思い出の花 -71ページ目

カモメ


君と別れ初めての夏
独りで来た海は
とても静かだった

砂漠に張り付けられ
処刑される者の様に寝そべると
灼熱の太陽が肌を焦がし
静粛な熱で気持ちが渇いた

カモメが足元で見つめてる
流れる音楽に耳を傾け
無口なカモメと会話すれば
そよぐ風が せせら笑う
君と居た夏は
もう帰らない……

君とはしゃいだ夏
波が二人の足跡を消し
サラサラ夏が過ぎゆく
過去も現在も
眩しい光りに包まれ
今年の海は
とても静かだった

~残 Show~


夏は短し
それでも立秋は
まだまだ暑し
SO!残暑

何の罪を犯したか
地獄の猛火に
焼かれる大罪
誰も助けてくれやしない
もう神様なんか信じない
SO!NO!聖書

夏は短し
嫌でも初秋に
そろそろ移し
SO!短所

何の罰で責めるのか
天候の猛威に
さらされる台風
誰も汗を止められない
もう団扇なんか効かない
SO!NO!対処

夏は短し
涼しい立秋は
もやもや幻
SO!YO!残暑

旅人


メダカ住む
面影橋を渡れば
子供の頃とは違う町
道一つ増えれば
町並み変わり
何処を歩めばいいのやら

虫取れる
あの大木を訪ねれば
子供の頃の面影は無し
家一つ増えれば
土地は均され
何処に兜は居るのやら

人は みな旅人
変わる景色に
故郷を想い
変わる歴史に
昔を想い
流れ流れて
古里 遠く
流れ流され
古里 想う
何処へ歩めばいいのやら

故郷を心に宿し歩む
人は みな旅人