)が
バレエだけでなくヨガや整体にも
造詣の深い方だったんだけど、
この方がおっしゃっていた言葉で
今も忘れられない一言がある。
それは——
「ボディワークのメソッドは
世界中にさまざまなものがあるが、
その中でも優れたものは
必ず意識と動作と呼吸法が
セットで形作られている」
というもの。
ピアノ演奏は
ボディワークではないけれど、
少なくとも上級者に対しては
意識と動作と呼吸法を
セットで教えてなんぼなんじゃないの?と
考えている私なのでした。
動作(テクニック)指導だけ、
意識(アナリーゼや表現)指導だけじゃ、
画竜点睛を欠くな…と。
そのためには
ピアノだけじゃなくて
他のボディワークや瞑想なども研究して
自分で人体実験もして
意識と動作と呼吸法の相互関連を
曲の中に落とし込んでいかないとね。
小さい子どものうちはともかく、
あるレベルに達すると、
ピアノだけ、音楽だけ深掘りしても
行き詰ってしまうポイントがある。
「四面楚歌なら次元上昇だ!」
と言ったのは、
バシャールのセッションの通訳者だった
関野直之氏だったか、
本田健さんだったか
記憶が定かじゃないけど、
まぁ、そういうこと。
ピアノの道を深めていくと
ピアノからどんどん
他のジャンルに世界が広がっていく。
ま、だからピアノを弾くって
おもしろいわけですけど😊💕
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