よく、
「私は○○座だから~」
と言っている人がいる。
(自分も記事に○○座の特徴、とか書くから言えないんだけど・・・)
実は、それはテレビや雑誌の太陽星座の一つだけで考える方法。
でも、実は、ひとつの星座(サイン)だけでは人の性質って決める事なんてできっこない。
もちろん、占星術を学ぶ過程で、星座の性質の傾向を知らないと占星術のリーディングをできないから12星座の特質・傾向性は覚える。
でも、一人の人の性質は、いろんな星座の傾向性が混ざった状態、
油絵で言うと、複雑に絵具が混ざっている状態。
一色の油絵なんてない(通常の場合)。
こういった事を考えて占星術のリーディングをするから、手の内を教えることもできる。
(○○座の才能とか。
でも、占星術師は、それだけではリーディングはしない。
占星術師は、個人のホロスコープから複雑に絡み合っている状態を読み解き、
繰り返し出てきている特質を見つけたうえで才能を導き出す。)
話を戻す。
一人の中に沢山の性質がある一つの例として、
1ハウス(アセンダント)=周りの人に与える印象や物事の始め方が、ある星座により決まるとしたら、
2ハウス=自分の持つ資質・稼ぎ方・所有物の傾向は、1ハウスの星座の次の星座により決まる
(ごく一般的な場合・時にインターセプトになったりして例外もあるが)
そんな感じで順繰りに次の星座があてはまる。
つまり、こういう仕組みになっているので、
同じ人間でも人生の場面によって、行動や振る舞いの仕方の質や方法が違くなる。
つまり、それは何を意味するかと言うと、誰もが12星座を使って生きているということ。
星座によっては自分では認識しづらかったり、強弱はあるかもしれないけれど。
(インターセプトのサインを持っている人は、より、わかりづらい、ということはあるけど)
テレビの太陽星座の占いを観ていると一つの星座だけしか自分には影響していないように思いがちだが、それは違がう。
心理学で、一人の人間のパーソナリティは沢山のサブパーソナリティから形成されているという考え方がある。
それと同じように、みな、自分の内面に12の星座の性質を持って生きているのだ。
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