Kromek D3S-ID

 

 

D3S-IDは......

 

D3S-IDはRIID (核種識別装置)です。サーベーメータのように空間線量率を表示するだけでなく。検知した放射性物質を瞬時に特定してくれる優れものです。

 

D3S-IDは2x1x0.5inchiのCsI(Tl)γ線検出器で20μSv/hr(@662kev)までの空間線量率に対応 するだけでなく 放射線スペクトルの記録迅速な核種ID を実施します。

 

D3S-ID(ver2)では高い空間線量用の検出器も搭載し、1Sv/hr(@662kev)までの空間線量率そ測定できます。

 

さらに

 

D3S-IDは熱中性子カウンタも内蔵しているので、熱中性子のカウントを同時に計測します。

 

 

D3S-IDの用途は........

 

D3S-IDは核・RIによるテロを発見するために開発されました。海外では数千台のD3S-IDを警察・消防他の方が携行して街全体の安全を見守っているそうです。

 

D3S-IDはセンサー部と表示部(Android携帯)が分かれていますが、これはセンサー部を服のポケットやカバンに忍ばせて、計測していることを悟らせないためという意味もあるようです。

 

 

仁木工芸は考えました.......

 

ここまではKromeKが想定した用途になりますが、他にもっと使えないだろうか?と

 

 

Amazonで買った自撮り棒とドンキで買ったスマホスタンド(合わせて4千円くらい)

をつかって下記のような組み合わせを考えてみました。

 

 

こんな感じ。自撮り棒は伸びるので

 

天井や地面の測定も楽々です。

購入した自撮り棒はスタンドにもなったので

昨今の非接触体温計じゃないですが、出入りモニタにも使えそうです。

 

私のお気に入りは、下記youtubeにupしてありますが、郵便物・宅配便の検査です。

IDの速度もご覧いただけるので是非御覧ください。

 

 

 

 

製品の詳細はお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

安物買いで未だに現役で重宝している製品のご紹介!

 

 

 

COULAX T3

 

2019年5月にAmazonで4080円で購入したスマートウオッチ。

 

COULAXというどこの国の会社か未だに判らない製品なのですが、購入から3年半くらい経過した今でもバッテリーは元気。フル充電で1周間以上動いてくれます。

 

正確性は?ですけど、心拍、血圧、血中酸素濃度も測定できるので重宝しています。

 

その他にもカメラ制御だの多々ありますけど上記以外は全くつかったことはありません。

 

 

 

電子メモ帳

 

2019年2月にAmazonで1499円で購入した電子メモ帳、保存機能があるわけでもなくたたメモるだけのものです。(記録はスマホのカメラで撮影)

もう長いこと使っていますがまだバッテリーの交換はなし。

いまだ現役バリバリです。

一応ペンはついているけれど、めんどくさいので爪でかいたりしております。

ブランドはwecan どこの誰だろう?

 

 

 

 GeGI5

 

 

PHDS社は自社でGe単結晶を製造するGe半導体検出器メーカです。

 

 

GeGI5でできること!

 

  • γ線のイメージング 放射性物質(RI)がどこにあるかを見える化します。
  • γ線の同定 スペクトルを測定してどんなRIがあるかを自動で教えてくれます
  • γ線の定量 なんと、同定され場所が確定したRIの濃度(ベクレル)を計算します。
  • 空間線量率 GeGI5のある場所の空間線量率を表示します。
  • ピンホールカメラ GeGI5はコンプトンカメラですが、ピンホールオプションを装着すればピンホールカメラとしてより詳細な場所を教えてくれます。
  • コーデッドアパチャのオプションを実装すれば、より短時間に詳細な場所を教えてくれます。
これまでのポータブルGe検出器やコンプトンカメラはGeGI5 1台でカバーできます!
つまり.........
 
  • ポータブルGeとコンプトンカメラを2台持ち歩かなくて良い
  • 異なる操作を覚える必要はない
  • 修理やサポートをそれぞれのメーカに問合せ・依頼する必要もな
ので、ユーザの負荷と投資・維持費用を節約できます。
 
 
GeGI5のすごいところ!
 
  • Ge半導体検出器なのでエネルギー分解能が圧倒的に良い
  • 90mm直径X11mm厚の大容量なので測定効率が高い
この2点は、コンプトンカメラにとって迅速にかつ精度良く場所を示すことができることを物語っています。
優れたエネルギー分解能はアクシデント後の未知のRIに対してより多くのRIの同定を可能にします。
 
冷却は勿論!液体窒素は使いません!
 
GeGI5の冷却は勿論、スターリング冷凍サイクルによる冷却です。
液体窒素は必要ありません!
 
電源もご安心ください!
 
GeGI5はAC100V 50/60Hzでご使用いただけます。
GeGI5はホットスワップ対応のバッテリを2個搭載しています。
バッテリ1個で約1.5時間、2個で3時間のバッテリーオペレーションが可能です。
 
もっと長時間バッテリで使用できないの?
 
バッテリはホットスワップ対応なので、予備のバッテリを用意すれば動作中でもバッテリを交換して更に長時間使用することができます。
他にも、外部バッテリオプションを接続すれば6-8時間のバッテリオペレーションも可能です。
他にも、市販のAC/DCコンバータ(正弦波)を使用すればカーシガレットや12Vカーバッテリなどからの給電も可能です。
これなら移動中でも安心ですね!
 
測定事例
 
屋外で測定してみました。
雨樋からの水の流れに沿ってRIが広がっていることがわかります。
 
放射化した加速器を測定してみました
 
 
GeGIは核種毎の分布を示すこともできます。下記は左からEu152,Co60,Na22の分布を示しています。

 

 

米国での評価試験です。

 

28m離れた隣のビルの13階に置かれたHEU-235Uを測定しています。

(こんなことできるのはアメリカですね~)

GeGIは

15分(8σ)でスペクトル上で核種の同定

39分(3σ)でRIの場所を発見しました。

 

 

ピンホールでの測定例になります。

 

ヨウ素131フィルタを測定してみると、フィルタの入口側から半分くらいまでしか浸透していないことが判ります

 

 

 

10分測定を繰り返して177Lu + 175Y の放射化学カラム分離の状態をモニタリングしました。

 

 

 

 

GeGI5のデモンストレーションを御覧ください。(Youtube)

 

1:18位からげGeGI5が紹介されます。それ以前はFulcrum25の紹介です。

 

 

サポートも安心です。

 

 

GeGIをインターネットに接続可能なら、GeGI5のサポートをPHDS社、仁木工芸株式会社から遠隔で実施できます。

故障かな?と思ったら是非遠隔サポートをご用命ください。設定や使用方法の問題の多くは解決します。またメーカへの返送修理が必要な場合にも事前に状況を把握できるので迅速な対応につながります。

 

 

 

 

 

 

 

11/21-22日に東京工業大学大岡山キャンパスで開催されました第43回日本核物質管理学会敷設展示会に出展しました。

約2年ぶりの対面式展示会への参加でした。今回はハイブリッド方式の学会でしたのでご来場者は前回に比べ少なかったですが弊社展示ブースへも多くの方にお越しいただきありがとうございました。

 

 

 

KromeKからは新製品D5、D3S-ID,Raymon10,GR1,SIGMA50,TN15を実機展示させていただきました。

D5は1.5x1.5inCLLBCを搭載したRIIDです。

D3S-IDは携帯用途で開発されていますが、検出部と表示部が独立しているので手荷物、郵便物などの検査用途でもご利用いただけることをご紹介させていただきました。

 

PHDSからはゲルマニウム半導体を使用したγ線イメージャをデータ展示させていただきました。

環境・放射化物測定等の測定事例をご紹介しました。

写真右はPinholeオプションを使用して測定した事例になります。核種の場所と各々の濃度計算が実施されています。

 

RAPISCANからはTSA PRM470の実機を展示させていただきました。PRM470は高感度のγ線モニタでRIの有無を迅速に計測します。RAPISCANのハイレスポンスな性能は、より大型のトラック・自動車・歩行者用モニタも同様であることをご紹介させていただきました。

 

 

TMS社の可搬型X線検査装置を実機展示させていただきました。この装置はバッテリでの動作が可能な可搬型です。

重量は約40kg、オペレーションはすべて日本語です。