10月の学校のハーフターム(中休み)を利用して、スペインのアリカンテへ3泊4日で家族旅行に行ってきました。
去年は同じ時期にイタリアのボローニャへ
(その時の記事はこちらです→★)
★10月20日日曜日★
ロンドンのガトウィック空港からアリカンテ空港まで飛行機で約2時間半の旅。
スペイン・バレンシアの南に位置するアリカンテは、地中海に面したリゾート地で、イギリスとスペインの時差は1時間。
10月20日日曜日、宿に辿り着いたのが夕方でした。荷ほどきをして、ゆっくりお散歩をしながら、宿主から教えて頂いたタパスレストランへ向かいました。
「Explanada de España Boulevard」
(スペイン遊歩道)
宿のオーナーさんから紹介されたレストランは「El Suquet de Castanos」という落ち着いた雰囲気のレストランで、素敵でした。オーダーした物が全て揚げ物となってしまい、途中でギブアップしてしまいましたが。。。
日曜日は閉まっているレストランやタパスバーが多い中、営業しているレストランだったこともあり、助かりました。
「El Suquet de Castanos」
Carrer Castaños, 16, 03001 Alacant, Alicante
★10月21日月曜日★
朝からニコニコの子供たち。
この日はゆっくり起きて、朝食を求めながら、マーケットへ向かいました。
「Mercado Central de Alicante」
(セントラル市場)
1921年に建築されたという歴史のあるセントラル市場は、果物から野菜、魚、肉、パン、ケーキ等色々な食材が揃っていました。特に、ショーウインドーの上に、豚やウサギが一匹大胆に置かれていて、子供たちと共に目を覆いたくなりました。
市場の中に、タパスのバルもあり、ここで朝食やランチ等食べられます。ニコニコ一家は、最終日の朝食に再びこの市場を訪れました。
「Castillo de Santa Barbara」
(サンタ・バルバラ城)
アリカンテのシンボル的存在となっているサンタ・バルバラ城は、このアリカンテに滞在中、街のどこからでも眺められました。
アリカンテの住人たちはこのお城に見守られながら毎日の生活を送っているのでしょう。
標高160CMの山の山頂に立っているお城で、その歴史は紀元前3世紀まで遡り、山頂から見たアリカンテ市街の素晴らしい景色に驚きました。
アリカンテの気温は20度近くあり、旅行をするのに、心地よく調度良い気候でした。この旅行から、リズは「バギーなし」デビューを果たしました。思った以上に長く歩けることに気が付きました。
この日の遅めのランチに「Restaurante Tapenot」へ行きました。
地元料理のコース料理が食べられるというTapenot。
メインのアリカンテ風のパエリが、魚介のお出しがお米によく染みて、大変美味しかったです。お時間に余裕がある旅行者の方に、大変おすすめのレストランです。
「Restaurante Tapenot」
Calle Rafael Terol, 1, 03001 Alicante
ランチ後、お買い物をしてから宿に戻り、休んでから、夕食に繰り出しました。
初めに向かった先は「Cervecería Sento」
このタパス店も事前にリストアップしていました。バーの中はすごく小さいのですが、観光客や地元の人で大変賑わっていました。
ここでは軽くタパスを食べました。どれもお手頃価格で美味しく、旅行中に二回訪れました。
お店の方が、私たちのためにスペースを作ってくれたことも嬉しかったです。
「Cervecería Sento」
Ministra Federica Montseny, 1, 03001 Alicante
Cervecería Sentoの後、もう1軒「D’Tablas Alicante」へ。
席まで出来立てのタパスを持って来てくれるので、食べたい物をプレートから取り、お会計は、木のプレートの数から算出。
そうです、日本の回転寿司みたいなシステムでした。
しかも木のプレート1枚で1ユーロと大変リーズナブル。揚げ物が多く、重たい感じがしましたが、スパニッシュタパスバルの雰囲気が楽しめました。子供たちは好きな物を選べるので、とても楽しんでいました。
「D’Tablas Alicante」
Calle Rafael Altamira 6, 03001 Alicante, Spain
★10月22日火曜日★
アリカンテは、年間を通して雨がほとんど降らないそうなのですが、この日は朝から大雨に降られてしまいました。
宿の目の前にあるカフェで、朝食をしました。
この旅行中、待ち時間があるとトランプの「神経衰弱」(英語ではPairsと言います。)をして遊びました。写真のところどころにトランプカードが登場してきます。
私とオットが頼んだ、スペインの朝食。(左上)
オリーブオイルをパンにかけ、そのうえにトマトペーストを乗せて頂きました。
子供たちは、ホットケーキをオーダーして、二人ともペロッと完食。
朝食後は、モダン美術館へ歩いて行きました。
作品数はそこまで多くなかったのですが、美術館内で、ヒロとリズは作品の模写をしました。
この日のお昼に再び「Cervecería Sento」へ。
前夜よりに比べるとお客さんは少なかったのですが、客足が絶えることなく、常に混んでいました。
右上の写真のプレート、「Marinera」という名前で、他のお客さんに勧められたのですが、上にアンチョビが乗っており、病みつきになるほどの美味しさでした。
アリカンテの最終日の夜は、揚げ物が多いタパスに少々飽きてしまったニコニコ一家は、日本食レストランの「赤坂」へ夕食に行きました。
中国人の方がお寿司を握っていましたが、お魚が新鮮で美味しかったです。
「Akasaka」
Rambla Méndez Núñez, 27, 03002 Alicante
夕食後に、ジェラート屋さんに寄りました。
★10月23日水曜日★
最終日の朝食は、市場の中にあるバルへ。
ここでも子供たちは、トランプの「神経衰弱」をして時間調整。大体はヒロが勝ち、2番はリズ。大人はなかなか覚えが悪く。。。
マーケット内のバル、雰囲気や感じも良く、おすすめです。
Central Market
朝食後は、最後のお散歩。アリカンテ市内はそこまで大きくなく、滞在中はすべて徒歩で回ることができました。
小さな子連れの旅行者には、アリカンテは安全で、気候も良く、人も優しく、更にはお食事が美味しく、大変おすすめの場所です。
今回、はじめてホテルではなく、ゲストハウスを利用しました。
立地を意識して探したので、もちろん好立地の場所にあり、お部屋は広々として使いやすく、大満足でした。キッチンも付いていましたが、ここでお料理する機会はありませんでした。
帰りの飛行機内でヒロとリズは、リズが空港で買ってもらった新しいぬいぐるの模写をしました。
そして、今年もコックピットに乗せて頂けました。
本当にあっという間の旅行でしたが、ファミリーで有意義な時間が過ごせたことに嬉しく思いました。
来年秋はヒロの希望でポルトガルへ行く予定です。