の続きです
初めからの方は
『赤ちゃんが緊急搬送に。』
ということを聞いて
仕事場から大慌てで
来てくれた旦那さん
顔をみた瞬間
涙がまた止まらなくなって
上手く話せなくて。
『もう救急車で行っちゃったよ』
ってことと
『赤ちゃん…ダウン症かもしれない。』
ってことは
伝えたと思う。
旦那さんは『え?』
ってなってた。
予想もしない言葉だったよね。
きっと。
本当は、昨日の夜
たくさん調べて全然眠れなかったこと
ダウン症の特徴が
当てはまる気がして
不安で不安で
検索魔になって。
一人で押しつぶされそうだったこと
多分泣きながら
たくさん話したけど
正直、何にも覚えてなくて。
旦那さんはたぶん
自分のことしか考えれない
私と違って
赤ちゃんの命の心配を
一番にしてたと思う。
私は他の幸せな
産後のママたちの中で
元気な子を産んだママと同じ空間で
自分の目の前には産んだはずの
赤ちゃんがいなくて。
そんな中で過ごせる
精神状態ではなくて。
悲劇のヒロインになっていて。
『退院したい。』
とお願いして
特別に先生の許可をもらい
病院を1日目で退院。
身体が痛いとか
疲れてるとか
どうでもよかった。
とにかく病院から
逃げ出したかった。
赤ちゃんが産まれて約1日半。
いろいろ事情があり
その日は姉の家に家族3人
泊まらせてもらうことに
なったんだけど
その日のことはもうね、
なーんにも覚えてない。
何を食べたのか
何を話したのか。
何も覚えてない。
ただ、次の日の朝起きて
あぁ...夢じゃなかった...
なんでここに
赤ちゃんいないんだろう
そう思って
旦那さんに泣きついたことだけ
覚えてる。
つづく
\この時期こればっかり着てる/
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