題名はシンプルに、パッティング(笑) | N field golf(エヌ フィールド ゴルフ)ブログ

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猪名川町・三田・川西・宝塚・西宮のゴルフレッスン

 

 

に引き続き、

 

久し振りに(笑)、

 

ゴルフレッスンに関すること

 

を少し。

 

 

 

パッティング専門コーチ

 

丸山颯太

 

ツアープロコーチ

 

の教え

 

を勉強させて頂きました。

 

 

 

 

1. 打ち出し方向(ダイレクション)
2. エイム(向き)

 

パットでボールが打ち出される方向には

「インパクトのフェース向き」が約90%

「ヘッド軌道(スイングパス)」が約10%、

影響します。

 

打ち出し方向には「打点位置」も関係します。

クラブヘッドは、

芯を外したときに「フェースのツイスト」が発生し、

トウ側に当たるとフェースは右、

ヒール側に当たるとフェースは左を向きます。

打点の安定も、方向性に対して重要になるわけです。

 

「エイム」について。

アドレス時のフェースの向きのことです。

フェースが真っすぐの状態でインパクトを迎えるために、

とても重要。

 

1. アイライン(目)
2. ボール位置(前後左右)
3. 首の前傾角度
4. 首の傾き
5. 体の向き
6. ボールの打ち出し
7. バーチカルライン

 

「アイライン」とは、

真っすぐを正確に検出する視力のことです。

最初の作業として、

ホリゾンタルライン

(ターゲットに対する横向きの直線)

“ちゃんと真っすぐ見える”

目の訓練をしないといけません。

 

「バーチカルライン」は、

ホリゾンタルラインに対する直角のラインのことです。

フェースの向きのことであり、

向きを真っすぐにしたときに、

ホリゾンタルラインがちゃんとカップを向いているか

をチェックする必要があります。

ヘッドのデザインやオフセット具合で

バーチカルラインの取りやすさも変わってくるので、

真っすぐ構えられないなら

ヘッドのデザインを変更する必要も出てきます。

 

 


3. スピード(距離感)
4. ボールの転がり&スピン

 

ボールのスピードをコントロールすることが、

パットのタッチにつながるからです。

パット巧者は

ボール初速

をコントロールして到達距離を操ります。

 

ボール初速は「打点」と「インパクトスピード」で決まります。

芯を外すとエネルギー効率が落ち、球離れのスピードも変化するため、

常に同じ所でヒットし続けることが大事。

 

「インパクトスピード」とは、

簡単に言うとヘッドスピードをコントロールすること。

1. 加速
2. 振り幅
3. テンポ(ストローク時間)
4. リズム

この4つをうまくコントロールすることで、

最終的にインパクトスピードが決まります。

 

ひとつ目の「加速」が、

インパクトスピードに大きく影響します。

ストローク中にアクセルは2回踏むもので、

クラブを動かし始める「始動」が1回目。

トップからの「切り返し」、

クラブが方向転換する時が2回目です。

 

つまり、

ストローク時間の比率が

2対1

(アドレスから切り返しが2、

切り返しからインパクトが1)

になります。

 

振り幅は

「テンポ(ストローク時間)」と

「リズム」が基準になります。

PGAツアー選手の

平均テンポ、ストロークにかける時間は

1秒。

 

始動からインパクトまで正確には0.99秒です。

さらにストローク時間に対してリズムがあり、

人それぞれで異なります。

 

振り幅、テンポ、リズムがなぜ密接かというと、

テンポとリズムは基本的にどの距離になっても変わらないからです。

変わらないというよりは変えない。

つまり、

ストローク時間とリズムを固定した中で、

振り幅によってヘッドスピードを変化させ、

ボール初速を変えているわけです。

パットの上級者は、

同じストローク時間の中で、

クラブの動く幅を変えて距離を打ち分けているのです。

 

「ボールロール」、いわゆるボールの転がりです。

僕は普段

「クインテックボールロール」

という機材を使って、

プレーヤーのボールデータを測定しています。

 

いい転がりを生むには以下の3つの要素

1. スキット
2. ランチアングル(打ち出し角)
3. スピン

 

一つ目の「スキット」とは、

インパクト後にボールが地面の上を

スライドしている状態を指します。

インパクト後、ボールは向きを変えずに

無回転で横滑りしています。

いいボールの転がりが出た場合、

スキットはカップまでの距離の約10%になります。

3mのパットだったら30cmで、

その間はグリーンの傾斜の影響をほとんど受けません。

 

スキットを安定させるために影響してくるのが、

「ランチアングル」と「スピン」です。

 

ランチアングルはショットでも使う用語で、

ボールを打ち出す高さのことです。

パットも一緒で、

ボールの打ち出す高さとスピン量が重要になってきます。

グリーン上では、

芝に沈んだ状態のボールを一度持ちあげる必要があります。

その際の適正なランチアングルが0.5度から2度。

 

ランチアングルを決める要素には二つのロフトが絡んできます。

一つは「静的ロフト」、

つまりパターのロフト角です。

もう一つが「ダイナミックロフト」、

いわゆるインパクト時のロフト角です。

ランチアングルに約80%影響してきます……。

ダイナミックロフトは主にシャフトの傾きに影響を受けます。

ハンドファーストに当たればダイナミックロフトは立ち、

ハンドレートならロフトは寝る。

 

最後の「スピン」には、

バックスピン、

フォワードスピン、

サイドスピン

の3種類があります。

バックスピンとフォワードスピンは、

ほとんどダイナミックロフトで決まる

といっても過言ではありません。

入射角とダイナミックロフトの差、

いわゆる「スピンロフト」で

バックスピンとフォワードスピンは決まります。

理論上はフォワードスピンが良くて、

バックスピンが入り過ぎると良くない。

 

サイドスピンもショットと同じように、

フェーストゥパス

(ヘッド軌道に対するフェースの向き)

のズレによって生まれます。

 

もちろん打点がトウとヒールに外れた際にも

サイドスピンが発生します。

トウ側だとフックスピンが増加して、

ヒール側に当たるとカットスピンが増加する。

パットが上手い方は、

基本的にサイドスピンは全部フック回転、

フェーストゥパスもクローズ、

つまりドローワーク(ドローの動き)の方が多い。

 


5. ストローク
6. クラブフィッティング
7. グリーンリーディング(ライン読み)

 

「ライ角通りにストロークすると、ヘッドは円弧を描く」

「フェースのローテーション」

「ロフトのローテーション」

「ライ角のローテーション」

実際

「ターゲットに対して真っすぐ動くのは

ヘッドではなくシャフト」

なのです。

テークバックではシャフトは真っすぐ動き、

ヘッドの軌道はライ角通りに自然なイン・トゥ・インを描くというのが

ニュートラルなストローク。

ターゲットに対するフェースの開閉は自然に起きるものであり、

シャフトが振り子の動きで傾くことで、

ロフトのローテーションも自然と起きます。

 

ストローク中は体の動かない部分「安定」と、

動かす部分「可動」の見極めが大事。

 

「側屈」「骨盤」「手首」のエラー

 

僕はフィッティングの際に、

三つの「L」を大事にしています。

「Length(レングス・長さ)」、

「Lie(ライ)」、

「Loft(ロフト)」。

重要度もその順番通りです。

 

僕が教えているジュニアには、

ミスヒットを補正してくれるような補助機能がついたパターを

できるだけ使わないようにしてもらっています。

ミスがミスと分かるパターを選んでもらいたい。

芯を外したら音が変化して、

フェースが振動するのもちゃんと感じとってほしい。

ジュニアの頃は感性を磨く時期。

自分の基準を見つけてほしいと思うのです。

 

 

 

 

最初はキャプト(パターの計測器)を買いました。

またクインテックという機材も扱うようになって、

キャプトでクラブの動きを見て、

クインテックでボールのパフォーマンスを見る。

他に動画を撮ってストローク中の体の動きを見ています。

ボール、クラブ、体の3つの動きを見れば、

ある程度その人のパッティングで

何が起きているのかがわかるんです」(丸山)

 

キャディさんはエイムポイントでラインを読み、

さらに傾斜計も使って、

完全にその曲がるラインを可視化していました。

これは曲がるラインのタッチの練習でもあり、

またキャディと選手のグリーンリーディングの

すり合わせにもなりますよね。

そのあとに、ストロークの練習では

ミラー(鏡)とレールを使って調整していました。

ミラーでストローク中の肩の動きなどを見て、

レールで打ち出しの確認。

 

曲がるラインの頂点に練習器具を設置して、

カップ以外のターゲットに対して

真っすぐ打っていく練習を選手にさせていました。

曲がるラインのタッチと打ち出しの練習で、

まさに本番を想定した実践的なやり方ですよね」(丸山)

 

 

 

とても勉強になります。

 

ボールスピードをコントロールできる人

常にいい距離感でストロークできる人

 

がパット巧者かな

 

と考えています。

 

 

 

また、私は、

 

パターフィッティングでは、

 

ヘッド重量

パター総重量

 

も大切ではないかな

 

とも考えています。

 

 

 

でっ、

 

私どうしたらいいの?

 

という方は、

 

プロに教えてもらった方がいい

 

とは思います(笑)。

 

 

 

それでは、皆様、本日も

 

楽しくお過ごし下さい。

 

 

 

最後まで読んで頂き、

 

ありがとうございました。

 

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よろしくお願いいたします。

 

 

 

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