佐渡トライアスロンで得られたもの | Nichi(ニチ)のビジネス日記

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事業や日々の出来事を書いていきます。

こんにちは、ニチ(Nichi)です。

 
先日の佐渡トライアスロンのゴールシーンがYoutubeでライブ配信していたそうで
 
私のゴールする瞬間を友達が写真撮ってくれました!!
 
さて今回長い長いトライアスロンのロング(Swim 4km, Bike 190km, Run 42.195km)に挑戦してみて
 
感じたことを簡単に書いてみたいと思います。
 
(詳細を聞きたい人がいましたら、オフ会などで飲んでる時にでも聞いてください!)

 
 
まずは挑戦しようと思った動機ですが
 
やはりトライアスリートを名乗ってるので
 
一度はロングに挑戦したいと思っていました。
 
そしてタイミング的に
 
なぜ2019年だったかと言うと
 
 
 
意外とバイクに乗っていたし
 
セコい理由としては
 
今年はいくつもトライアスロン大会に出場しようと思っていたので
 
トライアスロン連盟みたいなのに登録したから(しないとエントリーできなかったり、エントリー代が高くなったりする)
 
などなど
 
ちょうど今年かな?
 
って言う状況になったからです。
 
そして、本当は宮古島トライアスロンに出場しようと思っていたのですが
 
南米旅行と日程が被ったので
 
そちらはキャンセルしました。
 
そこで候補に上がったのが
 
 
これはアイアンマンのさらに上を行く
 
アストロマンという称号を冠している大会です。
 
(アイアンマンより距離が長い!)
 
そうと知ってしまったら
 
アストロマンになりたいじゃないですかチュー
 
という事で
 
佐渡トライアスロン大会にエントリーしたわけです。
 

 
しかし、なんせ
 
アストロマン
 
と銘打ってるくらいですから
 
半端じゃない種目なわけです。
 
なので
 
とりあえずバイクコースの下見をするため
 
5月に佐渡島へ行って
 
自主練してきました
 
 
しかし
 
ちょっとやそっと練習したくらいじゃ
 
到底完走できる気なんてしない
 
と言うより、やればやるほど
 
アストロマンの壁の高さを感じてしまいます
 
 
もう、こうなったら
 
行けるところまでやってみよう!
 
時間制限になってしまっても
 
そこまで行ければいいじゃないか!と
 
そう思ってからは
 
少し気持ちが楽になってきました。
 
そして大会2週間前から禁酒して
 
(普通の大会の時は1週間前から禁酒)
 
そして、大会終わってから輪行で帰る自信もなかったので

トランスポートサービスを利用しました。

佐渡国際トライアスロン(バイク輸送編)


こうして自分でできる範囲で大会までコンディションを整えておきました。


そして大会当日の様子はこちらで

佐渡トライアスロン2019


さて、前置きが長くなってしまいましたが

この佐渡トライアスロン(アストロマン)

とても貴重な体験でした。

まずは競技時間の長さ!!

今回トップ選手で10時間18分でした!!

(私で14時間13分)

つまり、普通の人の働いている時間以上に

運動し続けているわけです(食事も基本的に動きながら)

4km泳いで

190kmバイクを漕いで

42,195km走るんです。

どれか1つでも結構な種目なわけで

そんなのを3つも同じ日に続けてなんて



絶対無理!!

って思ってましたあせる


まず普段のトライアスロンの大会でも感じていたことですが

事前の準備が大切!!

当たり前のことなんですが、

本当にどれだけ準備しても

不測の事態って起きてしまうわけで。

そして、あらゆる対応の準備をしていては

ものすごい荷物になってしまいますし

(自分で走るわけなので、当然持ち運べる量は限られています。)

つまり

情報収集

シミュレーション

事前チェック

などなど

やるべきことはたくさんあるわけです。

(ちなみにマジシャンの仕事は準備が8割です!!)


そして

この過酷な大会を体験して

一番良かったと思えたことは

自分の弱点をモロに見せつけられたことです。


弱点と言っても

競技の弱点だけではなく

自分の内面(弱さや狡さなど)を

これでもか!!

ってほど見せつけられました。


例えば

これだけ走っていれば

当然足も痛くなるし

具合も悪くなってくるわけです。

(私の場合は運動しすぎて内蔵が痛くなってきました。)

そんな時

ドクロ『足が痛いんだから、もう無理するなよ!!』

とか

ドクロ『別にリタイヤしたって、誰も怒らないよ。ここまででも充分すごいって。』

とか

自分でやめる理由を

いくつも考えてしまうんです。


そんなのを何時間もやっていると

ふっと

昔いた

仕事がつらいと逃げ出した後輩のこととか

しんどい仕事を色々な言い訳をして逃れようとする人

とかのことを思い出してしまったんです。


そして、その時の人達と

そんな言い訳を考えている自分とが

重なって見えて

昔はそんな人達のことをダメな人だな

って思ってしまっていたのですが

人間、誰でもそういった(逃げ出したくなる)気持ちになるものなんだ

ということも改めて知ることができました。

(もちろん、トライアスロンは趣味なので

無理をせずにリタイヤするのも一つの選択だと思います。)

そんな自分の弱さ・狡さに気づけたら

まわりに対する気持ちもかなり変わりました。



あとゲストアスリートとして来ていた

松田丈志さん(競泳選手/オリンピックメダリスト Bタイプに出場していました。)が

スタート前に

『私はスタート地点に立たれているだけで、みなさんを尊敬します!』

という言葉にジーンときてしまいました。

オリンピックでメダルをとるくらいの人は

とてつもないトレーニングや経験をしてきているわけで

そんな人は

何かを達成することの難しさ、大変さが

身に染みてわかっておられるんだと思います。

そんな言葉をかけられるような

自分に厳しく、人に優しい人間になりたいと

思えた経験でした。


そしてゴール近くでは

同じ辛さを味わった戦友と

言葉は交わさずとも

どこかお互いを称えあうような雰囲気があり

そして遅い時間まで応援してくださっている人たちの

心からの祝福に

大会に出場できたことが本当にうれしく感じられました。


なので、これからもトライアスロンを続けるのはもちろんのこと

色々なことに挑戦していきたいと思います!!


トライアスロンに興味を持たれた方がいましたら

ぜひ挑戦してみてください!!


ちなみに大会当日だけで

こんなに日焼けしちゃいました晴れ


 
ぜひこちらも応援よろしくお願いします!!