英国ヒースロー空港で航空貨物からウランが発見された!

 

このニュースはBBCよりも早く、KromeK社のLinkd inでもたらされました。

 

それは日本時間1月12日のことです。

 

News of the detection of uranium in the cargo of a plane arriving into Heathrow Airport is both alarming and reassuring.

 

この時点ではBBCでの報道がなく、未確認情報でしたが本日BBCで記事が投稿されました。(Yahooも同様のニュースを伝えています)

 

 

記事からは、英国に輸入しようとしていたスクラップの中からウランが検出されたとあります。濃縮度や量の情報はありません。

 

放射性物質を違法に移動させようとする場合、鉛や鉄等でRIを囲い、外部に放射線が漏れないようにするケースが考えられます。鉛容器等ですとX線検査で引っかかる可能性があるので今回のケースの用に廃材の中に隠すことはX線検査をすり抜けるかも知れません。

 

悪意がないとすれば、スクラップ回収時にRIが混入していたと考えられます。ウランに限らずRIは結構検査装置等に組み込まれていたり、産業利用されていますのであり得ないことではありません。

 

どちらのケースにせよ、英国の核セキュリティーは健全に機能していることが明らかになったと思います。

 

同じ島国として参考になる出来事でした。