発達障害7.【発達障害の支援と教育】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

発達障害に当たる人は、皆さんの周囲にも必ずいます。
アスペルガー症候群を含むASDに当たる人は全体の1%程度ですが、
ADHDは5%以上なので、家族や親戚、友人などで該当する可能性は充分あるのです。


自閉症スペクトラム~アスペルガー症候群について
注意欠如多動性障害(ADHD)について

現在、子育てをしている方々にとっても、

けして他人事ではありません。
これから親になる人たちも同様で、
生まれてくる子供が発達障害に該当するのも、
何ら不思議ではないのです。

残念ながら、僕自身、長らくADHDという自覚がなかった上、
親や学校でも適した対応を受ける事が出来ませんでした汗
その結果、精神に深く刻まれた劣等感を克服するのに、
大きな時間と労力を費やす破目になったのも、また事実です。

アスペルガー症候群、ADHDなど、発達障害を持つ人々は、
一般社会に順応する力が乏しい反面、
一般人にはない優れた特性がありますキラキラ
周囲と同じ事をする際に相当な苦労をする反面、
自らの関心事に対しては優れた結果を難なく出せるのです。
彼らに対しては、『器用さ』、『総合力』、
『平均点』、『順応性』などを求めてはいけません。
一定の基準に従わせるのではなく、
元から具わっている自主性と独創性を尊重して上げるべきですアップ
つまり、欠点を正すのではなく、長所を伸ばす事。
彼らを子に持つ親にとって、けして忘れてはならない観点です。

苦手な事を無理強いし、
失敗を繰り返させて叱り付けるような教育は、絶対にダメですだめ
そんな扱いをしたら、劣等感の虜となり、自信を失い、
あらゆる意欲がなくなってしまうでしょうした
その苦しみと危害は、周囲に激しくぶつけられる破目になります。
結果、みんなが不幸になってしまうのです悲しい

発達障害のみならず、親が子供に与える影響には

甚大なものがあります。
「三つ子の魂百までも」という言葉の通り、幼少期に施された教育が、
子の人生を半ば決めてしまうといっても過言ではありません。
具体的な教育方法について詳しくは述べませんが、
1つだけ皆さんに伝えたい事があります。
それは、他ならぬ、

アドラー心理学という素晴らしい教科書の存在です本
子供の将来を思うなら、迷わずアドラー心理学を学んでください。
そこには、親子を含めた周囲の人々全てを
自立と幸せに導く様々な知恵と教訓が散りばめられていますカービィ(宝箱星星
 

発達障害に関して参考になる部分について、

必要であれば過去記事(アドラー心理学)を参照ください。

劣等感について      教育について

 

次回は、発達障害がもたらす社会全体の課題について
考えてみたいと思いますペン