ロバート・ケネディJRの父親は大統領選に出馬して暗殺されたロバート・ケネディ、
彼の叔父は暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領。
つまり、父親と伯父を暗殺で殺されたという悲劇的な家庭に生まれた。
そして、彼の祖父は自分の子供を二人、暗殺で殺されたジョセフ・ケネディ。
ケネディ王朝の基礎を築いたジョセフ・ケネディは、アイルランド移民の家系に生まれ、株で儲けて一代で莫大な財産を築いた。
そのお金で政界に進出、イギリス大使等を勤めたが失言により引退、
自分の野望を子どもに託し、息子を大統領にするべく莫大な財産を注ぎ、見事、ジョン・F・ケネディ大統領が誕生、
だが任期途中でジョンは暗殺され、
大統領選に名乗りをあげたジョンの弟のロバートも暗殺される。
つまり、二人の息子を暗殺で失ったのだ。
(彼は他にも息子を一人亡くしている)
ジョセフは、あくどく稼いだ、と言われている。
つまり、そんなジョセフの悪辣な振る舞いが、のちのケネディ家の呪い(ケネディ家の人は沢山、事故死や事件に遭ったりしている)を起こした、と言われている。
ケネディ家に次々と起こる不幸を、ある人々は「呪い」と呼ぶ。
一族の数人は普通の死に方をしておらず、そのうち最も有名なのはジョンとロバートで、二人はそれぞれ1963年と1968年に銃で暗殺された。
ジョンJrは1999年に妻と義姉と共に飛行機事故で死亡した。
ウィキペディアより
あくどい事をしながらも生きている間は報いを受けない人々は確かにいる、
でも、やはり自分の子孫を通して、その責任を問われるのだろう。
自分の罪は次回の生で引き継ぐが子孫を通して引き継ぐ事もあるのだろう。
この世(前世も未来生も含めて、なぜなら時間は幻想なので)は複雑に織り成された織物の様だから、自分の代だけで計算していると見誤る。
最近、習い始めた武道の先生は親が有名な先生、
だけど、その大先生は道場や一門を持たず、有名な割に細々と教えている。
不思議に思っていたら、その理由を本で知った。
「組織を大きくした人達を見てきた結果、一代の間(自分)は良くても、そのツケが子孫に回ることがあるから(自分はやらない)。」
ということが書いてあった。
やっぱり、達人と言われる人はわかるのだ、と感じた。
つまり、自分の代の間は栄えたとても、どこかで落とし前はつく、
すべての事は長い目で考えると帳尻が合う。
いくら自戒していても多くの人を率い立場にいると自分の見えないところで他人に恨みを買う機会も増えるだろう。
家の話しに戻すと・・・
そんなこんなで「家系の呪い」はあるのだろうと考えている。
だけど真面目に生きている私たちは恐れる必要もないので安心してね。
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