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渋谷ではたらくヒストリエ

ヒストリエのつぶやき




子供と一緒に久しぶりに「舌切りすずめ」の話を見てたのですが、

すずめのお宿のおみやげで、
やさしいおじいさんは小さいつづらを選び、
家に帰って空けてみると、なかに小判がたくさん入ってます。

そして意地悪なおばあさんもすずめのお宿に行き、
おみやげに大きなつづらを選び、
空けてみるとお化けがでてくる、という話。


子供の頃は、
欲張って大きい方を選ぶと損をして、
慎ましく小さい方を選ぶと得をする、という教訓で、
おばあさんも欲張らずに小さいつづらを選んでいれば、
怖い思いをしなくて済んだのに、と思ってましたが、


改めて大人になって見てみると、
おじいさんが大きいつづらを選んだら、もっとたくさんの小判が入っていて、
おばあさんが小さいつづらを選んでも、おばけが少なくて済む程度、
という結果だったのでは?と感じました。


仕事の交渉とかでも、
うまくいった、いかなかった、というその時の結果と反省は都度ありますが、
その時の行動で変わる結果の大小は大した差はなくて、
もっと以前からの日々の信頼とか、言動とか、
そういうものの積み重ねがその瞬間の結果に凝縮されてくるのかな、
と思います。


日々の習慣が大事。
一事が万事。


日本の昔話は大人になってからも示唆を与えてくれますね。






社内の適材適所を専門業務としているキャリアエージェントでは、
全社視点、各部門の視点、個人の視点、と、さまざまな視点が絡むので、
それらをどれだけ複雑化させずにシンプルに実施していくかがとても大事です。

キャリアエージェントに関わらず、
新しいプロジェクトで多様性が広がりすぎてしまうときには、
最初にキメを作っておくことがとても大事ですね。

「キメ」とは「基本型」のことです。

キメは多すぎでも機能しないし、少なすぎても漏れがでます。

適切なサイズのキメが作れれば、
メンバーがそのなかで自分なりに工夫して自走しやすくなります。

基本のキメがあるからこそ、基本から外れた応用と工夫が生まれます。


人によって事情が違うし、とか、
営業だとクライアントは1社1社違うから、とか、
一定のキメを作ることを嫌がる人がたまにいますが、
それだと、その人にはできても組織全体を生産的に動かすことは難しくなると思います。
(もちろんキメを作らない方が良いときもありますが)


キャリアエージェントも次のステージに向けて準備が進んでいるので、
そろそろキメを見直すタイミングだな、というメモブログでした。





私の見ている部門は、
採用、技術育成、キャリアエージェントの3つのチームがありますが、
それぞれの業務の全体像をA4一枚にまとめたシートを作っています。

全体を俯瞰してみるためのシートなので「俯瞰シート」と呼んでいます。

・全体の進捗の傾向が一目で分かる。
・タスクの優先順位がつけやすくなる。
・抜け漏れが無いかチェックできる。
・全体が見えているので新しいメンバーにもすぐに引き継げる。
・メンバーに全体像を見せることで視点が高まり自走しやすくなる。

などなど、効用は多々ありますが、

慣れてない人にこのシートを作らせると、
如何に全体が見えていないか、または優先順位が間違っているか、が
良く分かります。


当たり前のことではあるのですが、
全体を俯瞰して可視化する、ということを習慣にしていくだけで
組織の生産性や自走力が変わってくるので、
リーダー層には必須のスキルとして訓練して欲しいと思います。