いつも優しい視点や言葉で
学ばせていただいている
今朝アップされていたエントリーを読んで、
鈴木真奈美さんのお父さまのご冥福を
心よりお祈りいたします。
しみじみと、久しぶりに
父のことを想い出しました…
わたしの父も、
急死でした。
予兆もなく、
突然に訪れた
永遠の父の不在…
父が亡くなる当日の朝、
寝坊して慌てて家を出たわたし（デフォ）は
最後に見た父の姿を
はっきりとは覚えていません…
父が亡くなってから、
どれ程
自分の至らなさを後悔し
どれ程
罪悪感に苛まれ
どれ程
自分を責め続け
そして、
全ては取り返しがつかない故に
決して赦すことはない
…と、想ったことでしょう…
自分を責め、
母を責め、
時折息子を責めることさえ
ありました…
わたしはとても苦しかったし、
未だに泣いてしまう日も
勿論あります…
けれど。
わたしの中の罪悪感より
父から受けた愛情の方が
ずっとずっと大きくて深い…
それは比較にならないくらい…
と気付いたことで、
ひとつずつ、
ゆっくりと
わたしの中の自責の念が
解けてゆくのが判るのです…
父の仏前には常に
たくさんのお菓子をお供えしています。
それも、
罪悪感故のこと、でした。
一人っ子で
不仲の両親それぞれから
目一杯愛されて育ったわたしは、
とてもジコチューで我が儘な
自覚があります…
特に、食べ物に関しては
食い意地が張っていたので
過去形だと想いたい… 
💧
美味しいお菓子は自分のモノ、
息子が生まれても、
仲良く 
半分こ 
余らないと父へは譲らない
…という…
母はそもそも、添加物満載のお菓子などは
却下して滅多に食べません 
亡くなってから幾らお供えしても、
もう食べられないのに…
と、
それでも自分を責めてしまうのですが、
せめてもの罪滅ぼしのように
美味しそうなお菓子を購入すると
真っ先に父へお供えしていました…
その余りの量に苦笑してしまった今朝、
ふと、
気付いたのです。
父は、
自分がお客さまからいただいた
お菓子なども、
自分で食べる前に必ず、
先ずはわたし（と息子）へ差し出し
自分の分が残らなくても
嬉しそうに
それらを食べているわたし（たち）を
見ていました…
そんな父が、
わたしがお菓子を独り占めして
父へ譲らなかったから、と
わたしのことを
責めるでしょうか
食べ過ぎることを
心配するかもしれませんが、
決して
「自分には譲らない意地汚い娘」
などと想うことはなかったハズです。
わたしは、
わたしだからこそ
父に愛されている。
そんな当たり前のことに
やっと想い当たったのでした…
何もこんなにたくさんのお菓子を
お供えする必要はないのだな…
最近のわたしは、
平日は一日一食にした影響で
間食をすることが殆どなくなりました 
賞味期限が近付いたお供えは、
息子が帰省した時に一緒に食べるか、
息子宅へ行く時に持参しています 
健康に元気に生きてゆきたいわたしは、
甘味の摂り過ぎには気を付けたいので
息子の甘党も程々に抑えたいので 
これからは、
お供えのお菓子は
減るでしょう…
けれど
今日のような予定のない
まったりとした休日の朝に
美味しい珈琲を淹れ 
父の仏前で静かに会話を楽しんだり、
月命日のお参りの時に
やはり美味しい珈琲と、
ちょっと奮発したお菓子を持参しよう…
月命日のお参りも、
毎月欠かすことなく続けているのは
結局自分の為、なのです。
そしてわたしは、
それで良い
と想っています… 
わたしも父を愛しています。
その想いに
罪悪感を抱く必要はないのだ
…と、
父の死後に
自分を癒し続けた過程を経て
やっと自分を赦すことが
できたのでした…
が嬉しく素晴らしかったことは
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