[映画レビュー#76] アンダーワールド ブラッド・ウォーズ | ニールのシアター

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注意: 本記事にはグロテスクな表現を含んでおります。苦手な方、食事中の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生で初めて

 

酒でゲロりました泣

 

正直リバースなんて他人事だと思って生きていましたが、遂に自分にも限界があることを知りました。救いだったのは事故現場は自分の部屋だったこと。翌朝身震いして目が覚めたのち部屋のほとんどのものが自分の身辺含めまっさらになっていて、風呂場に自分のシーツ、布団が積まれていたのを見た瞬間に記憶が全て蘇り

 

昨日はひたすらルームメイト、友達に謝りまくっていました。もうしばらくはアルコールは十分っす。今のうちに限度を知れて良かったとかろうじてポジティブに受け取ることで、

 

 

 

 

開き直ろうと思います汗

 

嘘です。反省しております。

 

 

 

 

では昨日投稿するつもりだった「アンダーワールド 」シリーズ最新作行ってみましょう。

 

 

 


ライカンは新たなリーダー、マリウス(トビアス・メンジーズ)の統率により力が増しつつあった。彼らの狙いは、コルヴィナスから受け継がれ、混血種も生み出した、セリーン(ケイト・ベッキンセイル)と娘のイブの血。セリーンは逃亡中にして処刑の判決を言い渡されていた身だったが、バンパイア存続の危機を感じた元老院たちにより再びバンパイアの館に招かれる。

 

 

原題: Underworld: Blood Wars

R15+

全米公開: 201716

日本公開: 201717

上映時間: 92

製作国:アメリカ合衆国

 

監督: アナ・フォスター

脚本: コリー・グッドマン

原案: ケヴィン・グレイヴォー、レン・ワイズマン、ダニー・マクブライド

製作: トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェッシ、レン・ワイズマン、リチャード・ライト、デヴィッド・カーン

撮影: カール・ウォルター・リンデンロープ

音楽: マイケル・ワンドマッチャー

 

出演: ケイト・ベッキンセイル、テオ・ジェームズ、ララ・パルヴァー、トビアス・メンジーズ、ジェームズ・フォークナー、他

/ ブラッドリー・ジェームズ and チャールズ・ダンス

 

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございますm(__)m

 

 


しっかり銘打たれているわけではありませんが、これで一応完結なのかな。何度か見たんですけどおそらくそんな感じです。

 

 

近未来感と人間サイドの介入も増えて、良い感じに新章の幕開けをやってくれた前作「アンダーワールド  覚醒」の続きです。

 

過去作は全てレビューしているので是非読んでいただきたい、

 

なんなら

 

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・シリーズのレビュー記事一覧

 

「アンダーワールド 」

 

「アンダーワールド エボリューション」

 

「アンダーワールド ビギンズ」

 

「アンダーワールド 覚醒」

 

 

思い返せば「〜覚醒」はこれまでのダークファンタジー感は結構抑えめで、これでもしセリーンとライカンがいなかったらアンダーワールドらしさってもしかしたら皆無だったのかな、とちょこっと思うこともあります。が、別に同じことやるよりは多少何か新しいことをやる方が、僕は良いと思ったので前作は好意的でした。それと極論セリーンが暴れてくれれば問題ない!で、その続きなのでまた新しいものが見れるかな、何で攻めてくるんだろうと、思っていたんですよ。

 

 

 

 


今回は逆でですね、一作目、あるいは三作目のテイストを再び戻してきました。人間がほとんど介入しないような場所での銃撃戦であったり、中世の鎧やら刀やらを交えての直接対決であったり。

 

 

ということと映画の終わり方、過去作の要素の詰め合わせからして、これでひとまずの締めくくり、これで終わらせようと製作陣も考えていたと推測できます。

 

 

 

 

 

これまでのようなバンパイアによる内部の企みだったり、ルシアンっぽい男マリウスの登場含め、いつも通りのテンポで初期の大体の物語を再構築しているような一本だったと、今作を見て感じました。

 

で、今回もほとんどキャスト陣はイギリス人俳優で構成されていますが、もともと舞台やドラマで様々な時代のキャラクターを演じ慣れているキャスティングだからなのでしょう、これだけファンタジー色、中二感がすごい衣装、背景も、ちゃんと様になって見えるのはさすがだな、と思いますw

 

 


セリーンは相変わらずエロカッコいいですが、デビットとその父のトーマス、前よりも頼りがいのある人物になっていました。彼らの活躍を見れるっていう点でも正直もう一本くらい作って欲しいなんてことも感じたり。

 

 

 

 

若くして元老院入りしたセミラというエロいお姉さんも今作から登場。「シャーロック」でアイリーンをやっていたのを見ていた時点でSM調教師みたいな役をやっていたので、「え、そのキャラ「アンダーワールド 」でもやるんすか⁉︎とちょい吹きました。子分を罵りつつも愛人と称して若干押さえつけるようにアソコに顔を埋めさせるところがあるんですが、そこは普通に品がねえな、って思いました(うらやましーさー)

 

 

 

そういえばセリーン、ちゃんと剣で戦ってくれていました!三作目のレビューでソーニャはケイト・ベッキンセイルがやってればそれはそれで需要あるよね、なんてことを思っていたら!絵的なサービスアクションは今回も健在でした。

 

 

 

 

 

 

ただですね、今回初期のシリーズの風味を使って再構築するってのはですね、悪くいうと一作目の焼き直しってことなんですよ。まあその域を超えてくれれば全然問題ないと思っていたんですが、今回は悲しいことにですね

 

それ以下でした。

 

 

 

今作はですね、シリーズ史上1番予算が少なかったんですけどそれを思わせるところもちょいちょいありました。今回ロケーションにあまり変化がないです。前作が色んなところでほぼノンストップで戦っていたのでその次にこれとなると少し物寂しいです。でそこにアクションの代わりに足されるのが過去作で何度も見てきたような元老院シーン、企みからの「私たちの力で天下とるのよ、うっふん」的なドラマパート。またそれをやっちゃうんですね。これで背景や美術がもっと現代的だったり、近未来的な要素、つまりフレッシュさが有ればまだ見方が違ったと思います。それはないですし、なんなら前よりもしょぼいんですよ。だからですね、同じことの繰り返しなのでシリーズを追っているからこそ「またそれすか…-_-b」って思ってしまいました

 

 

 

 

 

脚本も微妙でした。

 

呼ぶはずだったキャストのスケジュールも結構キツかったんでしょうね、脚本での各キャラの扱いは出ていない人物も含めてなんとか工夫を凝らそうとしたんだなってわかるところもあるんです!汗 そこは「バイオハザード  ザ・ファイナル」より頑張ってる!(比べる対象おかしかったかなw) デビットの出自のこととかビクターとセミラの関係とか、色々シリーズで地続きの設定も大事にしているのはわかる!ただ、そこでたまに理解不能な行動をキャラにさせているところもあるから「おいおい」と突っ込みたくなるところもありまして…そこだけが嫌な形で目立っちゃっていました。

 

 

 

 

例えばセリーン、どうやら前作ラストの直後に娘のイブと別れてしまい、彼女のいつものモノローグによると

「安全のために娘の居場所は私も知らない」って言ってんですよ。

 

いやわかってた方がよくねえか⁉︎w

 

え何、別に問いただされてもうまくかわせるだろうし、なんならセリーンだったら交渉以前にそいつらのこと簡単にぶっ殺しちゃうだろう⁉︎w むしろセリーンより弱い娘を1人にさせる方が危険なのは明確なのに、それで「別れよう」となった思考だけはどうしても理解できませんでした。

 

 

 

 

 

それとセミラの子分バルガがセリーンの意識を不意打ちによって麻痺させるところとか、


なんでそんな大勢がいる前でやるんすかw ただでさえ戦力で困ってんのにそこでついでに「見てしまったなら生かしておけねえ!」って生徒も射殺とか、普通に考えて得より損しかないでしょうよ!!w 映像技術を見せるためのシーンだとしてもですよ、後々最終決戦でやってる描写とさほど変わらないんだし!汗

 

 

 

 

といった感じでですね

 

 

 

テイストや色彩をちゃんと継承している点で「アンダーワールド 」シリーズの良さは消えてはいないんです。消えてはいないんですが、これで終わりなのはちょっと名残惜しいですね前より見やすくなっているのに過去作の焼き直しのレベルを超えられなかったのは残念です。せめてもう一本くらいで華麗に完結して欲しかったです。

 

悔しいです!_:(´ཀ`」 ∠):

 

最終評価は59です。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

実は三年ほど前にですね、テレビシリーズ化のニュースも流れたんですよ。インターネットムービーデータベースによるとまだ企画は消えていないようなので、せめてそっちが動いてくれれば良いなぁとも思います。

 

 

次回は、日本文化勘違いとんでも映画「SUSHI GIRL」のレビューでお会いしましょう!