2020年2月の87号でも紹介しました、栃木県が開発した「栃木i37号」の名称が
「とちあいか」に決定しました。
2020年2月の記事 ベジフルインフォネット87号 いちご王国「栃木」
https://ameblo.jp/niigata-vegefru/entry-12574155340.html
2020年度産栃木i37号の購入者に、6つの候補から一番ふさわしい名称を
投票してもらう方法で行われました。
「とちあかり」や「とちまる」など他の候補を引き離し「とちあいか」が選ばれ、
既に商標登録などされていないか確認した上で、この名称に決定しました。
「とちあいか」は酸味が少なく甘味が際立ちます。
また、ヘタ部分がくぼんでいるので縦にカットすると切り口がハート形に見える特徴があります。
他の品種よりも早く収穫でき収量も多いので、生産者にとってもメリットのある品種です。
【とちあいか(栃木i37号)】
いちご生産量50年連続日本一の「いちご王国」栃木県は、新品種による市場テコ入れに動きだし、
高級品の「スカイベリー」とは一線を画し多くの消費者に売り込む「大衆イチゴ」として、
この「とちあいか」を販売していくようです。
栃木県は日本で唯一のイチゴ専門研究機関「いちご研究所」をもち、新品種の開発や、
栽培技術の研究を行っています。
また、2021年度には県農業大学校にいちご学科を新設し、
イチゴの栽培技術と優れた経営能力を兼ね備えた人材の育成にも力を入れることとしています。
これからも楽しみな栃木のいちごだと思います。
2020年3月開催予定でした「全国いちごサミットin真岡」は私も楽しみにしていたイベントでしたが、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期となっております。
延期ということは来年の開催が期待されますが、
それまでに新型コロナウイルスの感染拡大が収束することが条件となります。
今、頑張って新型コロナウイルスに打ち勝ち、来年開催されることを祈るばかりです。
夏のこの時期は、北海道・日高地方の「すずあかね」や
長野県・松本の「彩夏(あやか)」などの夏いちごが店頭には並んでいます。
1年中いちごが楽しめるようになってきたようです。
≪催し物のご案内≫
在来作物のおいしさと面白さ
開催日:9月27日(日)
時間:13:30~15:30
場所:新潟県立植物園
参加費:500円
申込みは電話で新潟県立植物園まで
0250-24-6465
詳細は新潟県立植物園HPまで
https://botanical.greenery-niigata.or.jp/schedule/detail/cd/293/
8月31日は野菜の日
Enjoy Vege-Fru Life!
日本野菜ソムリエ協会では毎年8月31日に野菜の日として様々なイベントを開催してきましたが、
今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴Web上で開催することとなりました。
受講生・修了生はもとより一般の方も参加できる内容となっていますので
会員の方々にも奮ってご参加ください。
野菜・果物総選挙2020
3つのアンケートの中から1つに答えるだけです。
勿論、3つ全部に回答してもよし、同じアンケートに何回応えてもOKです。
回答方法は、ハッシュタグをつけてSNSで発信するだけです。
映える写真も一緒にアップしてくださいね。(8月24日までです。)
ドレッシングレシピコンテスト
野菜をもっとおいしく食べよう
野菜をおいしく食べられるドレッシングのレシピを提案するコンテストです。
こちらもハッシュタグをつけてSNSで発信するだけですので、
自慢のレシピをこの機会に全国の野菜ソムリエさんに紹介してみてはいかがでしょうか。
新潟の自慢の野菜・果物をみなさんの視点で全国の野菜ソムリエのみなさんに紹介できる
チャンスだと思います。
また、自慢のレシピを紹介するよい機会かと思いますので、チャレンジしてみてください。
応募方法や内容の詳細については、日本野菜ソムリエ協会の下記HPで確認してください。
https://www.vege-fru.com/enjoy_vegefru/
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長かった梅雨もようやく明けて連日、猛暑日が続く中、
いまだに新型コロナウイルスの感染拡大は止まらない状況にあります。
みなさんにおかれましても十分に注意してお過ごしください。
(野菜ソムリエプロ 木村純一)